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不安の管理方法 その2 まこりんさんへ

2007年07月13日 | 心理療法ハッピーライフ
不安の管理方法 その2 まこりんさんのリクエストに答えて


2007年7月13日(金)
ハッピーライフ 矢野裕洋


今日は、ハッピーライフの矢野裕洋です。

まずは、不安の管理方法 その1 の簡単なおさらいです。

不安は最初に必要性の強い不安と必要性の弱い不安に分けられます。

次に、必要性の弱い不安を備えられる不安と備えられない不安に分けられます。

備えられる不安は、備えると消える不安です。

備えられない不安は、備えても消えない不安です。

この備えられない不安を備えて消さなければいけないと勘違いしている人が、対人関係ならば、対人緊張症や対人関係の神経症、そして、結果としてうつが多く出てくればうつ病、
対人関係が関係なければ、神経症、結果としてうつが多く出てくればうつ病、
という事になります。

この備えられない不安を管理できない人が対人緊張症や神経症、うつ病という言い方も出来ます。


では、どう管理すれば良いのか?

答えは、十分備えたら、必要なだけ備えたら、丁度良く備えたら、
これ以上備えると、完全主義になり、逆作用になる可能性があります。

ですから、十分備えたら、必要なだけ備えたら、丁度良く備えたら、良しとして、これ以上備えてはいけないのです。

そして、若しかして、何か有ったら、その時に対処します。

場合によっては、あきらめる、という事も必要になります。

例示をすると、

健康ノイローゼの人を想像して下さい。
病気が怖いから半年に1回人間ドックに入っているのですが、
安心できないから、毎月人間ドックに入ろうとしたらどうでしょうか?

おそらく毎月人間ドックに入っても安心しないでしょう。
逆に、毎月人間ドックに入れば、検査の放射線被爆をしますし、
このような気にし過ぎる性格が病気を誘引しそうに思いませんか?

では、どうすれば良いか?
個々で丁度良いが変わってきますが、
私でしたら、一年に一度の健康診断で、十分備えたとしてこれ以上備えません。
備え過ぎると、逆効果ですから。
そして、何か異常があれば診てもらえば良いし、
人間は永遠に生きる事は出来ませんから、
もしもの事が有ったらその時です。
そして、それ以上に、折角の人生ですから、十分備えた後は、楽しむ事に価値を持ちます。

この話は内容がとても有りますので、中々書ききれません。

しかし、うつ病の正体はこれです。

ご自身やご家族友人などがうつ病で悩まれている人、
まずは、私の無料資料を請求されて、考えて下さい。
備えられない不安の対処法を身に付ければ楽になります。
治ります。
大丈夫です。