こんにちは 「つどい」スタッフ鞠ちゃんです。
いよいよ、1年の最後の月がきましたね。
今は、まだ温かいけれど、これから寒くなるし、
なにかとパタパタしてきます。
健康に気を付けて、乗り越えましょう!
今年8月にリノアス8階にオープンした「みせるばやお」。
オープン以来、企業がさまざまなワークショップを開催して、
ものづくりの面白さ、スゴさを体感してもらえる場として
企業と子ども達をつないできました。
12月1日、谷元フスマ工飾株式会社さんによる
照明デザイナーになろう!
「和紙で作るおしゃれな行灯(あんどんーランプ)」
のワークショップを取材しました。
受講するのは、4歳~小学校6年生までの子ども達約20名と保護者の方。
谷元フスマ工飾さんは、70年以上フスマや障子紙を作ってこられた
会社です。
「障子」の定義は?
後ろからの光を通すことができ、また何度も張り替えることが
できることだそうです。
動物の影絵。どんな動物が浮かび上がってくるか?子ども達への質問です。
また、実際に子ども達に指に水を付けて障子に穴をあける体験をしてもらいます。
小さい頃、面白がって障子に指で穴を開け、よく叱られたのを思い出しました。
今日のワークショップの説明です。
行灯(あんどん)用に時別に樹脂で加工した和紙に絵を描いたり、花やいろんな形に
切り抜いた和紙を貼りつけたり、思い思いのシェードをつくります。
樹脂加工は、電気の熱による火災を防ぐためです。
みんなが作っている間に、谷元社長にお話を伺いました。
谷元氏は、理事として、立ち上げから「みせるばやお」に
かかわってこられたそうです。
物の部品などを製造されている会社は、直接消費者である一般の方に
自分達の商品について知ってもらう機会が少ないそうです。
そこで、自分たちの企業を知ってもらうのために、子ども達に
わかりやすく商品を説明するの場を持ちたいと思われたそうです。
「みせるばやお」に関わっておられる企業さんの中には・・・
・錦城護謨株式会社
炊飯器などの蓋にゴムパッキンなどを作られています。
「みせるばやお」の床の仕切りにも使われています。
12/24(月・祝)
プニプニがたまらない!「オリジナルのスクイーズを作ろう!」
を開催されます。
のびたり、ちぢんだりするだけじゃない、ゴムの不思議を知ってゴムづくりを
体験するワークショップです。
また、
・コンペイトウの大阪糖菓株式会社
オリジナルの『シュガーアート作品を作ろう!』
砂絵のお砂糖バージョン。シロップとお砂糖を使って
夢のような甘~い絵を描きます。
このイベントは、不定期に開催されていますよ。
「みせるばやお」のワークショップは、谷元フスマ工飾さん他
理事の11社さんと放課後NPOさんとで相談して決められるそうです。
企業外の放課後NPOの眼が入ることで、企業内では、気づかなかった
商品の意外な活用ワークショップが見つかるそうです。
「みせるばやお」のワークショップカードです。
来年の3月末までに、スタンプがたまるとオリジナルグッズを
いただけるそうです。
出来上がった行灯の点灯式です。いろんな模様が浮かびます!
「みせるばやお」は、今は土日を中心に子ども向けのワークショップを
開催していますが、いずれは、平日に大人やシルバーさん対象のワークショップ
も開催していきたいそうです。
平日は、企業が営業しているのでその兼ね合いをどうするか?
が課題だそうです。