ひよりみっ!

ディープインパクトが三冠馬になった年からやってる日記

来月からは楽になるぞー

2008-03-31 00:22:15 | 雑記
ゆうべはドバイワールドカップ見るつもりでしたが、3時前に寝落ちしました。
今週もけっこう忙しかったからな……。

今日は給料が出たので、日本橋までDVD買いに行ってきました。
今月で、ななついろとアイマスともえたんを完走して、みなみけもおかわりは買うつもりないので、財政的には楽になりそうです。
まあ、ひだまりスケッチの2期が待ってますけど。
家に帰ってからは「true tears」の1話とおまけ見ましたけど、おまけは思ってたより短かったです。もうちょっとがんばってくれたら嬉しかったぜ。

あと競馬のG1があったので、馬券は出かける前に買っておいたんですけど、ローレルゲレイロが4着ではずれ。
ナカヤマパラダイス総流しは狙いすぎた。
もともとはローレルゲレイロにファイングレインつけて3連複総流しをやるつもりだったんですけど、ファイングレインが思ったより人気だったのでやめたのです。
どっちにせよ外れてたのでいいのですが。

今は、アトリエかぐやが出してた過去作品の廉価版をプレイ中。
メインヒロインがちょっと天然入った清純派で、中の人が愛佳でした。きゃっほーい。
でも、悲しいけどこれ痴漢ゲーなのよね……。
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true tears第12話a

2008-03-30 01:17:39 | アニメ
今週は、早めに「true tears」のあらすじ感想をまとめておくことにします。
何せ、最速の放送局では今夜が最終話なので。
あと3日ほどは、ネタバレ回避するのに必死になりそうですわ。
それでも、キミキスの件もあるので、最悪なシナリオになったら各所で話題にのぼるんだろうなあ……。
それでは、第12話「何も見てない私の瞳から…」まとめ。

オープニングは、前回ラスト、乃絵が海岸で、

「しんいちろーの、こころのそこに……ゆあさひろみ」

と歌い、眞一郎がそこに姿を現したところから。
乃絵は眞一郎には気づいておらず、じべたを地面に解放して、

「飛びなさい。……飛びなさい、ほら」

と命じます。が、じべたはもちろん飛びません。飛べないし(笑)。
そこで、乃絵はじべたを再びその手に捕まえて持ち上げます。そのようすを見て、眞一郎ははっとします。
乃絵はじべたを頭の上までかかげて、無理やり飛ばせようとしていたのです。
眞一郎は思わず、「やめろ……!」と声をあげます。
乃絵は耳あてもしてましたので、おそらく眞一郎の声は届いていなかったでしょうけど、それでもじべたを飛ばすことはなく、こうつぶやきます。

「……やっぱり、やっぱりダメなの」
「自分で決めなきゃ、楽しくないの。嬉しくないの。笑えないのね……」

そして、乃絵は捕まえられてじたばたしていたじべたを下ろして言います。

「やっぱり、自分で決めなきゃ泣けないのね……」

「飛べないあなたを軽蔑してたのは、飛べない私と同じだと思ったから。でも違った。あなたは、飛ばないことを選んでたの。胸を張って、まっすぐ前を向いて。……それは、飛ぶことと同じ」

それを聞かされていたじべたは、わけもわからないようすで地面をこつこつとつついてます。
一方、背後にいたはずの眞一郎は、いつのまにやら姿を消していました。

少し前に、私は「乃絵は、眞一郎が『飛べない』のではなく、『飛ばない』ことを選んでいることに気づいているだろう」ということを考えていましたが、これははずれていたことになります。
が、別の流れで「飛べないのではなく飛ばない」という話が出てきましたね。
乃絵にとって、飛ぶというのはこの世の苦しみや悲しみから逃れることだというのは前回に示されていました。
そんな乃絵が、泣きたいと思うようになりました。
でも、涙を流すためには、苦しみや悲しみから逃げるのではなくて、まっすぐ立ち向かっていかなければなりません。
そして、乃絵はじべたの姿を見て、自分が地上の困難から目をそらしていることを自覚したわけです。

……ならば、乃絵の涙は「辛い現実と向かい合ってそれを受け入れたとき」に流されるもので、それに従うなら乃絵エンドの線は薄いかというのがこの時点での予想。
いや、その涙を眞一郎が拭うのかもしれませんけどね。

さて、眞一郎はいつの間にやら家に帰ってました。そして、比呂美の部屋から比呂美に電話をかけています。

「……ああ、乃絵はすぐ帰ると思う。……うん。何かあったわけじゃなさそうだから、安心して。あいつにも、そう伝えてといてくれ。……うん。うん、大丈夫。じゃあ」

あそこで眞一郎が乃絵を連れて帰らなかった理由がピンと来ませんが、まだ乃絵と向かい合う自信がなかったということでしょうか。
眞一郎は、乃絵とじべたの姿を思い出して、声に出してこう言います。

「あいつは何を言ってたんだ……。じべたと自分を重ね合わせてたのは俺だ。じべたのすごさに気づかなかったのは、俺だ。すべてのことに向き合うのを避けてきたのは……俺だ!」

眞一郎は、乃絵が言ってたことを聞いてたんですね。
ということは、この言葉に打ちのめされてひとりで帰らざるをえなかった?
それから眞一郎はのそのそと押入れの中に移動してモノローグ。
ぱっと見わかりませんが、先ほどまで光に照らされていた眞一郎が、このときは影に包まれていました。

「じべたは飛ばないことを選択した。俺は、何一つ自分で選んじゃいない。踊りだって、絵本だって、乃絵だって……比呂美だって」

うわ……ここにきて比呂美を選んだことも否定しちゃいましたよ、眞一郎。
確かに、状況に流されて「全部ちゃんとするから」と言ってしまったようなところはありますが、あれは眞一郎の本心だったと思いますよ。
そんな眞一郎は、押入れにこもったまま、自分の弱さを全部声にして吐き出します。

「踊りたくなかったのは、うまく踊れなかったからじゃありません。父親と比べられたくなかったからです! 絵本が描けないのは、気分が乗らないからじゃありません。自分の限界を知るのが怖かったからです!」

……眞一郎は、はっきり言ってしまうと「どこが魅力的なのかよくわからない主人公」ですが、そこが等身大なのだと思います。
等身大すぎて、逆に感情移入できないタイプ。
ましてや、視聴者自身が認めたくない自分の弱さをデフォルメした形で持たされていては、見ていて辛くなりますわな。
でも、眞一郎はその弱さを自覚して、乗り越える決意をしました。
眞一郎は、押入れから出てきて、



「おぎゃあ」

「おぎゃあ、おぎゃあ」と、産声を繰り返します。視線の先には、バッドエンドのままの「雷轟丸とじべたの物語」があります。
先ほどのセリフから考えると、踊りと絵本をしっかりとやりとげることが「全部ちゃんとする」の第一歩と考えたということでしょう。
直後のシーンで、眞一郎の部屋に灯りがついた描写もありますから。
12話の時点で「眞一郎、ぜんぜんちゃんとしてないよ!」という意見が多く見られましたが、それは恋愛方面だけを見た感想で、眞一郎はこのとき確かな一歩を踏み出したと私は思いました。

ちなみに、眞一郎の声は両親の寝室にまで聞こえてたみたいで、ママンとかちょっと目を覚ましてました。
それにしても一緒に寝てるなんて、仲がいいなあ。
これで、最終話で眞一郎に弟か妹ができてたら笑ってやろう。

で、比呂美と眞一郎がキスするシーン、冒頭で乃絵がじべたを飛ばそうとしていたシーン、眞一郎があいちゃんに唇を奪われたシーン、いつぞやの絵本でじべたが地面をはねまわっていたシーンが回想として流れて、最後に小屋に戻されたじべたが映し出されます。
ここは現実の時間軸に乗っていて、乃絵はじべたを小屋に戻して、自宅に帰ってきたのでした。
台所では純が温かいものを用意していたのですが、そんな純に乃絵は抱きつきます。

「おい、そんなにくっつくなよ。メシが……」
「ありがと」
「え?」

「ありがと……ありがと」

メタな話になりますが、最終話のキャストコメントで高垣彩陽が眞一郎に対して、

「ありがとありがとありがとありがとう」

というコメントを残しているので、なかなか意味深に聞こえるセリフです。
そして、ゴミ箱の中には純あての大きめの封筒が捨てられていたのですが、中身については後ほど判明します。

