性格改善の心理療法ハッピーライフ 1998年開業 認知療法、よむだけでも役に立つ内容を提供しています。。

対人緊張、対人恐怖、神経症、うつ病、等の心理療法、認知行動療法、人生勉強療法。電話、スカイプでも通院と同じように治ります

対人緊張症(社交不安障害)の正体 病気ではありません。

2020年12月11日 | 対人緊張症、対人恐怖症、社会不安障害、S

対人緊張症(社交不安障害)の正体 病気ではありません。

 

対人緊張症(社交不安障害)の正体は、昨日、書きました、『嫌だ』と『怖い』の区別がついていない、混同している事が原因、社交不安障害の正体です。

もちろん、病気ではありません。

昨日、書きました通り、『嫌だ』とか『嫌な事』は『怖い』とか『恐怖』ではありません。

『嫌だ』とか『嫌な事』は、心地悪いですが、危機の状況や状態、身の危険の状態ではなく、あくまでも、心地悪いですが、安全な状況、安全な状態、身は安全です。

しかし、社交不安障害の人たちは、自分を第三者の目から見る、等の客観視が不十分です。

ですから、社交不安障害で苦しんでいる人たちは、頭が悪いわけではありませんから、本人も、こんな緊張する事等でなんでこんなに怖がるのだろう、と思われている人は多いです。

また、社交不安障害の人たちは、人から、緊張しても怖い事はない、と言われた、教えられた経験が、まず、有ると思います。

そして、対人緊張症ではない人たちからすると、逆に、何で緊張しただけで、あんなに怖がるのだろうか?

と、逆に不思議がられます。

私の小学校や中学校の頃、特に本読みを緊張して上手く読めないから怖がっている子がいました。

しかし、逆に、私は、少しお調子者でしたから、面白い本読みをして受けたい、と思っていました。

そして、私は、本読みを当てられると、お調子で、とても早く読んだり、読む必要のない出典やページの数字まで読んで、周りを笑わせるのがとても楽しかったです。

もちろん、超早く読みますから、読み間違いをする事もありましたが、面白がってやっていました。

この違いは、緊張したり、読み間違えたりしても、危機の状態や我が身に危険が来る事は絶対にない、安全だ、という認識が納得しているか、安全だという事は分かっているけれども浅くしか分かっていない、という状態か、違いです。

社交不安障害の人の中には、安全だという事が全く分かっていない人も、本当に稀ですが、居ます。

この違いが社交不安障害かそうでないかの人たちの違いです。

緊張したり、緊張して本読みが上手く出来なかったら、嫌ですが、心地悪いですが、全く安全です。

これからもずっと安全です。

お分かり頂けましたでしょうか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お久しぶりです。『嫌だ』と『怖い』の違いに関して。矢野裕洋

2020年12月10日 | 人生を変える

お久しぶりです。『嫌だ』と『怖い』の違いに関して。矢野裕洋

 

私は元気です。ブログを久しく書いていないので、私の心配をされているクライエントさんからのご連絡がありましたが、私は、至って元気です。

ブログから、YouTubeとキンドルに情報発信を移して行くと書きましたが、中々、移行が出来ていない現状ではありますが、元気ですから、ご安心下さい。

さて、本日のお話は(嫌だと怖いの違い)です。

「嫌」だと「怖い」を混同して苦しんでいる人たちがとても多く居ます。

対人緊張症(社交不安障害)や神経症(パニック障害や摂食障害など)、多くのうつ病、不登校や引き籠り、精神的な発達障害、等々、脳に異常がない心のトラブルは、まず、「嫌だ」と「怖い」を混同して、「一人お化け屋敷状態(客観的に見たら怖がる状態ではないのに勘違いをして一人で怖がっている状態)」になっているのが根底の原因と言えます。

もちろん、対人緊張症等の人たちは、知能が低い等の知恵遅れの人たちではありませんから、「嫌だ」と「怖い」を混同してしまう原因は更に奥に有って、

それは多方面からの客観視が十分に出来ていない事、

自分自身の本心探しが十分に出来ない事、

恐怖などの明確化(本当に怖い事なのか、明確化する能力)

上記の3っの問題がある為に、「嫌だ」と「怖い」を混同してしまっているのです。

さて、この世の中、「嫌な事」は山ほどあります。この「嫌な事」を「怖い事」だと思い込んでしまったら、この世の中は、地獄のように思い、地獄のように感じるでしょう。ですから、死にたい、と思うのです。

さて、『嫌だ』と『怖い』の最も大きな違いを理解して下さい。この簡単な理解が人に説明できる程度に深く分かっただけで、ある程度は楽になりますから。

『嫌だ』は客観的に見て、安全な状況で感じる感情です。

『怖い』は客観的に見て、危機の状況、若しくは、危機の状況になる事が予想される時に感じる感情です。

色々な事柄で苦しんでいる人たちへ

今のあなたや、近未来のあなたが、客観的に見て、心地良くない環境や心地良くない状況に居るけれども危機の状況でなければ、それは『嫌だ』です。あなたが、勘違いをして、学校を退学する、会社を辞める等の勘違いしたハンドルさばきをしなければ、あなたの人生は悪い方向には行かないでしょう。

しかし、あなたの目の前に野生の熊が居て、あなたに襲い掛かろうとしているのでしたら、これは、本当に危機の状況ですから『怖い』です。逃げて下さい。

お分かり頂けましたでしょうか?

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする