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対人緊張、対人恐怖、神経症、うつ病、等の心理療法、認知行動療法、人生勉強療法。電話、スカイプでも通院と同じように治ります

神経症は病気ではない 基礎講座2日目

2007年05月31日 | 心理療法ハッピーライフ
神経症は病気ではない 基礎講座2日目

2007年5月31日(木)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


今日は、基礎講座2日目、です。


さて、現在の常識は、神経症は病気です。

しかし、これは医学や医学と同じく結果を見る心理療法などから見たら病気に見えるという事で、

原因から見たら、病気ではなく、勘違い、が症状の原因です。

神経症はよくよく考えて頂いたら病気ではありません。

ただ、皆さんは、何も考えないでお医者さんが病気だと言うから病気だと思っているだけなのです(笑)。

これからは、受身を止めて、皆さん自身で、自分の意思で考える事を始めましょう(笑)。

病気だと思っている間は、医師にお願いをして、精神安定剤や抗欝剤などに頼るしかありません。

それで、楽になれるのでしたらまだ良いのですが、私の所には、何年も何十年も病院に通っているのに治らないという方が多く来られます。

昨日の対人緊張症も同じですが、あなたが楽になりたいのでしたら、一方からだけのものの見方をするのではなく、あなた自身が受身を止めて、多くの方向から自分の意思で見て頂く必要があります。

特に、医師に神経症という病気と言われて何年も何十年も病院に通われて治らない方、
医師から、どれ位の期間で治るとか、どういう治療方針で治そうとしているなど、話して頂いた方はいますか?

私は多くの神経症の方にお会いしましたが、過去に一人も、医師にどれ位の期間で治るとか、どういう治療方針で治そうとしているかなどを聞かされている人に会った事がありません。

勇気の有る方は、医師に、
「私はどれ位の期間ここに通えば治るのですか?」
とか
「先生はどういう治療方針で私の神経症を治そうとしているのですか?」
と聞かれて下さい。
残念ですが、明確な回答はないはずです。

理由は神経症も昨日書きました対人緊張症と同じく、誤認知(勘違い、妄想)が原因ですから、医学で誤認知(勘違い、妄想)は治せないからです。
薬は、症状を抑えているだけなのです。

例えば、失恋をして気分が落ち込んでいる時、お酒を飲んで酔っ払っている時は、程度の差がありますが、楽になれますよね。
しかし、酔いが覚めると同じです。

また、頭が痛くて仕方がない時、頭痛薬を飲みますよね。
しかし、頭痛薬は痛み止めで頭痛の原因を治しているのではないという事は皆さん知っていますよね。
では、この頭痛の原因が、考え込み過ぎている、事から出ていたら、この考え込み過ぎている習慣を変える薬はありません。
自分で、
「考え込み過ぎるのは良くないよなあ。」
と深く納得して、受け入れて、治すしか方法はありませんよね(笑)。

これからはあなたの人生を賭けた選択の時間になる可能性が有ります。

先入観や今までの知識を傍らに置いて、真っ白な気持ちでこれからの文章を読まれて下さい。

そして、自分の神経症の原因は病気ではなく誤認知(勘違い、妄想)が原因だと深く納得できれば、治し方が出て来ます。

理由は、原因が、誤認知(勘違い、妄想)だったら、原因の、誤認知、勘違いを修正すれば、結果の症状はなくなります。

例えば、こんな方がいました。

30代の男性ですが、自分は自分の意思ではなく、人の中で急に奇声を発したり、電車に急に飛び込んだり、歩道橋から突然飛び降りたりするのではないかと思えて、怖いというのです。
この方に、
「過去一度でも、自分の意思以外に体が勝手に走り出したり、大声を出したりした事は有りますか?」
と聞きましたが、過去一度も自分の意思以外で体が動いたり奇声を発した事は無いというのです。
では、何故、この方がこのような不安を持っているかというと、

例えると、お化け屋敷の中にいる、と誤認知(勘違い、妄想)しているからなのです。
想像して下さい。
お化け屋敷の中では、急にお化け(作り物なのですが‥)が出てきたら、
「怖い!」
と感じて、思わず奇声を発したり走り出したりするかも知れませんよね。

しかし、この世の中はお化け屋敷ではありません。
この世の中をお化け屋敷だと勘違いしているから怖いのです。
では、何故、この方はこの世の中をお化け屋敷だと勘違いしたかというと、
恥ずかしい、とか、嫌だ、とか、さみしい、とか、変に思われる、とか、心地良くない感情を全て、怖い、という感情と一緒にしてしまっていたのです。

さて、神経症には色々な症名があります。
自律神経失調症、不安神経症、抑欝神経症、心臓神経症、など、やまほど種類があります。
昨日書きました、対人緊張症は名前の通り、対人の不安(恐怖)が原因です。
神経症は、対人の恐怖が原因の場合と、対人ではない恐怖が原因、また、両方が原因のケースがありますが、全て、怖いから症状が出るのです。

自律神経失調症は名前の通り、自律神経が失調してしまうのですが、対人関係や将来や自分の健康など、不安が高じて恐怖に化けたら、自律神経は簡単に乱れます。
皆さん、想像して下さい。
「私はとても幸せ!」と幸福感を感じている自律神経失調症の方がいますか?
そういう人に会った事がありますか?
ちなみに、更年期障害と自律神経失調症を重ねているクライアントさんがいますが、私は男性ですから更年期障害は一生経験できませんが、「私はとても幸せ!」と幸福感を感じている更年期障害で困っている人に会った事がありませんから、私は、更年期障害も神経症の一種と考えたので良いのではと推測しています。

不安神経症の人は、名前の通り、過度な不安がなくなれば良いのです。
当たり前ですが、ウイルス性の不安神経症も細菌性の不安神経症もありません。

他の神経症も同じです。

また、症状は、恐怖を感じる程になったら、お化け屋敷を想像して頂けば分かると思うのですが、潜在意識の力(注、ブログに書いています)を引き出し、症状を出しているのです。
お化け屋敷の中で心臓がドキドキするのは動悸ですよね。
ずっと、お化け屋敷の中で、恐怖にさいなまれ続けたら、頭が痛くなったりぼんやりしたりしそうでしょう。
肩や首も怖がって力が入りっぱなしですから凝りそうですね。
胃の具合も悪いし、疲れやすくもなりそうでしょう。

しかし、お化け屋敷から出て来たら、手の平を返したように直ぐに楽になります。

何故ならば、勘違い、が症状を出していただけですから(笑)。

大丈夫(笑)。大丈夫(笑)。


今日の話はとても重要です。

自分の神経症は本当に病気ではない、となっていなければ、病気じゃないかも知れない、くらいでは良くなりません。

中には、「私の神経症は、病気でも病気でなくてもどちらでも良いでしょう。」
と言って、病気ではない、と深く納得しなければいけないという事を受け取って頂けなかった方がいます。
想像して下さい。
上手く行きそうに想像できますか?
上手く行きませんよね。

治してもらおう、という気持ちで来られても、私は以前書いた通り、医師より予備校の先生に近いのですから、予備校の先生が特別な力で大学に合格させる事が出来ないのと同じで、治せません。
こういう方は真剣は真剣でも、治してもらう真剣、なのです。
そして、治してもらうのではないと感じ始めたら、色々自己正当化する理由を付けて来なくなります。
例えば、調子が悪いから私の所に来たのに、
「今日は症状がひどいので休みます。」
とか、悩みが有るから来たのに、
「悩みが減って先生の言う事を聞ける状態になったら来ます。」
とか言われます。
病気ではないという気持ちを深く納得出来ていないと、こんな変な事を本人は正しいと思って言うのです。
病院に例えたら、病気が治ったら行きます、と言っているようなものですよね。

病気という考え方が有る限り、逃げたい、という気持ちが出ます。
しかし、勘違いだから、逃げれないのです。
病気ではないと深く納得していなければ、セラピーからも逃げようとするのです。

最後に、
「自分の周りに、心理療法で治ったという話を聞いた事がないので、ハッピーライフを信頼したいが信頼できない。最近、悪徳が多いので、正直、怖い。」
という質問を頂きました。

まず、心理療法をしている私が言うのは変だと思いますが、インターネットや電話帳に出ている心理療法のほとんどは、混交玉石、の石だと思われて下さい。
開業するのに資格も何もいりません。
本当に詐欺のような事をしている所も知っています。
しかし、多くは、治すお手伝いが出来る程の力量を持っていません。
ですから、心理療法を受ける事を考えているのでしたら、近所だからとか簡単に治してくれると書いているからとかで選ばないで、自分の神経症などをどのような考え方で治すのかを納得するまで聞かれる事です。
中には、十分な説明をしなかったり、私に任せろ、などと言う所も有ると思いますが、これは論外です。
心理療法です。
色々質問をされて本当に納得出来る所を選ばれて下さい。



大丈夫です(笑)。

何故ならば、病気ではなく、勘違いですから(笑)。

ご意見、ご感想をお願いしますね(笑)。

では、明日(笑)。

大丈夫です(笑)。大丈夫です(笑)。

おやすみなさい(笑)。
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対人緊張症は病気ではない 基礎講座

2007年05月30日 | 心理療法ハッピーライフ
対人緊張症は病気ではない 基礎講座

2007年5月30日(水)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


今日は、基礎講座、です。
常識、というものは中々手ごわいです。
何度話しても分かって頂けない方は分かって頂けません。
しかし、分かって頂けるまで話し続けなければ常識は変わりません。