時間は進んで祭当日の昼間。
踊り手たちは、ママンから振舞い酒をいただいたりしております。
が、眞一郎が来ないものなので、「あの……」とママンに声をかけられた比呂美がようすを見に行くことになりました。
このとき、ママンが「用意は、あなたの部屋で」と言ったあたりに、ママンの愛情を感じましたね。
そして、比呂美はまわりの男衆から、
「おっ、着替えさせてあげるの? うらやましいぞー!」
などとからかわれて、



デレデレしちゃってます。
それにしても、比呂美は何を着させても似合うから怖いなあ……。

仲上家のほうでは、丁稚さんが店先でお酒を売ってました。
何でも、三年連続で金賞を受賞した代物だそうです。仲上酒造ってすごかったんだな……。
比呂美が別の入り口から家に入ると、比呂美の部屋の扉は開いていて、そこでは眞一郎がじっと座っていました。何か眠そうなようすで。
そこで、比呂美は「手伝おうか?」と声をかけます。
その声に振り向いた眞一郎は、比呂美の着物姿に見とれてしまい、顔をそらしながら「似合ってるよ……」と一言。そして、比呂美再びデレデレ。

比呂美は、眞一郎のしたくを手伝いながら、ゆうべの話をします。

「あのあと、ちゃんと眠れたの?」
「ああ、いや、その……」
「ゆうべは、びっくりしちゃって、連絡しちゃって……ごめん」
「え?」
「この日のためにけいこしてきたのに」
「そんなの関係ないって。眠れなかったのは……いや、寝不足ぐらいがいいんだよ。テンション上がるし」

ここでふたりの会話がすれ違います。
眞一郎が口ごもったのは、寝不足の理由が絵本を完成させたことだったからでしょう。そんなこと、比呂美に言うようなことではないんで。
しかし、それを聞いた比呂美は「乃絵のためだったんだから、寝不足とかそんなこと関係ない」と、眞一郎が乃絵のことをかばったように理解したと思われます。
さらに、比呂美の不安が増大するようなやりとりが続きます。

「どこが見やすいかな」
「え?」
「メインの奉納踊り。眞一郎くんを、一番近いところで見たいなって。やっぱり、社務所のあたりかしら?」

これにしても、比呂美は「乃絵よりも」近いところを意識しているはずです。
比呂美は、眞一郎の心をつかみきれてないので、置いてかれないように必死なのです。
が、眞一郎には約束がありました。

「お祭のときには、私、一番前で眞一郎を見るわね!」

8話のラストのほうで、乃絵が眞一郎にそう言ってたんですね。
眞一郎は、比呂美の気持ちを察しきれず、こう言ってしまいます。

「そうだな……」
「すごいごった返してるし、無理して見ることないよ」

いや、「無理して」じゃなくて、比呂美は「ぜひとも」眞一郎の踊りを見たいんですがね!(笑)
でも、眞一郎にとって今回の踊りは「自分の弱さと向き合う強さをくれた」乃絵に捧げるものなので、比呂美には見せたくないという心理が働いたのかもしれません。
とにかく、比呂美はこの言葉にしょんぼりです。

そのころ、乃絵は家の中でティッシュの箱で作ってもらったニワトリを抱えながら(これを「オナバード」の一言で言い表した人はえらいな(笑))、こうつぶやきました。

「お祭、見に行かない……ちゃんと自分で決めたこと」

う~ん、この時点では、乃絵は比呂美のために身を引こうとしてたってこと?
ところが、お祭がはじまり、踊り子たちが街を練り歩くときのお囃子の音が聞こえてくると、乃絵は身体をうずうずさせて、やがて勢いよく立ち上がります。

一方、カゲのうすかったあいちゃんもここで登場ですよ。
比呂美たちの手伝いをする予定だったみたいで、「ごめんね、任せちゃって」と謝ってました。
ここで、比呂美とあいちゃんはあいさつを交わすんですが、あいちゃんが何かに気づいて視線をそちらにやり、釣られて比呂美もそちらを見ます。




そこにいたのは乃絵でした。
乃絵は何も言わずに立ち去ってしまいますが、あいちゃんは、

「眞一郎を見に来たのかな~。彼女か~」

と何気なくつぶやきます。
このセリフが、比呂美のハートに暗い火を灯しましたよ。

「彼女は私です」

そう言って、比呂美は乃絵を追いかけていきました。
残されたあいちゃんは、

「もう、私には知らないことばっかりだ……」

とため息。

比呂美は、人並みを軽やかに駆けていく乃絵を、走りにくい格好で必死に追いかけます。そして、強い口調で「石動さん!」と乃絵を呼び止めました。
乃絵は、しばらく考えるようすをみせたあと、比呂美を避けるように行ってしまおうとしますが、「待って!」と比呂美に言われて止まります。
ここで、比呂美が思いのたけを乃絵に全部ぶちまけます。

「ゆうべ……ゆうべ、眞一郎くんと何を話したの」
「……」
「眞一郎くん、言ってくれたの。全部、全部ちゃんとするからって」

ここで、乃絵が目を見開きます。眞一郎が、心の底にいる湯浅比呂美に気づいて、その気持ちと向かい合おうとしていることを察したということですかね。

「私は、ずっと眞一郎くんのことが好きだった。きっと眞一郎くんも、私のこと……。ごめんなさい、自分勝手なことを言ってるのはわかってる」

そして、比呂美の瞳に涙が浮かびます。

「でも、やっと私たち分かり合えたの。やっと私たち、素直になれたの。もう……ごめんなさい、そっとしておいて。私たち……」



こうして流れた比呂美の涙を見て、

「きれいよ。あなたの涙」

と乃絵が言ったところでBパートへ。
乃絵が比呂美の涙をそのように評価したということは、乃絵は比呂美を「飛ばない」ことを選んだ気高き人と認めたということなのかな……。
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true tears第12話b

2008-03-30 01:17:29 | アニメ
Bパート。
涙を流した比呂美の前から乃絵は無言で立ち去り、残された比呂美は、自分の顔がひどいことになっていることにようやく気づいて顔をぬぐいました。

祭のほうは、なんかサイレンが鳴って、一旦休憩に入ったようです。
その間に、眞一郎は「ちょっと……」と言って三代吉に会いに行きます。
三代吉は、あいちゃんの屋台で今川焼きを売ってました。
中身が半生で、お客さんからクレームつけられてましたけど、

「へっへへ~、ピチピチ新鮮な小麦粉使ってるんで、半生ぐらいがちょうどってね」

と愛嬌でごまかしてました。これもあいちゃん直伝か(笑)。
そのあとで現れたのが眞一郎だったんですが、三代吉は今川焼き食ってる眞一郎に「むぎは踊りの花形が、こんなとこでうろついてていいのか」とツッコミ。
しかし、眞一郎の返事は予想外のものでした。

「ほんとだ。俺、何やってんだろ」

そりゃ、三代吉ならずとも「はあ?」と言いたくなるわ。
このシーンの意味は、ちょっと理解できかねてます。眞一郎が、また逃げてる自分に気づいたってことなのかな。

さて、乃絵のほうはまた家に戻っておばあちゃんの写真と向き合っていたのですが、祭囃子が耳に障るようで、耳を手でふさぎながら、

「うるさい、眞一郎! しんいちろーのおしりのそこにもあぶらむしー!」

と大声でわめいてました。
乃絵的には、比呂美のために眞一郎のことを心から追い出そうとがんばってるのに、祭囃子を聞くと眞一郎の踊りを見たくなって仕方がないってところなのかな。
でも、それはやっぱり逃げてるってことだから……。
とちょうどこのとき、家の電話が鳴ります。

あたりは暗くなり、雪の降る街中で眞一郎たちは踊ってます。OPで映されていた風景ですね。
そんな音が遠くに聞こえてくるバイク屋まで乃絵は駆けていきます。純のバイト先です。
乃絵の手には、ゆうべゴミ箱に捨てられていた封筒が握られていて、純に会った乃絵は、息をきらしながら電話の内容を純に告げます。

「電話あった。……東京の、印刷会社から」

純は、封筒を握る乃絵の手を見て、尋常でないようすを悟り、乃絵を中に入れます。
乃絵は、純が進路を専門学校から変更したことを問い詰めます。
封筒は、専門学校からの合格通知か何かだったんですね。
すると、純は先ほど比呂美がそうしたように、自分の本当の気持ちを乃絵に告白します。

