対人緊張症(社交不安障害)の正体 病気ではありません。
対人緊張症(社交不安障害)の正体は、昨日、書きました、『嫌だ』と『怖い』の区別がついていない、混同している事が原因、社交不安障害の正体です。
もちろん、病気ではありません。
昨日、書きました通り、『嫌だ』とか『嫌な事』は『怖い』とか『恐怖』ではありません。
『嫌だ』とか『嫌な事』は、心地悪いですが、危機の状況や状態、身の危険の状態ではなく、あくまでも、心地悪いですが、安全な状況、安全な状態、身は安全です。
しかし、社交不安障害の人たちは、自分を第三者の目から見る、等の客観視が不十分です。
ですから、社交不安障害で苦しんでいる人たちは、頭が悪いわけではありませんから、本人も、こんな緊張する事等でなんでこんなに怖がるのだろう、と思われている人は多いです。
また、社交不安障害の人たちは、人から、緊張しても怖い事はない、と言われた、教えられた経験が、まず、有ると思います。
そして、対人緊張症ではない人たちからすると、逆に、何で緊張しただけで、あんなに怖がるのだろうか?
と、逆に不思議がられます。
私の小学校や中学校の頃、特に本読みを緊張して上手く読めないから怖がっている子がいました。
しかし、逆に、私は、少しお調子者でしたから、面白い本読みをして受けたい、と思っていました。
そして、私は、本読みを当てられると、お調子で、とても早く読んだり、読む必要のない出典やページの数字まで読んで、周りを笑わせるのがとても楽しかったです。
もちろん、超早く読みますから、読み間違いをする事もありましたが、面白がってやっていました。
この違いは、緊張したり、読み間違えたりしても、危機の状態や我が身に危険が来る事は絶対にない、安全だ、という認識が納得しているか、安全だという事は分かっているけれども浅くしか分かっていない、という状態か、違いです。
社交不安障害の人の中には、安全だという事が全く分かっていない人も、本当に稀ですが、居ます。
この違いが社交不安障害かそうでないかの人たちの違いです。
緊張したり、緊張して本読みが上手く出来なかったら、嫌ですが、心地悪いですが、全く安全です。
これからもずっと安全です。
お分かり頂けましたでしょうか?