対人緊張症はよく考えて頂いたら病気ではありません。
病気ではないと納得できれば対処の仕方が出て来ます。
そして、治す方法も出て来ます。
しかし、病気だと思っている間は、医師にお願いをして、精神安定剤などに頼るしかありません。
場合によっては、多汗症や赤面症を抑えるために、自律神経を切るという手術を受ける人もいると聞いていますが、そんな怖い事をしなくても、対人緊張症は病気ではなく自分の考え方の問題だと受け入れれば自分の考え方を変えるだけで楽になれます。
また、自律神経を切る手術をしても、人を気にし過ぎる考え方は同じですから、一つの症状が出なくなったというだけです。


では、先入観や今までの知識を傍らに置いて、真っ白な気持ちでこれからの文章を読まれて下さい。

必ず、あなたの役に立つはずです。


最初に、対人緊張症とは、皆さん、ご存知だと思いますが、人前で緊張して困る症状です。
例えば、朝礼で緊張して声が出なくなったり、手足が震えたり、あがって頭が真っ白になったりする事で、症状としては、赤面症や吃音(きつおん、どもりの事)、多汗症、手足の震え、過敏性大腸症候群など、多くあります。

では、いつものように想像して下さい。

私の小中学校時代の友人で、Hという男の子がいました。
彼は、女の子がうらやむような白い肌をしていたのも影響していると思うのですが、何か有ると、真っ赤に赤面をしていました。
しかし、クラスメートも担任の先生も保健の先生も校長先生も親もPTAも誰も彼を病気だとは思っていなかったし、誰も彼に病院に行くように言った人はいません。

私は、小学校の高学年の頃から、MKさんという女の子に片思いをしていました(笑)。
このMKさんとだけは、凄い緊張をして、赤面して、声も出なくて、頭も真っ白になって、まともに話せないのです(汗)。

さて、Hや私は病気なのですか?

そして、病気だったら、病気の原因は、細菌 ウィルス 機能障害 炎症 遺伝子 薬品中毒 放射能 その他、何が病気の原因なのでしょうか?

しかし、Hも私も病院に行くように一言も言われた事はありません。

また、私は、Hと違って、MKさんだけに症状がでるのですが、MKさんから放射能のような物が出ているのでしょうか?


皆さんは、何も考えないでお医者さんが病気だと言うから病気だと思っているだけですよね(笑)。

自分で考える事を始めましょう(笑)。

少し前に書きましたが、皇室の雅子様は皇室に嫁がなくても同じような神経症になられたと思いますか?

よ~く、考えて下さい。

あなたの人生の分岐点ですからね(笑)。

よくよく考えても、対人緊張症は病気だと思われるのでしたら、仕方がありません。

しかし、対人緊張症は病気だと思っていたが、病気ではないのではないか、と思い始めましたら、あなたの意思で、あなたが頭を使って、徹底的に病気か病気ではないかを自分の力で考えて下さい。

今まで、一番いけなかった事は、自分で考えていなかった事なのです。

今までは、何も考えないで医者が病気だと言うからそうだろう、そして、医者にお願いして、薬を飲んでいれば良いという受身だったと思いますが、
対人緊張症を治したいのでしたら、前回書いたブログのように、治してもらう事に真剣になるのではなく、大学受験生のように自分で考え自分で答えを出そうという真剣さ、積極的な気持ちが必要です。

まずは、100%対人緊張症は病気ではない、と思えるように、あなた自身が、自分の意思で、考え始める事です。

そして、100%対人緊張症は病気ではない、と確信が持てれば、後は簡単です。

常識の壁を破りましょう。

大丈夫です(笑)。大丈夫(笑)。

対人緊張症の方は、この世の中をお化け屋敷だと勘違いしているだけです(笑)。

医師は勘違いのお化け屋敷の中から出るお手伝いをしているのではなく、勘違いのお化け屋敷の中で精神安定剤などを出して、お化け屋敷の中で少し楽になるお手伝いをしているようなもので、勘違いのお化け屋敷から出なければ終わりません。

勘違いを無くせばよいだけです(笑)。

そして、勘違いのお化け屋敷から出れば良いのです(笑)。

大丈夫です(笑)。

何故ならば、病気ではなく、勘違いですから(笑)。

ご意見、ご感想をお願いしますね(笑)。

では、明日(笑)。

大丈夫です(笑)。大丈夫です(笑)。

おやすみなさい(笑)。
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私を他の職業に例えたら医師よりも予備校の講師に近い

2007年05月29日 | 心理療法ハッピーライフ
私を他の職業に例えたら医師よりも予備校の講師に近い


2007年5月29日(火)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


早いものでもう五月も終わりが近いですね(残念)。
以前、このブログで書きましたが、私は一年中で五月が一番好きです。
しかし、最近は、暑い日がちらほらと来たりして、もう最高の五月ではなくなり始めて来ましたね(涙)。



さて、今日は 私を他の職業に例えたら医師よりも予備校の講師に近い というお話です(笑)。


初めての問い合わせの時や、初めて来られた方は、私を医師のように見る方が結構いらっしゃいます(笑)。

問い合わせでは分かりませんが、私は医師ではありませんから白衣を着ていません(笑)。
ワイシャツにスラックスです。
ネクタイは個人的に嫌いですからしていません(笑)。
医師よりも、昼休みのサラリーマン(笑)に雰囲気は近いと思うのですが、
飲んでいる薬を全て出して見せてくれたり薬品名を全て話されたり、何々病院の何々先生と何々医院の何々先生にお世話になっていたとか、そういう話をされる方が多いです。
中には、薬の相談をしてくる方もいます。
(当然ですが、私は薬の事はほとんど分かりませんから相談に乗れません(笑))。

皆さんは、心理療法はどういうものか、日本は心理療法自体が欧米と比べても広まっていないですから、分からないのが当たり前です。
だから、病気を治してくれる医師と重ねてしまうのは仕方がないと思いますが、
全ての心理療法士は医師よりも予備校の先生に近いのです(笑)。

何故ならば、全ての心理療法はクライアントさんを治せないからです。

カウンセラーも森田療法も催眠療法も軽作業療法も認知行動療法も全ての心理療法は全く治せないのです。

想像して下さい。

カウンセラーの所に、無理やり、中学生の子供を一年通わせたとしましょう。

無理やりですよ。

良くなっていると思いますか?

カウンセラーも森田療法も催眠療法も軽作業療法も認知行動療法も全ての心理療法は治すのではなく、受け取ってくれて、初めて効果が出るのです。

カウンセラーと話をして、その通りだなあ、と受け入れれば効果が出るのです。
森田療法も、あるがままで良いんだ、と受け取ったら効果が出るのです。
催眠療法(古典的な催眠療法)は、催眠術に掛けられた、と騙される形で、催眠術に掛けられたのだからと受け取ったら効果が出るのです。
軽作業療法は軽作業をする事を受け取って軽作業をしたら効果が出るのです。
認知行動療法は、誤認知に気付き、正しい認知に受け入れてくれれば効果が出るのです。

ですから、心理療法は、医師に掛かる時のように、お願いして、任せて、薬や手術の効果が出るのを待っていてはいけないのです。

自分が受け取りに行かなければダメなのです。

では、私を含めた心理療法士は何に近いかと言うと、私は予備校の先生が一番近いと思います。

もう一度、想像して下さい。

素晴らしい予備校の先生がいるとしましょう。
大学受験生は、素晴らしい予備校の先生に、お願いして、任せて、大学の合格通知が来るのを待っていても来ませんよね(笑)。
この素晴らしい予備校の先生の授業を真剣に受けて、学力を伸ばし、場合によっては入りたい大学の入試に特化して勉強して合格を勝ち取るのですよね。
では、この素晴らしい予備校の先生はどこが素晴らしいかと言うと、知識や教え方など学力を伸ばすお手伝いがとても上手だという所が素晴らしいのです。
特別な力が有って学生の学力を強制的にアップさせたり、何もしなくても大学の合格通知を届けてくれる力は、当たり前ですが、無いですよね(笑)。

予備校の素晴らしい先生はこんな感じですよね。
「皆、この一年間、私の教える事だけを受け取れば良い。それ以外の余計な事はしないで、私の教える事をしっかりと身に付ければ学力がアップして必ず志望校に受かる事が出来るから真剣に人生を賭ける気持ちで頑張れば絶対に大丈夫だ。安心して付いて来なさい。」

私も同じなのです。
「対人緊張症も神経症も性格由来のうつ病など、結果(症状)は違っても、原因(誤認知、勘違い、妄想)は同じだから、この5つのキーワードを真剣に人生を賭ける気持ちで受け取れば絶対に大丈夫。このたった5つの事柄を深く納得したら人生が変わる。最終的にはポジティブ(前向き)なあなたにもなれて、人生が楽しくなる。だから、真剣に人生を賭ける気持ちで受け取りに来なさい。」

この5つのキーワードはハッピーライフのノウハウですからインターネット上では公開していませんが、たった5つの事柄だけで良いのです。
ポジティブ(前向き)にならないで良いのでしたら、ひとつ減って4つだけで良いです。

自分で言うのも何ですが、私の心理療法を予備校の先生に例えたら、東京大学や医学部にどんどん合格させる力の有る超一流の先生と同じだと自負しています。
何故ならば、この5つのキーワードを受け取って頂ければ、何年も何十年も病院に通っていた対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病の人が治るからです。

ですから、クライアントさんの出来が良いとか悪いとかは関係ないのです。
真剣に人生を賭ける気持ちで受け取りに来れば多少の早い遅いは有っても数ヶ月で楽になれます。

しかし、私は治せませんから、真剣でない人には何も出来ないのです。

素晴らしい予備校の先生も、真剣でない生徒を東京大学や医学部に入れる事は出来ないのです。

私の所は認知行動療法的な手法ですから、誤認知に気付いて頂き、納得して頂き、正しい認知を受け取って頂く事で楽になって頂きます。
この過程が5つのキーワードなのですが、お分かり頂いていると思いますが、5つの単語を覚えれば良いのではなく、5つの事柄を、全くその通りだなあ、と深く納得して頂かなければ効果を出せません。
ですから、メモ用紙と四色ボールペンをこちらで用意して、予備校の授業のように、メモを取って頂きます。
予備校ではノートを取るのがのが当たり前でメートを取らない人が変でしょう。
また、予備校で、
「僕はノートを取らないでも覚えているから大丈夫。」
と言う人はいませんよね(笑)。
そして、そういう人がいたら大学入試は失敗しますよね(笑)。

しかし、私の所は予備校みたいな所だという事を納得して頂けない人の中には、真剣だ、と言いながら、メモを取って頂けない人が過去にいます。

治してもらう真剣ではなく、予備校のような、自分で深い納得をしに行く真剣が必要なのです。

ですから、予備校に例えたら、模擬試験の偏差値が低い事から逃げないで、言い訳をしないで、人のせいにしないで、偏差値が低いのを素直に認めて勉強をするしかない、受け入れるしかない、となって頂ければ早く楽になります。

私は医師よりも予備校の先生に似ている、お分かりになりましたでしょうか?


