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花園に風は吹くか?陽光は届くか?

2022年12月29日 | 言いたい放題
【先を生きる者達を見て、次世代は育つもの】

(ここは宝塚の話なので、宝塚わからないなって方は飛ばしてください)

昨日…じゃない、一昨日の夜くらいですか?

宝塚歌劇団の演出家だった原田氏のセクハラ・パワハラ事件がネットニュースでかけめぐりましたね。

原田氏の作品、私は思い出深いんですよねー…、人生初の生宝塚観劇は宙組公演『白夜の誓い』でしたし、花組公演『MESSIAH』もけっこう良く感じたし、一番最近だと月組公演『ピガール狂想曲』は繰り返し観ては元気をもらってる作品。

どれも

「素晴らしい!」

ってのではなく、改良を重ねてより良作にしてほしい傑作の原案みたいな作品だと個人的に考えています。

なるほど、こんなに若い人だったなら納得。

(宙組公演『ロバート・キャパ』と雪組公演『20世紀号に乗って』は完成度が高く語り継がれる名作です)

いやーすごかったね。

原田氏があんなにお若い人だと知らなくてまずびっくり、そして被害者の耐えた苦難に絶句。

日本社会のみならず、世界全体にいえることだけど、今までは権力で黙らせて終えられたことも現代では無理なわけで…再発防止と被害者のメンタルケア、そして加害者の治療もやってほしいなあ。

再発防止って

「あることをなかったことにして徹底的に黙らせる」

ことじゃないからね。

いやー、先輩後輩、団員同士、だけの問題じゃないと思っていたよ。

閉鎖社会と権力は人を狂わせがち。

宝塚100年(実際は以上)の歴史をちょっと調べれば壮絶ないじめや仲違いエピソードはボロボロ出てくる。

次世代は先代を見て学んで、多く模倣して育つわけだから…良いところもどんどん受け継がれるように、時代にそぐわないもの、本当は皆が嫌だと思ってたことも…継承されてしまうものなんだろうなあ。

んー…。

なんだかなあ。

家政婦のミタゾノさんは

「布団は叩けば叩くほど中に湿気もホコリも入り込んでしまって意味がない。

 大切なのは風通しをよくすること。

 叩かずしっかりじっくり陽に当てるのが一番良いんですよ」

みたいなこと言ってた気がする。

秘密の花園か、良いものも悪いものもひたすら継承される密室か…。

風通しをよくし、しっかり陽の光をあびて、花園の花たちが幸せに元気になってくれるといいなあ。

それは花園の所有者、管理してくれる庭師さんたちも同じに。

それが花園を訪れる客たちの幸せにもつながるかと。

はー。

辛い(辛い)。

他の方もたくさん指摘していらっしゃいましたが、ハラスメントっていうカタカナにすると妙に軽い雰囲気に変換されますが、虐待行為であり、人権侵害であり、犯罪だからね。

それはしっかり受け止めてほしいですよね。

「デブ」

「ブス」

と言われた幼い人がどれだけ摂食障害に陥れられるか。

そして摂食障害は最も死に至らしめる精神障害だとも言われるのですよ。

これは昔から宝塚受験スクールの先生たちにも思っていたことです。

密着取材で少女たちに浴びせられる罵詈雑言ときたら。

鬱々した記事なので嫌んなったら消します。

ずっと残す可能性も高いですが。

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