「ばあちゃんのコート……」
「え?」
「おばあちゃん死んでから、しばらく部屋に閉じこもってただろ。友達とも遊ばなくなって。俺、お前のこと守ってやらなきゃって思った、ずっと。でも、よくわからなってきて……。俺は、お前を守りたいだけなんだって思いたくて、わけのわかんないことまで……」
「お兄ちゃん?」
「俺、お前のことが好きだった」
「私も、純が好きよ」
「……でも、それより多分、もう少し好きだったんだ」

ここで、乃絵が不思議そうな顔をします。いったい、お兄ちゃんは何を言ってるんだろうと。

「そんな気持ち、持つのも変だから、だからあいつにあんなこと頼んで……」
「あいつ? わからない。私のこと、好きでいてくれることは変なこと? 何が悪いの?」

この期に及んでも、乃絵は純が自分を「女性として」好きなのだということに気づいてません。
そこで、純は大胆な方法をとります。

「……キスしていいか?」

この言葉には乃絵も戸惑います。が、純に「ガキのころはキス魔だっただろ?」と言われて、

「いいわ。そのかわり、就職のことちゃんと考え直して」

と「兄に接するように」顔を突き出します。
純は乃絵の額にキスをし、続いて頬に。
そして、最後に唇を重ねようとしたとき……。

「……!」

乃絵は本能的に後ずさりし、「お兄ちゃん?」と怯えたような声で問いかけます。
純は「やっと気づいてくれたか」と自嘲的な笑みを浮かべ、

「俺がしたいキスは、たぶんこういうキスだったんだ……」

とシスコンっぷりをカミングアウト。これには、乃絵も茫然自失です。そして純は、

「いろんなこと勝手に決めたけど、お前のそばにいることが、もう辛いんだ……」

と言って涙を流し、乃絵を置いて店を出て行ってしまいました。
残された乃絵は、石油ストーブの火をみつめながら、

「しんいちろーのこころのそこーに……わたしの、こころのそこーに……」

と口ずさんでました。
表情は、いかにも泣き出しそうですが、やはり乃絵は涙を流しません。
そして、乃絵のモノローグ。

「お兄ちゃんの気持ちにも気づかない。湯浅比呂美の気持ちにも気づかない。眞一郎の……本当の気持ちにも気づかない」

やがて、乃絵はまた海まで出ていました。
雪が舞い散り、波が荒れている海を見つめながら、乃絵は思っていました。



「何も見てない私の瞳から、本当に涙なんて流れるのかしら……」

まあ、「真心の想像力」のある乃絵なので、逃げさえしなければちゃんと答えを出せると私は思ってますけど。

踊りのほうは、奉納踊り(多分)に入っていて、

「今年の花形は、急によくなったなあ」
「あれ、確か仲上の」
「跡取り息子さ」
「でも、何で急に……」

なんて噂が観客からも聞こえてます。
そういうくらいだから、眞一郎の踊りは「ちゃんとしていた」のでしょう。
ここで、踊る眞一郎をバックにして、「雷轟丸とじべたの物語」の続きが語られます。

「気がつくと雷轟丸は赤い実に誘われて、あの丘の上に立っていました」
「飛びたい! あの赤い実を食べたせいでしょうか。この白い雪のせいでしょうか。それはわかりません。でも、雷轟丸は心の底から、そう思ったのです」



そして、眞一郎は自分の原点を思い出しました。

「そうだ。俺が絵本を描こうと思ったのは、あの瞳が、俺が飛べるって信じてくれていたから……君が」

このとき、眞一郎の瞳に映っていたのは、眞一郎の踊りを見るためにやってきた乃絵の姿でした。

「空を飛びたい! 誰のためでなく 栄光や記録のためでなく、雷轟丸は飛び立ちました」

このとき、鳥たちが羽ばたく止め絵が挿入され、さらに、



比呂美が、眞一郎をまっすぐ見つめる乃絵を見つけてしまう止め絵が入ります。
乃絵の姿を見た比呂美は、とても辛そうな顔をしていて、しばらく踊りのほうから意識が離れてしまっていました。
音楽が途切れたところで踊りが終わったことに気づき、舞台に目を戻して拍手をしたのですが、比呂美が再び乃絵の姿を探そうとしたときには、もう乃絵はそこにはいませんでした。

観客による踊りの評価はたいへん良かったので、眞一郎は踊りでは「ちゃんとできた」と言っていいのでしょう。そして、絵本もちゃんと形にしてみせましたから、これについても「ちゃんとできました」。
残るは、乃絵と比呂美のこと。
眞一郎は、刀などを両親に預けてあたりをうろうろしてましたが、乃絵を見つけるよりも先に比呂美に会ってしまいます。
というか、比呂美は眞一郎を待ち構えていたんでしょうけど。
というわけで、ふたりの会話。

「見てたよ。すごくよかった」
「ああ。比呂美、俺ちょっと……」
「……石動さんを探してるの?」
「え?」
「私、言っちゃったの。石動さんに、私たちのこと、そっとしておいてって」
「え……」
「……怒った?」
「いや、別に……。あ、俺……そろそろ行かないと。祭の打ち上げあるから」

う~ん、ぎこちない。
今回、眞一郎が叩かれてるっぽい原因はここのやりとりなんですよね。
比呂美を不安にさせるような態度を取ったこと、そして乃絵に会いに行くのに比呂美に嘘をついたこと。
だから、比呂美は間を置かずにあのセリフを唱えます。

「置いてかないで……」

そして、かつてのように下駄を片方脱ぎ捨ててもう一度、「置いてかないで……」と。

クライマックスシーン。
乃絵は学校の樹に登っていました。

「空からの眺めはどうだった?」

そのころ、眞一郎は乃絵のほうへ走っています。

「絵本描き上げたんだ!」と。

乃絵はさらに高いところを目指します。

「空から見下ろしたら、私にも見えるようになる?」

眞一郎は、ようやく学校について門を乗り越え、ニワトリ小屋のあるほうへ足を滑らせながら急ぎました。

「お前に見てほしくて。感想ほしくてさ!」

でも、ようやく眞一郎が乃絵のところへたどりついたとき、



乃絵は、樹から飛び立っていたのでした。
そして、墜落した音がどすんと響いたところで次回へ引き。


……そこかしこで「眞一郎、ぜんぜんちゃんとしてない」という感想を見かけたことは先に書きましたが、少なくとも絵本と踊りは逃げずにちゃんとやりとげたと思います。
そこには、自分が飛べると信じてくれた乃絵への真心がこもっています。
だから、乃絵と比呂美のことについても、たぶん最終回でちゃんとしてくれると思うので、物事には順番というものがあるんだくらいの気持ちで見守りたいと思ってます。
気持ちとしては比呂美エンドでしめくくってほしいですし、今回比呂美を不安にさせたのも、比呂美の不安感を視聴者に共有してほしいという意図があったものと前向きに解釈しています。
まあ他のエンドにたどりついても、眞一郎がちゃんとしてさえいれば、別にかまわないと思ってますよ。
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自分用アニメ鑑賞備忘録

2008-03-29 14:01:45 | アニメ
ぼちぼち4月なので、初回の録画を逃さないようにアニメの放送時刻をチェックして記録しておきます。
こういうのって、頭の中だけで覚えておくより、別のところにメモしておいて、それを映像で思い出したほうがより覚えやすいというのが持論。

コードギアスR2 MBS 4/6(日) 17:00
DCⅡSS サンテレビ 4/7(月) 24:00
我が家のお稲荷さま。 サンテレビ 4/?(火) 24:00
イタズラなKiss サンテレビ 4/15(火) 25:10
仮面のメイドガイ サンテレビ 4/8(火) 26:10
ドルアーガの塔 KBS京都 4/10(木) 26:00
S・A テレビ大阪 4/11(金) 25:23
狂乱家族日記 テレビ大阪 4/18(金) 26:35
ToLOVEる MBS 4/19(土) 26:55

今クールは火曜日が多いですね。
この中で一番期待しているのは「S・A」だけど、後藤邑子ちゃんはどんなヒロインを演じてくれるかな?