ご意見、ご感想をお願いしますね(笑)。

では、明日(笑)。

大丈夫です(笑)。大丈夫です(笑)。

おやすみなさい(笑)。
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今日はお休みにさせて下さい

2007年05月28日 | 心理療法ハッピーライフ
今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です。

今日は、疲れてしまいました。

今日の更新は休ませて下さい。

明日は、なるべく早く更新しますね。

おやすみなさい。
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森田療法と認知行動療法の違い

2007年05月27日 | 心理療法ハッピーライフ
森田療法と認知行動療法の違い


2007年5月27日(日)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


一昨日に森田療法に関して書きましたら、多くの反響がありました。
それを受けて、森田療法や森田療法的なカウンセリングをされている方からの批判を覚悟して、今回は、森田療法(森田療法的な考え方をするカウンセラーを含む)と認知行動療法(認知行動療法的な考え方をする心理療法全般、私の主催している新しい催眠療法も含む)の違いをテーマにします。


さて、森田療法的な考え方と認知行動療法的な考え方を本当の病気に例えると、

森田療法的な考え方は、治すのではなく病気と上手に付き合う方法、なのです。

認知行動療法的な考え方は、病気を治す方法、です。

もっと具体的に言うと、(私は医師ではありませんので病気の例え方や表現に問題がありましたらお許し下さい。)

例えば、治せない慢性病が森田療法の例えです。
「あなたの○○疾患は治せません。しかし、食事療法や投薬治療などで○○疾患と上手く付き合ってゆく方法はあります。」
という感じです。

認知行動療法は、治らない慢性病だと思っていた患者に、
「あなたの○○疾患は治せます。しかし、新しい治し方ですから今までの常識などを捨てて下さい。」
という感じです。

批判覚悟で書きますが、森田療法の創始者の森田正馬先生は、明治7年生まれ、の方です。科学は進化して行きます。
森田療法のような、
「原因(病気)は治せないから、結果(症状)に焦点を合わせて、上手な付き合い方をしましょう。」
という考え方はもう古いと思います。
今は、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病などは、原因から治す事が出来るようになっているのです。

再度書きますが、病気に例えると、

原因は病気です。
結果は症状です。

森田療法は、原因の病気は治せないのですが、症状を抑える治療法はありますよ、という感じです。

どちらを選ぶかは皆さんのご判断ですが、私は原因、病気に例えると病気自体を治した方が良いと思います。
ですから、原因から治す認知行動療法的な心理療法をしています。



次に、森田療法を離れて、認知行動療法が焦点を当てる原因の説明をして行きたいと思います。

最近、クライアントさんからとても良い質問が有りましたので使用させて頂きます。

クライアントさん曰く、
「自分の症状の原因は、怖い思いをした経験、だと思っていました。」
と言われたのです。

確かに、怖い思いをした経験も原因なのですが、ケアする所(修正する所)の原因は、怖い思いをして出来た思考回路なのです。

怖い思いをした経験のケアは出来ないのです。


対人緊張症の方を例にしましょう。

30代の男性、症状は吃音(きつおん、どもりの事です)、の方が私の所に来られたと想像して下さい。

本人曰く、
「吃音の原因は分かっている。」
「小学校5年生の時の本読みで緊張してどもってしまって、それ以来人前で本を読む時はどもるようになった。」
と言うのです。
お分かりになりますでしょうか?
確かに経験も原因ですが、経験から生まれた、

『人前で本を読む時は必ずどもる。』

という思考回路が、その後も人前で本を読んでいる時にどもらせるのです。
経験は終わってしまった事です。
経験から生まれた思考回路の修正をしなければどもりはなくならないのです。


また、思考回路の修正を始めると、潜在意識は変わりたくないですから、クライアントさんを騙しに来ます。
(必ず、騙しに来ます。)

上記の吃音の男性が、私の所で、人を必要以上に気にする事はない、などを受け入れて、会社の朝礼で本を読む事がどもらないで出来たとしましょう。

「朝礼でどもらないで本が読めて良かったですね。」
と言われると、
「たまたま出来た、偶然出来た、環境が良かったから出来た。」
という感じの返事を真剣に続けて出来た事を素直に喜ぼうとしないのです。

周りの人は、どもらないで本が読めたのだから素直に出来たと喜べば良いと思うでしょうが、潜在意識の否定の力に騙されていますから、必死に出来た事を打ち消そうとします。
(こういう人は結構いらっしゃいます。客観的に自分を見て頂ければ、潜在意識が騙しに来ているのが分かります(笑)。大丈夫(笑)。)


潜在意識はどもる事を何とも思っていません。
それ以上に変化する事を嫌がりますから、どもらない自分になりたくないのです。

しかし、顕在意識(表面意識)はどもるのがとても辛いですから、どもらない自分になりたいのです。

ですから、潜在意識はどもらない自分にならない為に、顕在意識を騙しに来るのです。

「たまたまだぞ、偶然だぞ、今回だけだぞ、勘違いだぞ。」
などがよく出て来る騙し方です。

自分を客観視して騙されないように注意する必要があります(笑)。


後半は、ちょっと、難しかったでしょうか?

ご意見やご感想をお待ちしております(笑)。

では、明日(笑)。

大丈夫(笑)。大丈夫(笑)。

おやすみなさい(笑)。
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問題提起 皇室の雅子様は本当の病気だと思いますか?

2007年05月26日 | 心理療法ハッピーライフ
問題提起 皇室の雅子様は本当の病気だと思いますか?


2007年5月26日(土)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


今日は、問題提起、です。


皇室の雅子様が、ご病気、という報道をほとんどの方はご覧になった事が有ると思います。

そして、ほとんどの方は、何も考えないで、新聞や週刊誌などで、ご病気、と報道されているのだから病気なのだろうと思われていると思います。

医学から見たら雅子様は確かに病気なのですが、今日は、私達の常識を使って考えてみたいと思います。

今日は先入観なしで私と一緒に考えて行って下さいね(笑)。


徳仁親王妃雅子(なるひとしんのうひまさこ、旧名:小和田 雅子)様は、報道からすると、いわゆる、適応障害、神経症の一つだと思われます。

適応障害とは、字の意味の通り、環境などに適応出来なくて出て来る神経症です。

例えば、野生の動物を動物園に連れて来た時、子供の動物よりも大人の動物に多く発生します。
(皇室の雅子様を動物に例えたのではなく、適応障害の説明に使用しただけですのでよろしくお願い致します。)
新しい環境に適応できなくてストレスを感じ食欲不振等を起こし死亡する場合もあります。

人間も長時間の拘禁状態が続いたりしたら、色々な拘禁症状が現れます。
(あくまでも適応障害の説明に拘禁状態を使っただけで他意は有りませんのでよろしくお願いします。)


ではね一緒に考えて行きましょう(笑)。

旧名:小和田 雅子様、当然、皆さんもご存知の通り、雅子様は皇室に嫁がれる前は普通の生活を小和田雅子として送っていたはずです。

例えば、今まで、行きたい時にコンビにでも本屋でも友達の家でも何処にでも行けたのに、今は行けないのですよ。
実家にさえ中々帰れないのです。
もちろん、実家に泊まる事など出来ないでしょう。
それも一生。

どうですか?

想像して下さい。

貴方が皇室に嫁いだり皇室に婿養子に入ったりしたのを想像して下さい。

生まれた時からの環境でしたら、環境適応しますが、大人になってからですと、閉じ込められているという閉塞感を感じそうにありませんか?

そして、それは期限が有るのではなく一生続くのです。

いかがでしょうか?

貴方も何だか変になりそうにありませんか?

雅子様は海外に行かれた時は調子が良いという報道がありました。

この報道が正しければ、海外では日本にいるより、この閉塞感が弱くなったりなくなったりしているのではないかと考えられます。

では、どうすれば雅子様は楽になられると思いますか?

