八尾市市民活動支援ネットワークセンター「つどい」(ブログ)

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つどいの学習座談会 Vol.2「養育里親=はぐくみホーム」【第二弾】

2022-10-06 14:23:19 | 「つどい」の主催行事とお知らせ

 こんにちは。

 センター「つどい」で業務責任者をしております新福(しんぷく)です。

 今回は、第二弾として9月25日(日)10時~「つどい」1階シェアスペースにて開催いたしました。

 

 前回開催した内容の振返りを行いながら、さらに深くお話をしていただきました。

 話題提供者は今回も、「特定非営利活動法人キーアセット」さんにお越しいただきました。
 
 特に今回は、話題提供者を代表して吉川(きっかわ)マネージャーからお話をいただきました。
 上の写真でボディーアクションをされておられるのが吉川(きっかわ)さんです。
 (引き続き、荒木さん、福田さんもお越しいただきました。)


   今回は一部の内容及び感想のみをご紹介します   
(気になる方は、キーアセットさんにお問合せくださいね)

 前回の開催記録は、こちらをご覧ください。
 「はぐくみホーム」を含めて里親制度についての基本的な事をまとめました。
【開催記録:つどいの学習座談会Vol.1「養育里親=はぐくみホーム」】



 キーアセットの名称、キーアセットの文化と大切にしていること。
 「キー」→鍵。「アセット」→資産。以上から、「未来の資産」という意味です。
 なるほど。「未来の資産」の鍵になるのが「子ども」ということですね。
 「子は宝」と昔から言いますが、未来に向けて何かを生み出すという意味であれば、まさにこの「はぐくみホーム」活動は、未来の地域社会に貢献する生み出す活動ですよね。


 キーアセットの文化は、「寛容・柔軟・前向き」とお話されていました。何かわかるような気がします。


 キーアセットが大切にしていることは、「子どもファースト」「全ての人と地域とのつながり」「関係機関等との協働・連携」とお話されました。
 この開催が出来たのは、キーアセットさんが「つどい」に訪問された際に、説明会を行う事が出来る話をお聴きした事がきっかけです。
 担当者の私としては発想を変えて、「つどい」自身が「キーアセット」さんと連携して、講師でお呼びし学習座談会を開催しようと企画をしました。

 協働(コラボ)が出来ましたね。キーアセットさん、ありがとうございました。



 動画の内容がジーンとして良かった(感想) 

 動画では「はぐくみホーム」を登録された方と「はぐくみホーム」を希望した方との関係づくりについて、動画を通じて学びました。
 
 私の感想ですが、この動画を拝見して、実際に経験した方のお話なので、リアルに伝わりました。

 まず、「はぐくみホーム」を希望された方からのお話としては、「はぐくみホーム」を登録される方に求めるものは、寛大に受け止めてくれる方、難しく考えないことだと仰られました。
 キーアセットの文化にあった「子どもファースト」を思い出しました。

 絆が深まり、最後には親子になられた様子が動画から伺えました。
 
 次に、「はぐくみホーム」を登録された方からのお話では、「はぐくみホーム」を希望した方の子どもの変化として、笑う事が増えた事、自分の気持ちを表現できるようになった、自信・意欲が持てるようになったとお聴きしました。

 最後は「お父さん」「お母さん」と呼ぶようになったとお聴きして、動画を拝見した私は当事者ではないの
ですが、とても嬉しく思いました。

 

 みんな、動画を真剣に見入っています。ジーンと来る動画でした。
 写真の左手前の人物は、スタッフです。今回は、内部研修としてスタッフにも参加してもらいました。
  


 参加者との感想・意見(海外の認識・気付く機会・団体連携) 

   
 参加者から「海外は里親についてハードルが低く、日本は里親となると特別感やマイナスの印象を持たれる。その点を払拭するのに個人の意識や印象や認識、そして法律・制度も変えられないだろうか。」という意見や感想を聞かせていただきました。
 
 すでに「はぐくみホーム」という制度は、これまでの里親制度の印象が変わったのですが、まだまだ市民ひとりひとりには認知や普及がされていないですよね。
 今回の開催の一番の目的でもありますね。

 日本は「里親=養子縁組」の印象が強かったのがひとつの原因だったのかなと、皆さんとの座談会形式での意見・感想を通じて、そのように思いました。

 また他の参加者からは「大人になって里親だったと知る方も居ると思う。ご本人・ご家族の元となる原因・課題を、子どもの頃にいかに認識してもらうか。そのタイミングも含めて難しいかもしれないが、大切だと感じた。」という感想を聞かせていただきました。
 私は、「子どもの頃に知ってもらうこと」と「大人になってから知ってもらうこと」は内容によりけりではありますが、親の責任・負担もある中、そのタイミングを逃すと子どもさん自身の背景にあるものがわからなくなることや同化して気付かないこともあると経験上、感じています。
 その点を親だけでなく、この里親制度も知ってもらいながら、子どもを包み込むように、つながりのある方々・地域の方々、学校やお勤め先などで、考える機会や我を振り返る・顧みる機会が必要だと思いました。
 今回の「つどいの学習座談会」も、この機会になればと思いました。
 「はぐくみホーム」も含め里親制度を知っている方が増えることで、子どもさんの救いの手・共助になればと思いました(里親制度自身は公助になりますが、情報提供や紹介は共助かなと思います)。

 他の参加者からは、面会交流のボランティアに参加しているので、今後はキーアセットさんが取組む「はぐくみホーム」の活動も知り、共につながればと思っていただいていると感想をいただきました。
 今後の連携・協働がもっと進めば良いなと主催者としても思いました。


 まとめ(主催者側として) 
 「育ち」をつないでいくこと、「はぐくみホーム」及び里親制度が特別感・マイナスな印象を払拭すること、そして「はぐくみホーム」及び「里親制度」は子どものための制度だということを大切にしながら、今後も「つどい」として、個人として情報提供を行っていきたいと思いました。
 ぜひ、「はぐくみホーム」について、説明会や訪問説明もしていただけますので、ぜひお問合せくださいませ。

 「はぐくみホーム」のお問合せ先
 里親支援機関「キーアセット」
  TEL:06-6720-6811
  E-mail:info@kiiasetto.or.jp

  
 今回は、インターンシップ対応として「つどい」に来ているインターン生にも参加をしてもらいました。
 

 
 後半は座談会形式で、意見交換・感想を行いました。



 
 終了後にお互い名刺交換や活動の紹介をして交流いただきました。
 今後につながればと切に思います。




 参加者 合計10名
  ・声掛け後の参加申込者:3名   ・話題提供者:3名
  ・つどいインターンシップ生:2名 ・つどいスタッフ:1名
  ・つどい担当者:1名
 ※「つどいスタッフ」は内部研修として参加。
  「つどいインターンシップ生」はインターンのカリキュラムとして参加。
 ※ 今回の「つどいの学習座談会」は、スタッフの内部研修及びインターンのカリキュラムも兼ねて開催を実施。
 
 最後まで、ご覧いただき、ありがとうございました。



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