「…かつてこれほど自分とテイストの似たキャラを演じたことがあっただろうか?いやない。反語」ですか、そうですか。
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仕事は忙しいけど、アニメの鑑賞は遅れてない

2008-03-29 00:45:58 | 雑記
何、この萌え死にそうなゲーム。

まあ、アイマスL4Uが起動すらしてない状態ですから、手をつける気などありませんが。
それに、最近仕事が妙に忙しくて、ゲームが進みませんわ。
明日も、来週の段取りを考えると、少し仕事を進めておきたいと思ってるくらいで。
もっとも、明日は「進めたら楽」という程度で、「進めないと間に合わない」ということはありません。こういう仕事は気楽でいいです。
休みの日って、電話とかかかってこないから、すごく仕事はかどるんですよねー。
これが、変に土曜日も営業してることにすると、こちらに仕事を流してくるほうが「明日でいいや」の奥義を使ってくるので、かえって仕事の段取りが悪くなったりするものです。

それはさておき、「狼と香辛料」の最終話を見ましたよ。
全体を通じて、商売うんぬんのカラクリはいまいちよく伝わってきませんでした。
だから、ロレンスたちがピンチをどうやって切り抜けるかを推理するという楽しみは、あまりわいてきませんでしたね。
だいたい、困ったらホロが変身して全部解決しちゃうんだし(半分くらい違う)。
でも、アニメで強調したかったのはそこではなくて、ホロのかわいらしさだったと思うので、商売関連のことを軽めにしておいたのはいい判断だったと思います。

ロレンスとホロの関係って、あらためて振り返ると、

「ダメ亭主と世話焼き女房」

の典型的パターンなんですね。
別に無能じゃないんだけど、人がよすぎてうだつが上がらない男と、そんな男に対して「まったく、あんたはどうしてそんなにお人よしなのよ! そんなだから、人に出し抜かれるんだからね!」と文句たれつつも、実はそういうお人よしなところにこそ惚れているから、一生懸命になって男を支える女という組み合わせ。
この「惚れた弱み」で尽くしてくれる有能な女性キャラというのは、けっこうな数の男性が抱いているロマンだと思うのです。
いや、男女入れ替えても成立するか、これ。
いずれにせよ、ホロはそういう男心をくすぐる、とてもいいキャラであったというお話。
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ミスを取り返す機会をもらえたのだな

2008-03-28 13:45:46 | 雑記
去年の夏、横浜高校が県予選で3ラン振り逃げというボーンヘッドをやらかして、そのときのキャッチャーはどうなったのか気にしてたんですが、センバツで普通にマスクをかぶってました。
確かに重大なミスでしたが、そのミスを取り戻す機会をもらえたようで何よりです。
まあ、試合は負けちゃったけどね。
その横浜高校は、「お互い勝ち上がれば」当たるはずの常葉菊川ばかり意識していて、目の前の相手が見えてなかったとかいう噂を聞きます。
これが本当だったとしたら、

「決勝戦で待ってるぜ」

と主人公に宣言しながら、途中で未知の対戦相手に負けてしまうマンガとかのライバルキャラのようだとか思いました。
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true tears第11話a

2008-03-28 00:58:50 | アニメ
それでは「true tears」第11話「あなたが好きなのは私じゃない」のあらすじ感想を。

オープニングは、比呂美が引っ越したアパートから朝学校へでかけるシーン。
比呂美は、誰もいないはずの部屋の中に向かって「行ってきます」とあいさつしています。
まるで、扉の向こうが仲上家とつながってるみたいに(笑)。
で、現状を眞一郎がモノローグで説明。
比呂美が引っ越してから1週間がたち、停学処分もとけた一方で、眞一郎は「間が悪いらしく」乃絵とは会えてないとのこと。
つーか、会う努力をどれだけしたのやら。
いそうなところ(ニワトリ小屋の前とか)には行ったけど、姿が見えないことにほっとして立ち去る眞一郎の姿が目に浮かぶんですが。

そのニワトリ小屋の前に乃絵はいましたよ。
雷轟丸の墓の隣の小屋の中で生きているじべた(ひらがな書きが公式らしい)の姿を見て、寒そうに息をはいてました。
どちらかというと、身体よりも心のほうが寒そうな、そんな白い息。

それから、お祭の準備で華やかになっている街並みが映し出され、仲上酒造でママンが電話の応対をしている姿も見えます。
店がそういう構造になっているって初めて知ったわ。
今年はお酒の受注量も多いようで、お父さんもごきげんです。

さて、カメラは比呂美が住んでいるアパートを上空から映し出し、

「どう、わりといい部屋でしょ」
「う~ん、俺んちにも近いし、いいんじゃないか?」
「うん」

とかいう比呂美と眞一郎の会話をバックにしながら、じょじょに部屋の内部へ。
テーブルにはトーストとベーコンエッグが用意されていて、比呂美がお茶をふたり分用意しているところです。
その比呂美は、前フリもなくメガネなんか装着していますよ。
何これ、象徴的な意味あるの?

お茶を用意している間、ふたりは女子バスケ部の対抗試合の話をしています。
祭が3日後からはじまるのに、なぜそんな時期に対抗試合を組むのかとか、そういう話。
で、相手が蛍川ということで、

「相手は蛍川だろ? 男バスも……」

と眞一郎は純のことを気にしてるんですが、

「うん、男バスも応援に来るって」

比呂美のほうは「それがどうかした?」と言わんばかりにさらりと流します。
眞一郎は、比呂美はともかく、純はまだ比呂美のことが好きだと思ってるのかな。

ふたりがお茶を飲みながらくつろいでいるころに、雪が降ってきます。
比呂美が「好きだけど……嫌い」と言っていた、あの雪です。
それに気づいた比呂美が、窓辺にかけより、しばらく外を見つめてから振り返り、眞一郎にこう誘いかけます。

「私、雪の海って好き! 海いこっ!」

腰をかがめるようにして、眞一郎を見上げるような目で見て、子供のようにはしゃぐ彼女は、まるでかつての乃絵のようでした。
今は、乃絵と比呂美の立場が最初とひっくり返ってますね。
眞一郎は、そんな比呂美の態度を見てやや呆然としています。
でも、眞一郎が知っていた、笑顔の明るい比呂美というのは、今の比呂美なんだと思います。

ふたりは、思い出の竹やぶ……今は雪が降っていて景色がぜんぜん違いますが……を通り抜けて海岸に出ます。
このとき、眞一郎は比呂美の後姿を追いかけながら、

「私、涙あげちゃったから……」

と告白したときの乃絵のことを思い出してました。

「しあさってからかあ……。踊りのけいこは完璧?」
と比呂美にたずねられたときも、

「雷轟丸みたいだった! りりしくて大きくて光ってて!」

と乃絵に言われたときのことを思い浮かべており、

私も、楽しみにしてる。眞一郎くんの晴れ姿」

こんな感じで、比呂美の声が半分耳に入ってません。
この演出、比呂美派にはなかなか痛いです。
眞一郎には、比呂美のほうをまっすぐ向いてほしいのに、ほしいのに!
でも、伊藤誠みたいに、乃絵のことを「お前とはもう終わったんだよ!」と言って一方的に切り捨てるような眞一郎も見たくはないですね。
私は、ここで悩める人間だからこそ、眞一郎は優しいのだと思いますよ。
優柔不断であることを否定する気もないですが(笑)。

それから、比呂美はお父さんも花形をやっていたことをママンから聞いたという話をするんですが、眞一郎が、「うん……」とあいまいな返事をしたところで、



「なんだ、知ってたんだ……」

とちょっと寂しそうな顔を。
比呂美は眞一郎が上の空であることに気づいていながら、無理やり話をつなげたんですね。
実際、眞一郎はここでも乃絵がお祭のときは眞一郎の一番前で見てると言ったことを思い出してましたから。

で、眞一郎はメガネを外していた比呂美の横顔をじっと見てたんですが、比呂美の何かを決意したかのような瞳が眞一郎のほうに向き、比呂美が近づいてくる足元にカメラが寄って、次に比呂美の表情に緊張する眞一郎と、「置いてかないで……」という表情をしている比呂美とが交互に映し出されます。
最後に、いつものように艶かしい比呂美のくちびるのアップが映されたあとで……。



比呂美のキス攻撃きたわ。
正直なところを言うと、身体使って男を引きとめようとする女の情念を感じるよね~と。
でも、そういう比呂美のエロいところは嫌いじゃない。むしろ大好きだ(笑)。
比呂美は、全編通じて非常に女くさいキャラで、そういう点ではママンと似通っています。だからこそ、相性が悪かったんだろうと。
一方、乃絵は少女なんですね。それが、眞一郎と出会って恋を知り、無垢なままではいられなくなりつつあるのが現状。
もしかしたら、乃絵が涙を取り戻すということは、大人になるということとつながっているのかも。いや、性的な意味ではなく。
ちなみに、私は「眞一郎が比呂美と別れて、そのとき眞一郎が流した涙を乃絵がもらう」という終わり方を初期の時点で考えてました。