貴方が想像の中で楽になる方法を見つければそれが答えですよ(笑)。

雅子様の場合は、閉じ込められてはいない、という事を何らかの形で受け入れて頂ければ楽になれると推測します。

心が閉塞感を感じて症状を出しているのですから、心を整理して閉塞感を感じない発想を受け取って頂ければ、結果としての症状はなくなります。

具体的にどのようなものを受け取って頂いて閉塞感をなくすかの案は数例ありますが、心理療法は相手がいますから臨機応変に対応する事になります。

ちなみに、医師の抗精神薬を飲まれた事のない方によく言う説明の仕方ですが、
「お酒をイメージして下さい。お酒に酔うと例えば不安を感じなくなりますよね。抗精神薬はそれと同じようなものです。」
すると、こういう質問を受けたりします。
「お酒から覚めるとまた不安に悩まされるのではないですか?」
私の答えです。
「その通りです。ですから、医師は薬を飲み続けて下さい。と言うのです。言い方を変えれば、ずっとお酒を飲み続けて酔っ払い続けて下さい。と言っているようなものです。」

ですから、私の所に来られる方の多くは医師に何年も何十年も掛られて、治らないからハッピーライフに来ましたという方がとても多いのです。

あくまでも、私の推測ですが、雅子様に必要なのは、薬ではなく、閉じ込められていない、という感じる心だと私は思うのですが皆さんはどう思われましたでしょうか?

雅子様は、肝臓病や糖尿病のような本当の病気だと思われますか?

それとも、極端な環境の変化が原因で、環境を元に戻したり、閉塞感を感じなくなるようになって頂ければ治るようなものだと思われますか?

ぜひ、ご意見やご感想をお願い致します(笑)。


では、明日(笑)。

大丈夫(笑)。大丈夫(笑)。

おやすみなさい(笑)。
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ご質問への回答 (森田療法との違い)

2007年05月25日 | 心理療法ハッピーライフ
ご質問への回答 (森田療法との違い)


2007年5月25日(金)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


今日は、最近頂きましたご質問をテーマにしました。

ご質問の内容は、

「性格を変えるという事に抵抗を感じます。最近、カウンセラーの本等を読んでおりますと、〝ありのままの自分を愛しなさい〟という言葉に何度も出会いました。性格を変えるという事は本当の性格を否定する事になるのではないかという思いがあります。」

という内容です。
まず、最初に、この〝ありのままの自分を愛しなさい〟に対して私は否定も肯定もしません。
心の世界ですから、何が正しくて何が正しくないかは、他人が決める事ではなく、自分自身が自分を偽らないで本当に良いと思える事が正解ですから。

という考え方を私はしますから、以下に書く内容は、あくまでも私(矢野裕洋)の価値観です。
判断は、このブログを読まれている皆さん一人一人に委ねようと思います。

〝ありのままの自分を愛しなさい〟という言葉をご覧になられて、森田療法をイメージされた方もいると思います。
おそらく、この方の読まれた本は森田療法に近い考え方をされている方が著者ではないかと推測します。
(重ねて書きますが、あくまでも私の考えを述べるのであってジャッジは皆さんにお願い致します。)

10年ほど前、森田療法を実践されている或る病院の精神科医長の方の講演の話です。
患者は60代女性、この女性は趣味で俳句をたしなんでいたのですが、何かのきっかけで人前で字を書く時に手が震え始めて、だんだん酷くなり、俳句の会はもちろん外出する事自体が辛くなりこの病院の外来に来られたとの事でした。
投薬治療と森田療法を併用して、結果、俳句の会にも元のように参加するようになり日常生活で困らなくなり完治したとの症例発表でした。
質疑応答の時間に、或る男性から、
「手の震えは無くなったのですか?」
との質問に、精神科医長の答弁は、
「手の震えはあります。しかし、元のように俳句の会にも参加していますし日常生活でも支障が無くなりましたから、森田療法の、あるがままに受け入れよ、という考え方からすれば、手の震えは無くならなくても、完治です。」
との答えでした。

手許の森田療法の本(森田式カウンセリングの実際 増野肇著 白揚社刊)からの抜粋です。

森田療法で重視する最も基本的な心構えが、「あるがまま」である。この言葉は治療者からも再三口をついて出る。
「大勢の前で緊張するのは当然の事です。緊張をとめようとすれば、そこに意識が集中するため緊張はますます強くなり、固着するようになります。緊張したら緊張したで良いのです。あるがままに緊張している事を受け入れていれば良くなるでしょう。」
「今日も苦しいけれど家を出た。途中、電車の中で不安が強くなり、降りたくなったが、不安はあるがままにして職場に到着する。」
我々の不安や緊張は、意志の力でコントロール出来るものではない。自然のもの、人間の心理として当然の事であり、それを消し去る事は不可能である。

と書かれています。

その通り、私も、不安や緊張を意志の力でコントロール出来るとは思いません。

しかし、森田療法の批判ではありませんが、森田療法はとても重要な事を見落としています。

大勢の前で緊張するのは当然でしょうか?
病院に行き、森田療法を実践しなければいけないほど、人前で緊張する人は全体から見たら少数派ではないでしょうか?
電車の中で不安が強くなり降りたくなるのは当然の事でしょうか?
俳句の会に手が震えるようになって行けなくなり、日常生活にも支障が出るほど外出が辛くなり病院の精神科に行く人は100人の内、何人くらいでしょうか?

当然とは違いますよね。
結果と原因なのです。
森田療法を含むカウンセラーの多くは、結果、への対処をする心理療法なのです。
原因のケア(多くの困っていない人の考え方を受け取れば結果の症状はなくなる)を全く視野に入れていないのです。

私が日本中に広めて対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病などを撲滅(ぼくめつ)したいと思っている、認知行動療法的な考え方は、誤認知の修正、です。
認知行動療法的に見ると、人前で異常に緊張するのは、人を異常に意識し過ぎている誤認知、が有るからです。
電車で不安になるのは、電車の中で間違った危険を感じている(誤認知)、が原因です。

前回のブログに書きましたが、私のお手伝いをしている事は、誤認知を正しい認知に修正するだけですから、本人の意識からすると自分の性格が変わったとはまず感じません。
自分は自分ですから。
自分が自分の意思で勘違いを直しただけですから。
しかし、周りの人たちから見ると、人を異常に怖がって人前に行く事を極端に避けていた人が、人を異常に意識する事がなくなり、人前に行き始めたら、性格が変わった、と見えるでしょう。
同じく、不安がっていた誤認知がなくなり、多くの人と同じくらいの不安の感じ方になったら、周りの人たちは、明るい性格になった、と感じるでしょう。
私が言って来た、性格改善、はこういう事です。
しかし、言われてみると、性格改善は別人になる、という風に感じる人もいると思いました。
ですから、今後は、誤解が生じるのは避けた方が良いと思いますので、性格改善、という言葉の使用に注意し、ホームページなどでは順次修正して行くつもりです。

念の為に書きます。
私のセッションルームでよく話す事ですが、
「貴方が生まれてすぐの赤ちゃんの時、陽気なアメリカ人に養子にもらわれたら、陽気なアメリカ人の性格になっている可能性が高いですが、大人になった今の貴方がアメリカ人の性格になるのは絶対に無理です。性格改善といっても本当にわずかな事しかできません。明らかに間違っているという誤認知を正しい認知に修正するだけです。しかし、そのわずかな事だけで、貴方の人生は大きく変わります。楽になります。」

最後に、短い寓話を一つ書きますね(笑)。
よく想像しながら読んで下さい。


学年に一人いるかいないかでしょうが、自転車に乗れない子がいるとしましょう。
もちろん、五体満足な健康な子ですよ(笑)。
その子は周りの子と同じように多少は自転車に乗る練習をしたのですが、うまく行かなくて、もう自転車に乗る練習を全くしないであきらめています。
その子からすると、自転車に乗れないのが当たり前、乗れる方がおかしいという考え方をしていると思いませんか?

自転車に乗れない、乗るのをあきらめた自分を、「ありのままの自分を愛しますか?愛せますか?」
人前で病院に行くほど過度な緊張をしている自分を、「ありのままの自分を愛しますか? 愛せますか?」
電車の中で不安が出て降りたくなる自分を、「ありのままの自分を愛しますか? 愛せますか?」


自転車に乗れない自分がおかしい(変だ)と認識して、自転車に乗れるように練習をして自転車に乗れる自分になる事は、自分を否定する事になるのでしょうか?
人前で病院に行くほどの過度な緊張をしている自分を、人前で多くの人たちと同じようになる事は、本当の性格を否定する事になるのでしょうか?
電車の中で不安が出て降りたくなる自分を、他の乗客と同じように安心して目的地まで乗っている自分になる事は、あるがままの自分を否定しているからいけないのでしょうか?


