特定非営利活動法人促進法、
いわゆるNPO法が制定されて今年はちょうど10年。
その翌年の1999年に、『NPOが拓く新世紀』という本を共著しています。
その少し前に、大阪大学経済学部と公共政策研究科の教授陣が
主体となって、NPO研究フォーラムを立ち上げていました。
そして、NPO研究フォーラムが、ジョンズホプキンス大学の
NPO国際比較プロジェクトの
日本のNPO調査を担当し、私もそのメンバーでした。
『NPOが拓く・・』の共著者は、阪大の先生、元関西電力の方、
日経新聞の方、大阪ガス研究所の方など錚々たるメンバーです。
偶然いただいたチャンスということで、日本のNPOについての論文を
本書のために書きました。
このときの執筆は私にとっては周囲から話をいただいての幸運でした。
今回は、良い本にめぐり合えたこと、日本の社会起業がブレイクする
タイミングであることが重なり、
米国で出版された社会起業に関する或る本をどうしても
翻訳したくなりました。
著者にメールを送り、
私の気持ち・背景・日本での出版翻訳のお手伝いをしたいことを伝え、
出版社にもつないでいただき、日本のエージェントに連絡し、
そして日本のある大手出版社にも、友人を通じて提案するところまでこぎつけました。
その過程で、たくさんの人にいろんなお願いをしました。
出版翻訳は非常に険しい道のようです。まだまだどうなるかわかりません。
それでも、私には今の日本社会の現状、NPOとの接点、この本、
そして私の今の心の状態が、
今がそのタイミングだといっているような気がします。
日本社会が社会貢献度の高い組織を爆発的に増やし、
日本人の心がもっと豊かに育っていく、大きな岐路にあるように思います。
その動きを加速させる働きを、この本が担っているように思います。
最後まであきらめず、できるかぎりのアクションをとっていきたい
と思っています。
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