比呂美と眞一郎のシーンは、比呂美が「帰ろ」と言ったところでおしまい。
昼から眞一郎の家に行かないと、忙しすぎてママンが怒ってるかもとか言ってましたが、この照れ隠しっぷりは萌えどころかな。

そして、暗闇の中でケータイが鳴るところが映し出されます。
誰のケータイかと思えば、持ち主は三代吉。
公衆電話からの着信ということで、三代吉は「何だよ……」と疑問に思いますが、とりあえず取ってみると、

「元気のいい女友達、ほしくない?」

なんと、相手はあいちゃんでした。
その声を聞いてる三代吉の目が興奮してうるうるしそうになってます。
以下、店から電話をかけているあいちゃんと三代吉とのやりとり。

「その子と友達になれば、もれなくコーラと今川焼きがついてくるけど」
「俺……」
「もう一度、友達からやってみよう? 最初からセーターは無理だったんだよ。もっと簡単なやつから始めなきゃだめだったんだよ、私たち……」

ここで、店の扉が開く音がして、表にはケータイを持ったままの三代吉がいます。

「でも、いつかセーター編んでもらえるように俺、がんばるよ……」
「私も、それまでに編み物の腕、磨いとく……」

ここまで、ふたりは面と向かいながら電話越しに話してたんですが、ここで三代吉がケータイを閉じて、無言で店の中に入っていったので、その先の展開は謎。
でも、言葉通りにコーラと今川焼きをごちそうになったんじゃないかな。
このときの、向かいあっているのに電話越しに話すというやり方は、自分の気持ちを言葉に大切に乗せてるようで、見てて妙にドキドキしましたよ。

かくして、あいちゃんは眞一郎を卒業して、眞一郎の友達でない三代吉と新たな関係を始めることができました。
いろいろあったけど、一番いい形におさまったんじゃないかな。三代吉、いいやつだし。

比呂美と眞一郎は、予定通り家に戻ってきます。
このとき、わざわざ別の玄関から入ったのは、今まで一緒にいたことを悟られないようにするための工作なのか(笑)。
眞一郎は、部屋で絵本の続きを描いてます。
雷轟丸がおなかが減ったので飛ぶのをやめた次の日から。

「次の日は雨でした。横でじべたが、しきりにばたばたと羽をはばたかせていましたが、雷轟丸は悠然としていました」

雷轟丸はヘタレだなあ(笑)。
しかし、雷轟丸が眞一郎だとすると、じべたは比呂美というよりも乃絵に見えてきます。
「あなたは飛べるわ」とアピールしているみたいじゃないですか。

翌日……かな?
そうだとすると、祭の2日前。
眞一郎が学校の階段を下りていると、廊下を歩いていく乃絵の姿を見かけます。
画面に映ってるのが1秒弱で、しかもあまり目立たないところを歩いていたものだから、最初は眞一郎が誰を見かけたのかわからなかったですよ。
それを見つけられたのだから、眞一郎はちゃんと乃絵のことを気にかけていたということでもあります。
眞一郎は慌てて乃絵を追いかけますが、追いつくことはできませんでした。

そのころ、体育館では女子バスケ部の対抗試合が行われていました。
点数的には、36対24で蛍川の圧倒的リード。けっこう実力差あるみたいですね。
まあ、問題は試合がどうこうより、比呂美が蛍川の選手から執拗なファールを受けていたこと。
比呂美は「大丈夫だから」と言ってますが、朋与や高岡キャプテンは心配していて、キャプテンは審判にラフプレーのことを訴えてました。
それにしても、



比呂美、胸でかくねぇ?(笑)

それはおいといて、ここで颯爽とコートに現れたのが石動純。
純は蛍川の選手の前に立ち、

「何だよ、今の露骨な反則。何か理由ががあるなら、ここで聞くぜ」

と、審判の制止も無視して問い詰めます。
まあ、理由がわかっててこの場で言えないのも承知しているからこそできたのでしょう。
そんな態度を見て、朋与は「すごい!」と目を輝かせていましたし、ギャラリーも

「すっげ~。みんなの前で愛の告白ってやつかよ」
「あんなことやられたら、一発でその気になっちゃうぜ」

とか言ってましたが、純に比呂美をつなぎとめておくための下心があったかというと、単に責任を取ってるだけだったような気がします。
それでも、眞一郎は純の堂々とした態度を見せ付けられて、自分の気持ちに自信を失い、試合の続きを見ることもなく体育館を去っていきます。
やっぱり、眞一郎は純が比呂美を好きだと本気で信じているのか?

で、そんな眞一郎の前に三代吉が姿を現します。
三代吉は、乃絵に「呪いちゃんとかかってなかったと伝えてくれ」と言い、自分はあいちゃんでバイトするからと言ってそのまま去っていきます。
状況の突然の変化も含めて、眞一郎は戸惑うのですが、とにもかくにも眞一郎には乃絵に会うための理由ができてしまいました。
そこで眞一郎はニワトリ小屋に向かうのですが、そこには赤い実を食べているじべたの姿しかありませんでした。
そこで、眞一郎は体育館から聞こえてくる「ワーッ」という遠い叫び声を聞きます。
遠いのは、眞一郎と比呂美との距離なのか、それとも乃絵との距離なのか。

そして、眞一郎はさらに絵本の続きを描きました。

「なんと、あの10メートルの丘の上に、朝日を背に受けたじべたのシルエットがすっくと立っているではありませんか」

文章はここまでですが、直後にじべたが太陽を背に飛び立った姿が描かれています。
じべたがどうなったのか気になるところですが、ここで踊りの練習のシーンに突如切り替え。引っ張りますねえ(笑)。
練習のほうですが、眞一郎はまだ何か指導受けてました。
時期が時期なので、練習不足というよりは、集中力に欠けているってことかな?

家に戻ると、出迎える人は誰もいなくて、お父さんたちがどこかで忙しそうにしている声が聞こえてきます。
眞一郎は、冴えない表情のまま廊下を歩いていき、比呂美がいた部屋の前で立ち止まったところでBパートへ。
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true tears第11話b

2008-03-28 00:58:37 | アニメ
Bパート。
比呂美の部屋に入った眞一郎は、がらんとなってしまった部屋を見回し、かつて(ようするに5話)比呂美の部屋に入ったときのことを思い出しながらつぶやきます。

「ちゃんとするって、なんだよ……」

そのつぶやきと同時に思い浮かべていたのは、乃絵が「眞一郎、あなたは飛べるの。自分でわかってないだけ」と言ったときのこと。

「俺、何もちゃんとしてないし……。誰にも、ちゃんとしてないし……」

眞一郎は、自分の心の中に乃絵と比呂美とが同居していることは自覚してるみたいですね。
でも、乃絵には自分が比呂美に対して特別な想いを持っていることをいえないし、比呂美に対しては純と比較して気持ちの強さに自信が持てないでいる、と。
と、ここで両親たちが家に帰ってきたのを知り、眞一郎は慌てて部屋の外に出ます。
「眞ちゃん、おかえり」というママンの声が、かつてのような溺愛した感じでなくてすごく好き。
ママン、何気にファン多そうだし、今年のアニメ最萌でも予選くらいは抜けるかもね。
一方、お父さんは「むぎは踊り、楽しみにしてるぞ」と言ったあとで、絵本のことに言及します。

「で、絵本はどうした?」
「……もうすぐ、描き終わるところ」
「そうか、そっちのほうも楽しみにしてるぞ」
「うん……」
「まあ、今はとにかく、むぎは踊りの花形をやりとげることだ」
「……うん」

んー、これは「案ずるより産むがやすし」と言ってるのかな。
悩んで立ち止まるよりも、とりあえず行動してみろと。
そして、眞一郎が部屋に戻ろうとするところで、庭のほうから丁稚の少年に呼び止められます。
彼が出てくると、だいたいギャグシーンになるんだよね。

「あ、坊ちゃん、おかえりなさい。むぎは踊り、楽しみにしてますよ」



ガン無視されたwwwww

いや、その後でちゃんと部屋の窓から、

「がんばるよ!」

って返事してもらえるんですけどね。
何となく、少年が報われてよかったなあと思った瞬間。

さて、眞一郎が「もうすぐ描き終わる」と言っていた絵本が、さらに1ページ進みます。

「じべたの影は丘の上を離れます。そして、失速したじべたは、急速に地面へと落ちていったのです。その一部始終を、雷轟丸は見ました」

落ちるのかよ(笑)。
まあ、当たり前といえば当たり前の結果。

ここで、シーンは比呂美の部屋へ。
下着を含めた洗濯物が吊るされていて、生活感にあふれまくっています。
いや、別に散らかったりとかはしてませんけどね。
これで、床にペットボトルとかが散乱してたりしたら絶望する(笑)。
比呂美はお風呂に入っていて、背中のみとはいえちょっとサービスショット。
そのあと、何を思いついたのか、足を思いっきりあげて、吊るしてあったブラを引っ張ってみたり。
やってることはアホですが、比呂美なら許せる私はダメ人間。
で、比呂美は冷凍室に入れておいたガリンコをお風呂あがりにお召し上がり。