私がお手伝いしている事は、誤認知を正しい認知にして頂くだけです。

ご判断をお願い致します。

よろしかったら、ご意見、ご感想をお願い致します。

では、今日はこんなところで(笑)。


では、明日(笑)。

お休みなさい。
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ヘビの話 (誤認知の話)

2007年05月23日 | 心理療法ハッピーライフ
ヘビの話 (誤認知の話)


2007年5月23日(水)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


一晩良く眠りまして、風邪は治りました(笑)。
ご心配、有難うございます(笑)。
もう、大丈夫です(笑)。

さて、今日のテーマは、ヘビの話(誤認知の話)、久しぶりの寓話です(笑)。


想像しながら読んで下さい。

都会育ちの30歳の男性が、家族の事情で奥さんの実家の山奥の村に引っ越して来て、農業を始めました。
(何でしたら、テレビ朝日の銭形金太郎をイメージして下さい(笑)。)

この男性は都会育ちですから、ヘビの名前は知っていても、実物のヘビを動物園以外でほとんど見た事がないので、例えば、畑仕事をしていて、細長いシマヘビを見ても恐がって家に逃げ帰るのです。

シマヘビを恐がるこの男性を村人は、
「都会育ちの人はおかしいねぇ! おもしろいねぇ!」
と笑っています。

しかし、何ヶ月か経ったら、この男性は、シマヘビと青大将、マムシなど、ヘビの種類が分かり始めて来ます。

すると、マムシには警戒しますが、他のヘビが出て来ても、ヘビは好きではないですが、逃げ帰る事はなくなりました。


とても短い話ですが、ヘビを対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病に例えています。


この男性は、ヘビは怖い、と思い込んでいたのですが、都会では間違った認知ではないのですが、田舎暮らしをする為には、ヘビに関して、もっと詳しい認知をしなければいけない、必要性が出て来たのです。

そして、怖いけれども、勇気を出して、覚悟を決めて、ヘビから目をそらしたかったでしょうが、必要な認知を得る為に、ヘビを見に行ったのです。

そして、ヘビの種類を分かり、納得したのです。

すると、ヘビ=怖い から マムシ=警戒、気持ち悪い シマヘビや青大将=安全、気持ち悪い

のように認知を変えて田舎暮らしに適応できるようになったのです。

対人緊張症も神経症も性格由来のうつ病も、色々言い換えられますが、特殊な考え方をしているから現在の環境に適応できないで辛がっている状態(環境適応障害)とも言えます。

対人緊張症の人の多くは恥ずかしいと怖いの区別が付いていないのです。
まるで、ヘビは全て怖いとなっていた時期のこの男性と同じような感じです。

確かに子供の頃は、恥ずかしい=怖いなのですが、
子供の例、
恥ずかしい事をする→大人に嫌われる→大人が世話をしてくれなくなる→困る→生きられなくなる→怖い
のような発想になりますが、大人は、
大人の例、
恥ずかしい事をする→大人に嫌われる→大人が世話をしてくれなくなる→多少は困る→しかし生きて行ける→怖いではなく嫌だくらいの感情
となります。

都会暮らしの頃のヘビの認知は ヘビ=怖い で良かったのと同じく、
子供の頃の認知は 恥ずかしい=怖い で良かったのですが、
田舎暮らしを始めたら、マムシ=警戒、気持ち悪い シマヘビや青大将=安全、気持ち悪い のようにしないと適応出来なくて困るのと同じく、
大人になったら、恥ずかしい=嫌だ に認知を変えないと困るのです。

神経症の方の多くは、不安=怖い でこの不安を見に行こうとしないから、細長いシマヘビを見ても恐がって家に逃げ帰るのと同じ事を繰り返し続けているようなものです。

性格由来のうつ病は、恥ずかしい=怖い とか 不安=怖い にしているとこの世の中は怖いものだらけですから、まるでお化け屋敷ですから、うつ、が出て来て当たり前です。

私の所に来られる方の半数くらいの方が、
「どうしたら納得できるのですか?」
というような質問をします。
中には、何度も何度も質問をする方もいます。

答えは、ヘビを怖がらなくなった30歳の男性と同じ事を行えば良いのです。

この男性はこの田舎で暮らさなければならないのだと受け入れて、覚悟を決めて、怖いでしょうが逃げるのをやめて、このヘビはシマヘビ、このヘビは青大将、このヘビはマムシ、と覚えて行ったのです。
ここで生きるのには絶対に必要ですから。
そして、何度も何度もこのヘビはシマヘビ、このヘビは青大将、このヘビはマムシ、と分かっている状態から人目見れば分かるような深い納得をするまで見に行ったのです。

同じです。

この世の中をうまく生きるには、恥ずかしいと怖い、嫌だと怖い、を分離しなければいけません。
何故ならば、人は人の中で生きる動物ですから特殊な発想をしていたらうまく人の中で生きられないからです。
以前書きました、クイズ100人に聞きました、の言い方をすると、
山奥の田舎で生きるには、山奥の田舎の人たち100人の多数派の考え方を受け入れれば楽に暮らせるのです。
それと、同じです。
対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病で悩んでいる人たちよりも、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病で悩んでいない人たちの方が、圧倒的に多数派です。
対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病で悩んでいない人たちの発想は、恥ずかしいは恥ずかしいで怖いではないのです。
同じく、嫌だは嫌だで怖いではないのです。
子供ではないのですから。

お分かり頂けましたでしょうか?

最後に、
「性格改善、というと今までの自分を否定されているように思えるのですが?」
というご質問を頂きました。
私も、なるほど、と思いましたので、性格改善という言葉を使用するのを注意して減らそうと思いますが、性格改善とはこういう事です。

都会から来たばかりの男性は、細長いシマヘビを見ても恐がって家に逃げ帰るのですから臆病な性格に見えたでしょうが、ヘビを怖がらなくなり田舎暮らしに適応して行ったら頼もしい性格に見えそうにありませんか?

誤認知を正しい認知に変えると、自分自身はそんなに変わったようには思えませんが、周りからしたら、性格が変わったように見える事を、性格改善、と言っているのです。

宜しいでしょうか?
答えになりましたでしょうか?


申し訳ございませんが、明日は、私用の為に、ブログの更新はお休みさせて下さい。


皆さんが人生を楽しく生きられますようにお祈り申し上げます(笑)。


では、明後日(笑)。

大丈夫(笑)。大丈夫(笑)。

おやすみなさい(笑)。
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お休みの連絡

2007年05月22日 | 心理療法ハッピーライフ
今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です。

軽い風邪を引いてしまいました。

今日のブログの更新は休ませて下さい。

ごめんなさい。
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信じる力(対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病のケア)

2007年05月21日 | 心理療法ハッピーライフ
信じる力(対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病のケア)


2007年5月21日(月)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


今日のテーマは、信じる力、です。


まずは、説明を兼ねて、例え話を書きますね(笑)。
想像しながら読んで下さい(笑)。

車酔いをする幼稚園の男の子がいるとしましょう。
今日は、お母さんと一緒に幼稚園のバス旅行の日です。
支度をして出かけようとした時、お母さんは、子供用の車の酔い止めの薬、が切れているのに気付きました。
仕方がないので、お母さんは、この男の子に、
「このお薬は、お父さん用の酔い止めの薬なのよ。」
「いつもの酔い止めの薬よりももっと効くのよ。」
と言って、お父さんが飲んでいるアリナミンを一錠飲ませました。

その後はどうなると思いますか?

アリナミンに酔い止めの効果はありませんよね(笑)。
しかし、夜、お父さんに、
「お父さんね、今日はお父さん用の酔い止めの薬を飲んだからぜんぜんバスに酔わなかったよ!」
とニコニコしながら報告をしている子供の姿が想い浮かびませんか?

皆さんも聞いた事が有ると思いますが、医師は偽の薬を使う事があります。
(偽薬(ぎやく、プラセボ、プラシーボ、placebo)と言います。本物の薬と全く同じような外見に作られていますが、本当の薬ではありません。心理的な効果を出します。)

アリナミンは医師の偽薬と同じで、この男の子は信じたから、薬効は全く無いのに効果が出たのです。

皆さんは、信じる力、という事を考えた事は余りないと思いますが、この信じる力はとても大きく皆さんの人生に関わっています。
すべての人は今までの人生の中で信じる力の何らかの実証が出来ます。

もちろん、良い事だけではなく、逆にも働きます。

私のこのブログの常連の方は、既に気付いたかも知れませんが、悪く働いている信じる力が、言い方を変えれば、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病の正体なのです。

例えば、昨日、例にしました、電車でパニックになるパニック症の方は、悪く働いている信じる力、を出しているのです。

電車のドアが閉まると、閉じ込められたと思い、気分が悪くなり、呼吸が苦しくなり、頭が真っ白になり、失神したり、症状は個人差がありますが、色々な症状を出します。

それは、信じているからです。
アリナミンを酔い止めの薬だと信じて飲んで車酔いをしなかった男の子の全く逆ですね。

余談ですが、私の専門分野の関係で、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病のケアをテーマに書いていますが、この信じる力は日常生活の中でも大きく皆さんを支配しています(笑)。
日常生活の中での信じる力を皆さんはよく、自信、という言葉に置き換えて使用しています(笑)。

例えば、仕事に自信を持っている人は、全く畑違いの業界に行っても、
「以前の仕事が一人前に出来たのだから次の仕事も出来るはずだ!」
という感じです。
しかし、よ~く、考えて下さい。
全く畑違いの業界ですから、出来るという本当の根拠は無いのですよ。
しかし、こういう人を見ていると、出来るまで努力しています。
しかし、本人はそんなに努力をしている気持ちはありません。
「あなたはとても頑張っていますね。」
と言うと、
「頑張ってなんかいませんよ。」
「出来るのが当たり前ですから。」
「私は当たり前の事をしているだけですよ。」
などと言いますよね。
何故ならば、業界が全く違っていても、出来て当たり前、出来ない方がおかしいと信じていますから、出来るまで努力を続けて、出来たという現実を自分で作り上げるのです。

信じる心は環境までも自分で知らず知らずに作り上げているのです。

自己実現型の予言とも言います。
自分が知らない所で努力して実現するという事です。

或る男性は私に、
「私は女性とお付き合いをしてはいけない運命の星の下に生まれたようです。何故ならば、合コンに誘われたりしたらお腹を壊したり風邪を引いたりして必ず体調を壊すのです。もちろん、女性とデートをした事は何度かありますが、そういう時に限ってひどい体調不良になるのです。」
と話された男性がいました。

私のこのブログをよく読んでいる方は分かりますよね(笑)。
決して運命ではありません。
病的に言うと、対人緊張症の一つ、対女性緊張症です。
今回のテーマの信じる心から言うと、女性と会う時は体調を壊すと信じ込んでいますから、自己実現しているのです。
しかし、このシステムを知らない人は不思議でしょうね。


さて、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病のケアの話に戻りますが、

私の所(心理療法ハッピーライフ)ではどういう事をしているのかという説明は色々出来ますが、信じる心、という言い方で説明をすると、

ハッピーライフでは
1. クライアントさんのマイナスの信じる心(自信)を壊しに行くお手伝い。
2. プラスの信じる心(自信)を作るお手伝い

をしているのです。

ですから、早い人は簡単に早く楽になります。

新入社員のA君B君の話で言うと、A君はB君の話を聞いて、自分自身で、部長は恐い、という考え方(信じる力)を壊したら、次に部長に怒られても胃が痛くならなくなったのです。

ちなみに、これがA君のように自分自身で出来る方もいます。
自分自身で出来ない方もいます。

私の所に来られる方と来られない方、私自身の説明をよくこう言います。

「私を例えると、私は予備校の先生のような人です。大学入試を予備校に行かないで独力で突破できる人もいます。そういう人は私を必要としませんが、自分の力では大学入試を突破出来そうもない人や、更に良い大学に行きたいという人をお受けしているようなものです。」
分かりますでしょうか?