この座り方が、すごくかわいいです。
と、ここで朋与から電話。発信相手の名前を見て、すぐに嬉しそうな顔をしたあたり、比呂美は朋与のことをいい友達と思ってるんですね。
電話の用件は、高岡キャプテンのところに蛍川から謝罪の連絡があったということ。
これについては、比呂美はあまり興味を示しません。
本人も「大丈夫だから」と言ってましたしね。
それから、朋与は純の話をします。

「でもすごかったわね~、4番。みんなの前で、あんなこと言っちゃって。比呂美のこと本気で、あ……」

朋与の反応からして、朋与は比呂美の本当の気持ちはちゃんと把握してるということかな。5話では、4番のこと応援するとか言ってたけど。まあ、比呂美はそんなこと気にせずに「いいの、私、もう関係ないし……」と答えます。ここからは雑談。

「どう、ひとり暮らし」
「いまガリンコ食べてるとこ」
「あ~ずる~い。あれ、すごくいいよね~」
「うん。ひとり暮らしサイコー!」
「男も引っ張り込み放題だもんね~」
「うん!」
「ええっ! アハハハ……」

実際、引き込んでましたからね。
このアピールから、比呂美の眞一郎に対する独占欲が感じられていいです。
私も比呂美からヤキモチとか焼かれてみたいぜ……。

ここで朋与からの電話は切れるのですが、比呂美がガリンコを一口食べたところで(これを性的に解釈してた人もいたが、ここは発想が飛躍しすぎてると思ったw)、再び電話がかかってきます。
今度は、一瞬で表情を曇らせます。これで誰からかかってきたかは一発でわかるのですが、直前に朋与の電話に対する態度を見せていたので、より印象が強くなってますね。

「はい……」
「今日のことは悪かった」

電話の相手は純で、試合のことを謝っているのですが、それだけが電話の理由ではないのでしょうね。
それを察してか、比呂美は自分の率直な思いを純に告げます。

「……私たち」
「え?」
「私、いろんな人に迷惑かけた。いろんな人がイヤな気持ちになって」
「謝ってるのは俺のほうだぜ」
「ううん、ごめんなさい……。それから、ありがとう」

そこまで聞いて、純は「会わないか。会ってくれ」と比呂美に頼みます。

さらに翌日。祭の前日。
比呂美は仲上家に来て酒屋のお手伝いをしてたんですが、ママンに手配が終わったことを伝えにいったところで、

「そこの眞ちゃんの洗濯物、悪いけど部屋まで持ってってくれない?」

という重大任務を与えられます。それを聞いた比呂美は声がうわずっています。
これで、ついに仲上家の嫁として認められたのねみたいな(笑)。
どうでもいいですが、階段を上っていくときに、比呂美の長いスカートのすそから太ももがチラチラ見えて、パンツが見えるよりもよっぽどエロかったんだ。

「お前は今まで比呂美について何回エロいと言ってきた?」
「お前は今までに見たパンツの枚数を覚えているのか?」

本当にどうでもいい。
眞一郎の部屋まで来た比呂美は、ノックをして呼びかけてみますが、中に誰もいないようだったので、勝手に入って洗濯物を置いていこうとします。
が、そのとき比呂美は机の上に眞一郎が作った絵本があるのを見てしまいます。タイトルは、

「雷轟丸とじべたの物語」

比呂美が知ってる絵本は、こないだの涙をぬぐいたいうんぬんの方だけなので、明らかに乃絵のために描かれたと思われる絵本が存在することはショックだったでしょう。
ちょうどこのとき、眞一郎が部屋に戻ってきたので、比呂美は慌てて絵本を机に戻し、帰ってきた眞一郎に洗濯物を持ってきたことを告げて立ち去ろうとします。
眞一郎は、交流戦を見てたという話をしようとするのですが、比呂美はなぜか少し冷たい声で、

「眞一郎くんは、むぎは踊りがんばって」

と言って「待てよ比呂美、あいつ……」と聞こうとする眞一郎の横を通り過ぎて行きます。ここで例の止め絵演出。
ここは、純のことから話をそらそうとする意図と、乃絵のためにがんばる眞一郎のことがちょっとイヤという黒い部分とが出たと見るべき?

比呂美は、電話で純に連絡を取り、いつもの公園で会う約束をします。
純は、会って直接謝りたかったからと安心したようすをみせますが、比呂美は、

「うん。わかったから、もう気にしないで。それに、私のために、嬉しかったし」

と言いますが、すぐさま「用はそれだけ?」と厳しい態度。
純には「邪険にするなよ」といわれますが、それを無視して比呂美は自分の用件を言います。

「もう会うのも、連絡取るのもやめにしましょう。このままだと私たち、また他の人を巻き込んじゃう。あなたと会って、面と向かって言いたかったの

こりゃまたすごい意趣返し。
それでも、純は契約を盾に比呂美との関係を続けようとします。そんな純に、比呂美が一刺し。

「あなたが好きなのは私じゃない。あなたには、あの子以外の子はどうでもいいのよ。なぜわからないの……」

この言葉に、純は思いっきり動揺します。純、真性シスコンだったんですねえ。
シスコンといえば、比呂美が8話で純のことを「シスコン」って言ってましたが、これをナナリーがルルーシュに向かって言い放つMADとかないかな(笑)。

と、このタイミングで公園のそばにやってくるのが仲上眞一郎。
眞一郎は、公園から比呂美が出てくる姿を見かけて嬉しそうな表情を見せて追いかけようとしますが、その後姿を呆然と見ている純の姿も見てしまったのでした。

そして、「雷轟丸とじべたの物語」はようやくクライマックス。

「ニワトリとしての最初の飛翔。そして、その失敗による栄光は、じべたのものでした。雷轟丸はただ、臆病なニワトリたちの中の、ただの一羽にしかすぎませんでした」

「おわり」

絵本を完成させた眞一郎は、窓を開けて雪の降る屋外に向けて息をはきながら、

「こんなバッドエンド、誰が読むんだよ……。乃絵が見たら、何ていうか」

と自虐的。
じべたが乃絵だとするなら、雷轟丸たる眞一郎は自分がヘタレだと悟ったことになるので、現実には自分を殺してまで眞一郎に勇気を与えようとする乃絵を救うんじゃないかというのが私の想像。この場合は乃絵エンドね。
一方で、乃絵から与えられた勇気で比呂美に対してちゃんとするという見方もありかも。

とにかく、眞一郎は乃絵のことを思い浮かべたときに、
「そうだよな。乃絵には、見てもらわなきゃ」と考えます。

その夜遅く。
床についていた比呂美のところに電話がかかってきます。
相手が純だったので、比呂美は電話を取るなり「もう話すことは……」と言って突き放そうとしますが、純の言葉を聞いて比呂美は驚きます。

「乃絵が帰ってこないんだ!」

そして、純は比呂美に眞一郎に連絡を頼んで電話を切ります。
比呂美は、ケータイの電話帳を検索し、眞一郎のところを開いたところで手を止めます。
このとき、眞一郎がハミガキ粉と洗顔フォームを間違えたときの写真をはりつけていたところがポイント高し。
実は、こうするための写真がほしくて、あのときのことを口実にしたと思うと、何かときめいてくるじゃない?

それはさておき、そのあとの比呂美の行動がなかなか複雑で、一旦ケータイをたたんだもんだから、
「こいつ、情報を握りつぶすのか」と内心ワクワクしてたんですが(えー)、
最終的には眞一郎の部屋が外から映し出されたときに、ケータイのモーター音が聞こえたので、比呂美がヤンデレの暗黒面に落ちずにすんだと一安心。

「ごめん……寝てた?」
「絵本描いてた」
「……」
「もしもし、比呂美?」
「……雷轟丸と、じべたの物語」

ここは、比呂美が「今も乃絵のことを考えてたんだ……」と嫉妬したと考えるところですかね。
実際は、比呂美を思う絵本を描いてたのかもしれませんが。

「え?」
「ううん、何でも」
「そう。こんな時間に、どうした?」
「……石動乃絵が、帰ってこないって」
「え!?」
「お兄さんが、眞一郎くん居場所知らないだろうかって」
「わかった。すぐ探してみる。何かわかったら、すぐ連絡くれ!」
「眞一郎くん? 眞一郎……」

ここで、一方的に電話が切られます。
比呂美から見れば、眞一郎が今でも乃絵のことを大切に思っていることがわかってショックな場面ですな。

眞一郎は、「雷轟丸とじべたの物語」を持って雪の中を走ります。もちろん純も。
残された比呂美は、暗い室内のベッドの上で、暗い目で何かを考えています。
考えているのは、きっとこういうこと。

あなたが好きなのは私じゃない

比呂美派としては、「あなた=眞一郎」というのはあまり想像したくない展開でした。
でも、比呂美は眞一郎のことを「あなた」とは呼ばないので、きっと純のことに違いないと思っており、実際そのように使われたセリフなんですが、これが比呂美が心の中で考えていたことだとするならば、ぜんぜん問題がないんですねえ。

さて、乃絵はニワトリ小屋の中で眠っていました。
やがて目を覚ました乃絵は、じべたに向かって言います。

「やっぱり私、お前の気持ちはわからないわ……」

この「お前」というのは、誰に対するメタファーなのか。
今までは比呂美と思ってたのですが、この時点では眞一郎なのかも。
乃絵はふところから赤い実を取り出してばらまきます。じべたはそれをついばみます。
それから、乃絵は宗教めいた話を。

「この地上には、苦しいことが、つらいことがたくさんあるわ。飛びたい。すべてから逃れて、自由に羽ばたきたい。そう願ったほうがきっと楽なのよ、じべた。じべた、私が飛ばせてあげる」

乃絵がこんな後ろ向きなことを考えてるというのは少しだけ驚きましたが、電波っぽいのはその裏返しと考えると自然なようにも思います。
で、「逃げたほうが楽」みたいなことを言ってるので、眞一郎が「逃げちゃダメだ」という話をしてくれるんじゃないかな。
本人は「ちゃんとする」と言いながらちゃんとできてないんだけどさ(笑)。

眞一郎はニワトリ小屋までやってきますが、小屋の中に毛布が残されているのを見て、乃絵がじべたを連れてどこかへ行ったことを知ります。
その瞬間、眞一郎は乃絵のこのセリフを思い出します。

「そうね。あなたが飛ぶところは、ここじゃない」

(あれは、別れの言葉……?)

そうと気づいた眞一郎は、慌てて駆け出していきます。目指しているのは、別れのセリフを告げられた海岸。

はたして、乃絵は海岸のほうへ向かっていました。

「あぶらむしー。眞一郎の、足の裏にもあぶらむしー。眞一郎の、帽子の中にもあぶらむしー」

乃絵の歌声は微妙に調子が外れており、身体もふらふらと揺れて危なっかしいです。まるで、少し触っただけで壊れてしまいそうな、そんな気配。

「……お尻のそこーにあぶらむしー」

そして、やがて防波堤の一番端っこへ。ここで、

「しんいちろーの……」

乃絵の歌が途切れます。おそらく、使える場所を全部使い切ったんです。
そして、残っている場所を必死に探して探して、みつけたのが、

「しんいちろーのこころのそこーに……」

「ゆあさひろみ」



ここで、ようやく眞一郎が乃絵のことを見つけたところで次回へヒキ。

気になるのは、あぶらむしの歌の最後の部分を眞一郎が聞いたかどうかなんですけど、聞いたんでしょうねえ。
別記事に書きましたが、キミキスの結美スレを見てたら、比呂美スレの住人が現れて、仲間扱いしてもんだから12話を見るのが怖いのね。
私は、比呂美エンドを望みつつも、眞一郎の感情にさえついていければ乃絵エンド、はたまた誰ともくっつかないエンドになっても構わないんですが、ひっくり返すのならどういうひっくり返され方をするのかが非常に気になる……。

とにかく、BS11で放送されるまでにこれを書き切れてよかったです。
ここでは、放送を見た直後の、先の展開を知らない状態での感想などを残しておくことを目標にしているので。
あとで自分で見たときに、あのときはバカなこと考えてたなあとか、そういうふうに楽しめるんですよ、これが。
では、22時間半後をガクブルしながら待つことにします。
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沸点の低い人は怒られるのに案外なれてないらしい

2008-03-27 19:43:27 | 雑記
今日はどうにか仕事が18時に終わりました。
風呂に入ったら、4時間くらいかけて更新作業に入ります。お察しください。

で、仕事中のこと。
とりあえずのヤマは昨日越えたんですけど、少し低い次のヤマが待ってまして、そちらは月曜日が現場のくせに、いまだにデータが全部出揃ってないという状態です。
それでも、できる範囲で進めようとしたところで、先方に連絡をとってみたわけです。

「とりあえず、今日出来る分が進めておこうと思うんですけど」
「いつできる?」
「え~と、今日中には」

うちでインクジェットプリントしたものを板に貼り、それをさらに加工する必要があるので、金曜日一日あれば大丈夫と思ったわけですわ。すると、こんなことを言われました。

「今日って何時や。できたんやったら、夜中でも取りに行くで!」

……それはつまり「こっちに夜中に取りに来させるつもりか! さっさと作れ!」という意味で言っているのか? そのうえで、さらにわけのわからないことを。

「あんたんところ、明日いてへんねやろ。だいたい、土曜日に普通に休んでるところになんか、仕事よう頼まれへんで」

さすがにこの言い方にはカチンときたので、貼り担当の人に都合を確認して、15時半には完成するということを確認したうえでこのように連絡。

「15時半にはできます」
「おお、えらい早いな」
「早いなじゃないでしょ! そっちが『夜中に取りに来るわ』とかイヤミ言うから、最優先でやってるんです!」

すると先方は「そういうつもりじゃなかった」と。
こちらが忙しいのを理解したうえで、完成したらこちらからいつでも取りにいくと気をつかったというのが先方の言い分。
そもそも、何が問題の発端だったかというと、先方が「明日は土曜日でうちが休み」と勘違いしていたことにあって、

「明日は金曜日なので、うちはちゃんと仕事してます。仕事があればちゃんと土曜日にも出てきますし、そんなふうにバカにされる覚えはないんですがね!」

と全力で怒ったら、先方さんは言い訳を重ねるばかり。
この人、普段から怒ってばかりでかなり沸点が低い人なんですが、こういう人は、他人が「本当は怒ってるんだけど我慢している状態」というのがわからないみたいです。
だから、いざ怒られるとびっくりしてしまう、と。

まあ、寝不足で気がたっていたせいもありますが、ひさびさに本気で怒ったそんな一日。
前にガチで怒ったのは、自分の勘違いで集合に遅れたくせに、遅れた原因を「お前が連絡のときに余計なこと書いたから」といって責任なすりつけられたときだったかな。
だいたい、集合時刻が変わったら、変わった時刻を改めて連絡するだろうに……。
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世界樹の迷宮2/12階に到達

2008-03-27 00:17:23 | 世界樹の迷宮2
最近プレイペースが落ちている「世界樹の迷宮2」。
今日も、家に帰ってプレイしたのはアイマスのほうでしたし。
アイマスは、5週目ブーストメールが来た→敏腕拾った→10週目ブーストメールが来た→ルーキーズ受けた→2週連続でブーストメール→TOP×TOP受けたという流れでランクDに。
そして、今も敏腕を拾っている状態です。
つまり、5週目から14週目まで、ブーストされていないのは9週目のみという引きの強さ。レッスンさせるひまがない……。

それでは、話を本題に戻して以下ネタバレ。
といっても、私より先に行ってる人のほうが多いんですが。







第3階層は雪国でした。
敵に雪だるまとか出てきます。仲間を呼ぶので、道場プレイをするならここということかも。
しばらく歩いてたら、低くなってる壁の向こうに階段が見えたので、まずは隠し通路の開通地点を確認。
第2階層では、これを怠って時間かかったからね……。

f.o.eの位置は知覚で確認してましたが、行動パターンがわかってないので適当に歩いてました。
すると、宝箱の近所でいきなりf.o.eに襲われました。
そういえば、壁が低いんだったか。
敵はプテラノドンみたいなの。
まずは、挑発使ってから普通に殴り。

→ことのはが200ダメージくらい食らった

いきなりレッドラインかよ! しかも、隣のいおりまで巻き添え。
これ、2発くらったら死ねるよ?
一応エリアキュアをかけていたので、次のターンはフロントガードすれば耐えられるかも……。