ですから、私の所には新入社員のA君B君のA君のような簡単な人は来ません。
悪い言い方ですが、大学入試に例えると、劣等生をお受けしているような感じです。

ですから、まず、紆余曲折があります。
一筋縄では中々いきません。
しかし、逃げないで、あきらめないで、素直に、受け入れて頂ければ必ず楽になります。

まずは、マイナスの信じる心(自信)を壊せば良いのですが、代表的なうまく行かない人(状態)を羅列すると、

1.どんなに話をしても無理だと受け入れない人や信じない人

2.治してもらうから自分で心を修正するという事を受け取らない人

3.論理的に納得しないで、感情で対応する人

4.目的をぼんやりとしか認識していない人

5.真剣のつもりではいるが真剣ではない人

例を挙げると、他県から来られました或る女医さんは、何回か通われて、多少の効果は出ましたが、最後は、医学と違う話は職業柄信じられない、病気なのだから治すのが当たり前でしょう、そもそも、私は、あなた(矢野裕洋)の容姿や声が嫌いです。とおっしゃって途中で終わられました。
この女性は1.2.3.4.の状態がありました。

私の所に医師もよく来ますが、おそらく医師の多くは医学が一番と考えているのでしょう、個人差はありますが、総じて、医師以外の人よりも医師は信じて頂くのに時間が掛ります。
また、受け入れが浅かったりします。
そして、男性よりも女性に多いのですが、論理的にではなく感情で判断されては困るのです。

ですから、この女医さんに、
「先生は患者さんに好かれようとなど考えてはいないでしょう。私もクライアントさんに好かれようとなど思っていません。対人緊張症を治すという目的に焦点を合わせて下さい。論理的に考えて下さい。感情は傍らに置いて下さい。」
と言いましたが、少し効果が出て楽になったので4.の目的がぼんやりして来たのも一つの理由だと思いますが、嫌な人は嫌です。とおっしゃって、終わりになりました。

感情で対応する人は本当に困るのですが、最近の例では、洗脳されたら恐い、とおっしゃった方がいます。
洗脳など出来るわけがないのですが、こちらは論理的に説明をして納得して頂くしか方法はありませんから、感情で来られる人は本当に困ります。

5.真剣のつもりではいるが真剣ではない人 
或る男性ですが、自分は真剣だと言うのに資料を読むのを面倒がったり、用事が出来たと言って予約の変更を何度もしたり、お金がなくなったから明日の予約はやめて来月にしますなど言われた方がいます。
用事の内容やお金がなくなった理由を聞くと、友人に誘われて飲みに行く用事だとか、友人と飲みに行ってお金がなくなったという理由なのです。
私が、真剣ですか? と聞くと真剣だと言うのですが、どう思われますか?

心の優先順位の一番にして頂かなければうまくいきません。

自分の人生を賭けているというくらいの真剣が必要です。

では、今日はこんなところで(笑)。


対人緊張症も神経症も性格由来のうつ病も、多くの困っていない人たちの考え方を受け入れれば絶対に楽になれます(笑)。


大丈夫です(笑)。大丈夫(笑)。


では、明日(笑)

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対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病の治し方 4回目

2007年05月20日 | 心理療法ハッピーライフ
対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病の治し方 4回目


2007年5月20日(日)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


今日は、お待ちかね、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病を自分で治すの4回目です(笑)。


初めて読まれる方に、

今回の話は続きの話ですから、この話の前編3話と新入社員のA君B君の話など以前書いた話も読まれて下さい。
理解が深まりますからね(笑)。


まず、おさらいです(笑)。

対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病は、結果を見る医学や心理療法からすると病気ですが、原因を見る認知行動療法的な見方からすると、心の勘違い、誤認知が原因です。

例です。
想像しながら読んで下さいね(笑)。

電車に乗ると動悸や恐怖感を感じるパニック症(神経症の一種)の人がいるとしましょう。
電車に乗ると、閉じ込められたという意識になり、酸素がなくなってしまうという恐怖感から動悸や恐怖感を感じて電車に乗れなくなっています。
(実際にこのようなパニック症の人は多いのです。)

医師に行くと、パニック症という病名を付けられて精神安定剤や抗鬱剤などが出されます。

しかし、認知行動療法的な心理療法をしている所に行って、電車に乗って何が怖いのかを見に行き

『怖い事など何もない』、

という事を深く納得したらパニックはなくなります。
電車に本当に閉じ込められているのだろうかという事を一緒に考えて行きます。
確かに電車が発車するとドアが閉まりますが、次の駅に行くと必ずドアは開く事。
電車のドアが開いたまま走っている状態を想像して頂き、逆に電車のドアは閉じ込めているのではなくあなたを守るために閉じているという事。
想像で他の乗客や運転士や車掌を観察して頂き一度も酸欠で苦しがっている人を見た事がないという事は、酸欠にはならないという事。
などを深く納得して頂いたら、症状はもう出なくなります(笑)。


新入社員のA君B君の話(ダイジェスト版)

新入社員のA君B君が部長に一緒に怒られました。
怒られた後、A君は自分の席で胃を押さえながら、
「部長に怒られて胃が痛い!」
と苦しがっているのです。

しかし、同時刻、B君は社員食堂の自動販売機で缶コーヒーを買って飲んでいるのです。
先輩がB君を見てA君と、余りにも、違うので、
「おい、B、お前も部長にAと一緒に怒られたんだろう。」
「Aは胃が痛いと言って苦しんでいるぞ!」
と言うと、
「僕らは新入社員なんですよ。」
「新入社員が失敗して当たり前じゃないですか!」
「あれ位の事で部長は大人気がないですね。」
「ところで、先輩、この缶コーヒーはうまいですね。」
「ははははは。」
とB君は笑っているのです。

今後、A君は部長が恐いと感じ出し、部長の前でまた怒られるのではと過度な緊張を仕始めたら、対人緊張症です。

A君が医師に行くと、医師はストレス性の対人緊張症と言うかも知れません。
そして、パニック症の方と同じく、精神安定剤とか抗鬱剤などが出されます。

しかし、ストレスは物質ではありません。
感じ方です。
A君はとても強くストレスを感じたのに、B君は同時に部長に怒られているのにほとんどストレスを感じていません。

という事は、A君はB君の考え方を、受け入れたら、B君のように楽になりますよね(笑)。


最初の結論です。

対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病は誤認知(勘違い、妄想)が原因で、原因からすると、お化け屋敷の中で怖がっている人と同じですから、お化け屋敷の中で怖がっている人は病気ではありませんから、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病は病気ではないのです。
(性格由来のうつ病は何もないのにうつを感じるのではありません。うつは対人緊張症や神経症などの結果、人生がうまく行かないとマイナスの感情が出て来る、うつはマイナスの感情の一つです。)


では、本題の治し方ですが、以前の答えは、下記の2つを実行して頂く事でしたね。

1.自分を客観的に見る
2.何が恐いのか逃げないで見に行く

「電車のドアが閉まっても何も怖い事はないのだなあ!」
「本当にB君の考えている通りだなあ!」

と受け取れれば、楽になります(笑)。

しかし、分かっているのですが、出来ない、という方が多いです。
私が最近、クライアントさんに言った言葉ですが、

1.自分を客観的に見る
はクイズ100人に聞きましたを想像して下さい。
そして、多数派の考え方を正解にして下さい。

2.何が恐いのか逃げないで見に行く
は覚悟を決めて下さい。
辛くて辛くて私の所に来られたのですから、もう覚悟を決めて、怖いと思っているものをわざと見に行って下さい。
その代わり、嫌な事や恥ずかしい事などは有っても怖い事は無いという事を保障します(笑)。

深い納得自体が出来ないという方も多いです。
深い納得の仕方とか方法が分からないという方もいます。

例えば、小学生だった頃、漢字を覚える時、10回書けば覚えてしまう子もいれば100回、1000回書かないと覚えられなかった子もいたでしょう。
深い納得をするまで、
1.自分を客観的に見る
2.何が恐いのか逃げないで見に行く
をこれでもかこれでもかと続けるしかないのです。
理由は、10回で覚えられる子のような人はB君を見ただけで自分のものにしているでしょう。
残念ですが、私の所に来られている方やこのブログを見ている悩みの有る方は、1000回も2000回も書かないと漢字が覚えられない子のようなものですから、これでもかこれでもかと仕続けて、深い納得をするまで、全くその通りだなあ、と思えるまで続けるしかないのです。