→アスパラさんに攻撃が飛んできて即死

火力が、最大の火力が!
このままだと全滅しかねないので、さっさと逃げることにします。

→逃げられない!×4

向いてる方向が変わっていて、気がつくと背後が壁でした。
ああ、そう。死ぬまで戦えと……。
仕方ないので、のえにネクタルを投げさせて、ヒロさんは全力エリアヒール。
ここで、アスパラさんがもう1回狙われたら終わりっぽかったのですが、ここからは挑発が効いてくれて、攻撃を全部いおりが引き受けてくれました。
挑発で防御力が上がっているので、ダメージもけっこう低いです。
こうして、全力で火力を叩きつけたらどうにか勝てました。
もちろん、即時撤退しましたけどね。

で、行動パターンを見ると、4ターン周期で回転していて、目撃されると近づいてくると判明。
そういうわけで、可能な限り戦闘を回避しながらマッピングを完了しました。
そのあとは控えのレベル上げをやりつつ薬の材料集め。
トリエラに掃射を覚えさせたので、通常戦闘もけっこう楽になりました。
せっかくなので、そのまま12Fに上がってみたのですが、見た感じ一方通行くさい仕掛けがあったので、無理せずメインのパーティで探索することに。
初めていくエリアは、知覚でf.o.eの行動パターンを見ておかないと不安なのさ。







そんな感じで、軽く全滅の危機に陥りかけました。
挑発がたまたま機能してくれたおかげで命拾いしましたが、あと1回後ろを狙われてたらかなり危険でした。
まあ、こういうところでの事故死を避けるためにパラディンを入れているのであって、ここでがんばらないでどうするのかと。
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あとはクレームがないことを祈る

2008-03-26 23:49:10 | 雑記
とりあえず明日の朝が納期の仕事は納品できる状態になりました。
問題は、これでご満足いただけるかなんだわ。
今日も、昨日出した仕事について、いろいろ言われたんで。
と言っても、後処理の甘さを指摘されただけですが。

さて、今回得意先の別の営業の人からお仕事をいただいたんですが、誰かに似てるなと思ったら、LFTCG前チャンプのGBLさんに似てたのでした。
最初、苗字も同じだと勘違いしていたので(最初の一文字が同じだった)、親戚じゃないかと疑ったくらい。
こんなことを考えるのは、余裕があるからなのか寝ぼけてるからなのか。
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明日がヤマだ!

2008-03-26 00:57:09 | 雑記
今日は一応日付が替わる前に帰ってきました。
木曜日の朝が納期の仕事を2件抱えていて、それを乗り切ればわりと楽になります。
こなしてきた仕事にミスがなければだけどね!

そんな一日でも、いろいろネタはあるもので、今日ラジオで高校野球を聞いてたら、丸子修学館の4番が春原という名前だったので、クラナドの春原が野球している姿を思い浮かべつつ応援してました。
すると、彼のホームランをきっかけに逆転しましてね。こういうのって、何となくうれしくなるものじゃないですか。結局逆転負けくらってましたが。

クラナドの春原については、リアルないいやつだと思ってます。
360度どこから見てもいいやつというわけじゃないけど、肝心なときには頼りにできるという点で。
人間の真価は、困ってる人を見たときの反応に現れるって言うし。

そういえば、ひさびさにユニークの訪問者数が200越えてました。
何がきっかけかはわかりませんが、何だかんだいって知り合いの方にいろいろネタにしていただいているので、そのおかげかもしれません。
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悪役のちっちゃさがリアルで面白いと思ったんだ

2008-03-25 01:19:32 | アニメ
はい、まだ家に戻ってません。機械は0時前に直りました。ただいま4時間のロスを必死に取り戻しております。
そのすきに、別に内容見直したりしながら書かないアニメの感想。
どうでもいいですが、カレンダー見て今日がやよいの誕生日だと思い出しましたわ。

・ARIA
藍華ちゃんもぼちぼちプリマ。
前にも書いたけど、アリスに先を越された程度で精神的に揺らいだりしないのは、作品の性質に由来する部分もあるけど、藍華ちゃん自身が成長したおかげでもある。
髪の毛が長かったころの藍華ちゃんなら、内心けっこうあせってたと思うんだ。
今は「たまたま後輩ちゃんのほうが先だっただけだし、後輩ちゃんならプリマになれても当然」くらいにしか思ってないんじゃないかな。

その後輩ちゃんだが、
「寂しいよう」というセリフがあまりにもかわいすぎた。
アリスって、あまり甘えるのが上手なタイプじゃないからね。
まあ、甘えるのがへたくそなタイプにもいくつかあって、

1:マッチョ的なプライドが邪魔するタイプ
2:子供っぽいと思われたくないタイプ
3:みんな大変なんだから、自分だけ甘えちゃダメと思うタイプ

アリスは2番目。
アリスは、私の目が黒いうちはおこちゃまでいてください(笑)。

・狼と香辛料
狼どもの群れが暴走族か何かに見えたのは私だけ?
ホロがそれに対してくだらないプライドでいきがってるみたいなことを言ってたことも含めて。
まあ、若い人間というのは、根拠のないプライドを心の支えにして身の丈に合わないようなことをやって自滅し、やがて自分の限界を悟るものだけど、たまにプライドに見合う実力を持ってる人もいて、そういう人はでかいことやらかすね。

ロレンスたちが裏切られる展開は普通にあると思ったので、そこはどうでもいいのだけど、実行犯がロレンスを殺すのを嫌がったというところは妙にリアルだった。
「俺は悪くない、悪くないんだー!」と自分に言い訳するみたいな行動が、すごく人間くさくて。
アニメやドラマの悪人というのは、骨の髄まで悪に染まっていて、救いようがないみたいなキャラにされがちだけど、現実世界において「悪いことをする人」は、ちょっと心が弱いだけの普通の人だと思うんだぜ。

・クラナド
一応最終回。渚エンドに持ち込みつつ、杏や智代のフラグをつぶさなければならなければならかったことを考えると、2クールなら妥当な構成だったと思う。
杏やことみが、最後まで物語に参加できるように、演劇部に所属させたしね。
ゲームに散りばめられていた小ネタもふんだんにぶちこんでくれて楽しかった。
あれがなかったら、ボイスなしで60時間ほどかかるゲームを最後までプレイすることなんかできなかったと思うくらいのものだったし。

とはいえ、原作未プレイ者には意味不明な点が多く残っているはず。
少女の世界がどういう意味を持つのかとか、タイトルに映し出されている光の玉がなぜ増えているのかとか、そもそもオープニングで走ってた子供は誰なんだとか。
それを解明するためにも、1クールくらい使ってアフター編をやってくれると思うんだが、はたしていつのことになるか。

・キミキス
別記事をとって「光一編の後味が悪かった」ということを書いたけど、そこをのぞけば非常にまとまりのある作品だったと評価してる。
なるみやお嬢を無理に恋愛方面にからめず、コメディ担当に専念させたのも、ドラマをやるためには適切な判断だったかと。
栗生さんが柊相手にフラグ立てたのは意外だったけど、
「いい加減に見えたけど、実は映画に対する思いは真剣だった」
ことが表現できたので、栗生さんとくっつけたのはよかったんじゃないかな。

結美は、今回の経験を生かして恋愛小説とか書きそう。
でも、ふられたからって自殺とかしないで、新たな一歩を踏み出していくキャラを描いてくれると思う。
そして、それを将来光一たちが読むわけよ。
絵本だったら、まんま君のぞだけどなー(笑)。
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今日は帰れないかも

2008-03-24 20:30:43 | 雑記
今日は月曜日恒例の「true tears」ネタ更新をやるはずだったんですが、現在機械の不調により、進めるべき仕事が進められない状況です。
というわけで、0時以前に帰れるかどうかがすでにあやしいです。
できれば、関西で放送がある前に更新したいんだけど、それすらも厳しいかも。

そして、時間つぶしにキミキスの結美のキャラスレを見てたら、うっかりネタバレくさいものを見てしまった……。
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実例知ってるしなあ

2008-03-24 16:59:30 | 雑記
【2ch】ニュー速クオリティ:【茅原実里】 激しく上半身を反らすなどの、キモオタの過激な応援行為で大迷惑。【オタ芸】

思い出したのは旦那さんの実体験。
ようは「みんなで楽しくやろうよ」の「みんな」の中に、誰が含まれてるかの問題だと思うんだ。
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