しかし、受け取ったら人生が楽になります(笑)。
今までの辛さがウソのようになくなります(笑)。
何故ならば、誤認知(勘違い、妄想)だったからです(笑)。

しかし、受け取らなければ楽になりません。
絶対に覚えなければいけない必須の漢字と同じようなものです。
1.自分を客観的に見る
2.何が恐いのか逃げないで見に行く
を仕続けて、
「本当に怖い事は何もないんだ!」
と受け取らなければいけません。


最後に、

私の現在の最大の目的は、

上記の通り、原因から見たら、対人緊張症も神経症も性格由来のうつ病も病気ではなく誤認知(勘違い、妄想)という事を世界中に広めたいのです。

そして、対人緊張症も神経症も性格由来のうつ病も病気ではないという事を常識にしたいのです。

すると、受け入れがとても良くなりますから、対人緊張症や神経症や性格由来のうつ病の人は、簡単に楽になりますから(笑)。


大丈夫です(笑)。大丈夫(笑)。


では、明日(笑)。

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催眠の本当の姿

2007年05月19日 | 心理療法ハッピーライフ
催眠の本当の姿


2007年5月19日(土)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。

今日は、催眠の本当の姿というテーマです。

最初に、前置きですが、

私は米催眠療法協会の講師資格を持っています(当然、全米催眠療法協会の上級資格も持っています)。
日本催眠学会の会員でもあります。
催眠に関して、専門家中の専門家の私が催眠の真実の姿を明かします。

よく有る問い合わせの電話なのですが(今日も有りましたが)、

「催眠を掛けてくれたら対人緊張症や神経症やうつ病が一回で治るのですね。」
「退行催眠を受ければ、人生の全ての問題が解決するそうですね。」
「前世療法を受けて、前世を知り、生まれて来た目的を知れば、素晴らしい人生になるのですね。」

こういう類の電話です。

全て間違いです。

ただ、そう思うのも無理のない所もあります。
私自身も催眠を習う前は催眠は魔法的な力があるのではと期待していましたから(笑)。

実は、催眠は魔法でも何でもありません。

誤認知を意図的に騙す方法で被験者に受け入れさせているだけです。
(被験者を騙しているだけ、システムは小さな子供にする、痛いの痛いの飛んでけ~と同じで、子供が痛いのが飛んで行ったと信じ込んだら、潜在意識の力を引き出して、痛みを感じなくなるのと同じ。ここで重要なのは、痛みがなくなったのではなく痛み止めの薬と同じく痛みを感じなくなっただけです。)

また、退行催眠も前世療法も通常の催眠のセッションの中に、心理劇、を組み込んだだけです。

退行催眠でしたら、小さな頃に戻るという心理劇(当たり前ですが、本当に小さな頃に戻ったり、自分自身が小さな子供に戻るわけがありません。当然ですが、心の中のイメージだけです。)を組み込んだだけです。

前世療法は、前世に行ったという心理劇を通常の催眠のセッションに組み込んだだけです。

技術的にもそんなに難しいものではありません。

結論ですが、
通常の催眠のセッションも退行催眠も前世療法も心理劇も暗示も全て力はありません。
クライアントさんが、受け入れたら、効果が出るというだけです。

ですから、皆さんがよく知っているものに例えると、映画とかテレビドラマと同じようなものです。
当たり前ですが、映画もテレビドラマも作り物ですよね。
催眠のセッションの中の暗示も心理劇も同じく作り物(ウソ)ですよね。
しかし、作り物でも、映画やテレビドラマを見ていて、その気(現実だと信じ込む)、になったら潜在意識の力を引き出して、現実と同じように涙を流したり怒ったり笑ったり現実と同じように感情が出て来るのです。

それだけです。

では、催眠状態とは何かというと、

催眠状態とは、特別な心理状態ではなく、ただ、単に、表面意識が低下している状態です。
何かに集中している時とか寝ぼけている時とか、ぼんやりしている時の状態の事で、ありふれた、皆さんが毎日経験している状態です。
また、瞑想状態とか座禅をしている心理状態と言葉が違うだけで同じです。
ですから、恐いものでも何でもないのです。

次に、催眠術師や古典的な催眠療法士はどんな人かと言うと、普通の人です。
上記しました、痛いの痛いの飛んでけ~を思い出したり、想像してみて下さい。
痛いの痛いの飛んでけ~をしているお父さんやお母さんに特別な力が有るわけがないですよね(笑)。
私も、駆け出しの雇われている催眠療法士の頃、古典的な催眠をしていましたから、多くのクライアントさんに催眠を掛けましたよ(笑)。
しかし、本当は、催眠を掛けたと騙していただけです。

結論です、

催眠状態はぼんやりしている状態の事。
催眠はだれも掛けられないし掛りません。
現実は、掛けたと騙している人と掛けられたと騙されている人がいるだけです。

では、何故、本当の催眠の姿が伝わって来ないかというと、

催眠術師や古典的な催眠療法士は、手品師と一緒で、タネ、を知られたら困るから教えないだけです。
程度の低い催眠術師や古典的な催眠療法士の中には、タネ、自体を知らない人もいます。
また、テレビで見たという人が多いですが、催眠を扱うテレビはバラエティ番組でNHKや報道特集ではないという所に気付かないで、テレビ=正しい事、となっているのです。

では、何故、催眠のネタを公開するのかというと、

催眠は魔法、という方法では催眠療法に良い未来展望はないと思うからです。
事実(本当です)、古典的な催眠療法を受けて効果の出る人は皆無に近いです。
(どんなに説明をしても催眠には魔法のような力が有ると言い続ける人には、仕方がありませんから、古典的な催眠を高いお金を取られますが試しに受けて下さい。そうすれば分かりますよ、としか言えません。)
私が東京時代に初めて催眠を習い勤めた或る催眠教室はその当時で開業25年の老舗でそれなりに有名でしたが、効果の出る方は皆無に近かったです。
他の古典的な催眠療法も同じようなものです。
(ですから、私は、その後、色々な所に行きました。お金もたくさん使いました(笑)。)
しかし、そこの先生は自分にはクライアントを催眠術に掛ける特別な力が有るとよく言っていました。

しかし、催眠療法は潜在意識にアプローチするのにとても良い方法だと思います。
ですから、今の私は、本当の催眠の姿を知って頂き、納得して受け入れて頂く、新しい催眠療法、をしているのです。


最後に、昨日の宿題でもある、潜在意識の力、を書きますね。

想像しながら読んで下さいね。

私達には、表面意識の力、と、潜在意識の力、の2系統の力が有るのです。

表面意識の力は、意識して手を動かす、足を動かすという事です。
これは分かりますよね(笑)。

潜在意識の力は、勘違いでも本当でも恐いと思い込んだら心臓がドキドキしたり、手足が震えたり、赤面したりする力です。

皆さんはこの2系統の力の事を意識した事は、まず、ないと思いますが、潜在意識の力(信じ切ったら出る力)を元々持っているのです。

古典的な催眠は、この潜在意識の力の存在を皆さんは知りませんから騙して信じ込ませて出しているだけなのです。

潜在意識の力の存在を知ると、催眠は不思議な事でも何でもない、当たり前の事なのです。

ここで、気付いた人がいると思いますが、
「この潜在意識の力って、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病の原因ではないの?」
と。

その通りです。

対人緊張症も神経症も性格由来のうつ病も、自分で誤認知(勘違い、妄想)をして、誤認知を自分自身で信じ込んで、自分自身で潜在意識の力を出して、自分自身が苦しんでいるだけです。

これが正体です。

最後の最後に、古典的な催眠は、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病と同じシステムだったとはと、ビックリ、している人も多いと思いますがその通りなのです。

ですから、古典的な催眠療法的に言うと、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病は、自己催眠(自分自身が自分自身に催眠を掛ける方法)で自分が自分で苦しんでいるだけです。

早く、自己催眠を止めましょう(笑)。

大丈夫です(笑)。簡単です(笑)。


では、明日(笑)。

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心臓神経症も過換気症候群(過呼吸症候群)も本当の病気ではありません

2007年05月18日 | 心理療法ハッピーライフ
心臓神経症も過換気症候群(過呼吸症候群)も本当の病気ではありません


2007年5月18日(金)
ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。

私のブログやホームページを読ませて頂きましたというメールなどの連絡はとても嬉しいですね(笑)。

さて、今日は、私のこのブログに下記の内容のトラックバック(リンク)が貼られましたので、題材に使いたいと思います。

「心臓神経症 自立神経失調症が循環器系の病気につく時 自律神経失調症以外にも多くみられ、ややこしい病気です。心臓に器質的な異常はないのに、動悸、息切れ、胸の痛み、頻脈、呼吸困難などのさまざまな循環器症状がみられます。 ・・・。」

私のブログには、毎日のようにトラックバック(リンク)が貼られますが、私が整理して載せて良いと判断した物のみ載せさせて頂いています。


私はトラックバック(リンク)を貼られた全てのブログをしっかり確認させて頂いています。
この方のブログは、まじめなブログだと判断させて頂きましたが、内容が私と全く逆ですよね(笑)。
私は、対人緊張症も神経症も性格由来のうつ病も、原因から見たら、心の誤認知(勘違い、妄想)が原因だから、病気ではない、と主張しているのですが、
この方は、おそらく、私のブログの題名だけ見られて、トラックバック(リンク)を貼られられたと思います。
(ですから、この方のトラックバック(リンク)は載せていません。)

日本人のほとんどの方は、対人緊張症も神経症も性格由来のうつ病も、病気、と思われていると思います。
そして、疑った事もないと思います。
確かに、常識は、対人緊張症も神経症も性格由来のうつ病も病気です。
しかし、考えて欲しいのです。

この方のブログは、心臓神経症(心臓自体は全く異常がないのに、心臓がおかしいのでは等の不安が色々な症状を出させる神経症)の事をまじめに書いているのですが、この方自身も、「心臓に器質的な異常はないのに」と書かれています。
そうなのです。
心臓自体に異常がないのに、心臓が止まってしまうのではないか等の不安が症状を出しているだけなのです。

よ~く、考えて下さい。
心臓に異常がなく、勘違いで心臓が止まるのではないかという不安が恐怖に変わり、苦しんでいるのは、病気でしょうか?

私が聞いた話ですが、或る病院は心臓神経症の方を徹底的に調べて心臓や他の体に異常がないと分かると、入院させて働かせるそうです。
しかも、薬はほとんど出さないそうです。

軽作業療法とも言うのですが、動機がするとか胸痛を訴えたりしても無視して働かさせるのです。
もちろん、医師の監督の下ですが、本人は辛いと言い続けているのですが、労働を何日か続けている間に、体が疲れて、心臓から不安の焦点が外れると、ケロッと心臓神経症は治るそうです。
ただ、この療法は、不安がる性格(考え方、思考)を減らしたのではなく、心臓に向いていた不安を心臓から外しただけですが、一般の考え方からすれば、心臓神経症は治った事になりますよね(笑)。

本当の心臓病の人に軽作業とはいえ、動悸や胸痛を訴えているのに働かせ続けてはいけませんよね。
でも、本当の心臓病ではないから、動悸や胸痛をどんなに訴えても休ませないで働かせ続けているうちに、薬もほとんど使わないで、対症療法ではありますが、治ってしまうのです。
これを、病気と呼ぶ方がおかしいと思いませんか?

ちなみに、この心臓神経症の症状、動悸や胸痛は心の指令です。
皆さんも不安を感じれば心臓がドキドキ(動悸)しますよね。
胸痛は、痛いの痛いの飛んでけ~、の逆ですね(笑)。
人間は、信じ込んだら、痛いのが飛んでいったという風に、痛みが感じられなくなったり、逆に、勘違いの痛みを感じるのです。(潜在意識の力と言い、将来このブログで書こうと思います。)


同じく、循環器系の神経症で、心臓神経症のように本人はとても苦しむ神経症に、過換気症候群、があります。
この神経症は過換気、言葉の通り、興奮して酸素を取り過ぎて苦しみ失神したりします。

私が、東京にいた時、個人的に仲良くさせて頂いていました東京の或る有名国立大学病院の内科医は、
「過換気症候群の患者が運び込まれて、本当に過換気症候群だと分かったら、放置しておきます。絶対に死にませんから。」
と笑いながら言っていました。

確かに、本人はとても苦しみ恐がります。
しかし、心臓神経症も、過換気症候群も他の神経症や対人緊張症、性格由来のうつ病も本当の病気ではないのです。

ただし、最初は本当の病気ではないのですが、勘違いですが、強いストレス、を感じ続けると、ストレスから本当のストレス性の病気になる場合はありますから注意をして下さい。

ですから、早く、不安がり過ぎる性格や人を気にし過ぎる性格を丁度良い性格に修正する事をお勧めします。


結論です。

対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病は原因から見たら病気ではなく不安がり過ぎる性格や人を気にし過ぎる性格が原因です。
ですから、本当の病気ではないのです。
新入社員のA君B君の話(このブログの最初の頃に書いています)のA君のように、困っていない人の考え方を受け取りに行けば良いのです(笑)。

今日のお話、お分かり頂けましたでしょうか?

言える事は、大丈夫です(笑)。大丈夫(笑)。
対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病は本当の病気じゃないですからね(笑)。

では、明日(笑)。
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心理療法ハッピーライフで良くなる人と良くならない人

2007年05月17日 | 心理療法ハッピーライフ
心理療法ハッピーライフで良くなる人と良くならない人


2007年5月17日(木)
ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。

歯痛は全く治りました(笑)。
ご心配をお掛け致しました(笑)。
来週、また、歯科医院に行って来ます(笑)。


さて、今回のテーマは、5月2日に書きました「治ろうとしない人たち」の続編です。
5月2日に 依存 している人の事を書きました。
良くならない方は大小の違いは有りますが何らかの症状への依存が、まず、あります。
この依存が良くならない障害になっています。

一例を挙げると、毎回、ご夫婦で来られました、40歳代の男性は、私の言葉の意味が分からない、分からない、言い続けるのです。
対人緊張症と不安症、うつで、会社を休職状態で、医師に掛られていました。
色々な話の中で、この男性は東京のとても有名な国立大学を卒業されています。
しかし、私が、言い方には気を使いますが、結局は、
「あなたは人を気にし過ぎて恐がっているでしょう。」
「不安がり過ぎているでしょう。」
という意味を、色々な症状や現状からの説明を加えて言っても、全く違うと言って受け入れないのです。
そして、この男性の返事の矛盾がひどくなると、最後は、分からない、分からない、全く分からない、と言い続けるのです。
最後は、いつも、奥さんが、「私が聞いても良く分かるのに、何が分からないの?」という感じで、夫婦喧嘩が始まってしまいました。

お分かりでしょうが、この男性に理解力が不足している分けではないのです。
わざと、東京の有名国立大学卒業という事も書きましたが、理解力の問題ではなく、理解してはいけないのです。

私のこのブログを読み続けて頂いている方は、もう見飽きるくらい見た言葉ですが、私の原因から見る認知行動療法的な心理療法からすると、対人緊張症も神経症も性格由来のうつ病もすべて病気ではなく誤認知(勘違い、妄想)が原因、という事を受け入れたくないのです。

ちなみに、初めて読まれている方もいるでしょうから、
対人緊張症や神経症、うつ病は医学の見方(結果を見る療法)からすると病気ですが、原因は人を気にし過ぎて恐いと感じている心や不安に備え過ぎて恐いと感じている心が脳に指令を出して多岐に渡る症状を出しているのです。
ですから、この心の指令を多くの対人緊張症や神経症、うつ病で困っていない人と同じにすれば、自ずと症状はなくなります。
結果から見ると、対人緊張症や神経症、うつ病は自然に治ります。
多くの困っていない人と同じ考え方を受け入れて頂ければ、薬も何も必要なく簡単に治ります。
詳しくは、このブログに一杯書いていますので以前のブログを読まれて下さい。

この男性の話に戻りますが、
対人緊張症や神経症、うつ病は病気でなければ、不可抗力、ではなくなります。
この男性からすると、会社を休職しているのは、対人緊張症や神経症、うつ病、という病気に掛ったから、仕方がない、不可抗力で自分のせいでは全く無いとしなければならないのだと思われます。

ウィルスや細菌のような物に掛ってしまったのだから、仕方がない、としなければ、この男性は自分に責任が有る、自分が悪い、という事を受け入れなければいけないという風に感じて、恐がっていたのではと推測しています。

ですから、自分が人を気にし過ぎたり、不安がり過ぎているのが、対人緊張症や神経症、うつ病の原因であっては決してならないのです。
ですから、分かろうとしないのです。

若しかしたら、この男性は、挫折を余り経験した事がないのかも知れません。

もちろん、この当たりの話もしましたが、聞く耳を持って頂けませんでした。
そして、最後は、奥さんからの予約当日の電話で「主人はどうしても行かないと言って聞きません。」という事でした。

皆さんの中に、では何故この男性は心理療法ハッピーライフに行ったのですか?と思われる方がいると思います。

おそらく、彼は、私の所に、治してもらいに来たのです。
(治しに来たのではなく、治してもらいに来たのです。)

以前、書きましたが、催眠は魔法でも何でもありません。
痛いの痛いの飛んでけ~と全く同じ、お父さんやお母さんに痛いのを飛ばす力は無いのに有ると言って子供を騙しているだけです。
私は全ての方に詳しい資料をお送りして読まれて納得された方をお受けしています。
この資料の中に催眠に力は無いという説明もしていますし、最初のカウンセリングの時間にも催眠に力は全く無いと説明をします。
しかし、この男性以外に何十人もいますが、何度催眠に力は全く無い、と言っても(説明しても)、納得をしないのです。

この男性は、催眠術を掛けて治してもらうのでしたら、良いのです。
ウィルスや細菌を催眠術を使って除去するのは、不可抗力、のままですから良いのです。
しかし、自分に非が有ったと認めてはいけないのです。
お分かりでしょうか?

自分の非や悪い所などを見るのが恐い、認めるのが恐い、だから、病気でなければならないという依存なのです。

良くならない人は、治してもらうという考え方を捨てなかったり、理解力がなかったり、現実を見ようとしなかったり、熱意がなかったり、何か有るとすぐあきらめたり、色々表面的にはありますが、
熱意を持って絶対に自分を変える、という気持ちを持ってさえいて下されば、必要な時間は掛かりますが、絶対に良くなります。
何故ならば、誤認知(勘違い、妄想)が原因ですから(笑)。


結論です。
紆余曲折はまず必ず有りますが、逃げないで、絶対に自分の考え方(思想、潜在意識)を変えて素晴らしい人生にするんだという強い熱意が有れば大丈夫です。

大丈夫です(笑)。大丈夫(笑)。
あなたの人生ですから、あなたの思い通りになって当たり前ですよ(笑)。

では、明日(笑)。

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大分良くなりました(笑)。明日から再開します(笑)。

2007年05月16日 | 心理療法ハッピーライフ
今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。

歯痛は大分良くなりました(笑)。

明日からブログを再開いたします。

楽しみにして頂いている方、ごめんなさいね。

明日のテーマは、ハッピーライフで良くなる人と良くならない人というテーマで書こうと思っています。
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