草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

滲出性中耳炎-鼓膜チューブ留置術とアデノイド切除

2009年01月26日 | 足元記 - 子育て等のじたばた と 楽しみ
ムスメは滲出性中耳炎の治療のため入院していましたが
手術でどんな処置を受けたか
自分の頭の整理を兼ねて、まとめてみようと思います。


◆滲出性中耳炎 - どんな状態か

ムスメの場合、鼓膜内部に、ねばねばした水がたまっていたそうです。
また、この水が、鼓膜表面にも滲み出ていました。
このため鼓膜の振動が悪くて、きこえが悪い状態になっていました。

さらに、状態によっては、鼓膜が多少陥没しているときもありました。

聴力検査では、空気の伝導結果のみが悪く、
骨伝導のほうは問題ありませんでした。


◆鼓膜チューブ留置術

全身麻酔による手術で、鼓膜内部に溜まった水を吸引して抜きます。
何故全身麻酔かというと、子どもの恐怖感を取るためだそうです。

そして、切開した鼓膜に、ごくごく小さい(直径1mm、長さ1.5mm程度)の
チューブを挟むそうです。

これにより、耳の通気を図ります。

鼓膜のチューブは、手術の担当医の話によると、1年くらい
入っているそうです。
お風呂にもプールにも入れるそうですが、プールの場合は耳栓をする方が
いいかもしれません、とのこと。


◆アデノイド切除術

耳と口腔はつながっていますが(耳と鼻もつながっていますね)、
耳管の口腔側の出口付近に「アデノイド」という組織があるそうです。
場所は、のどちんこのさらに奥の辺りです。
口から覗いてもアデノイドは見えないので、レントゲンを撮って状態を調べます。

アデノイドが通常より大きいと、
耳管の出口をふさいでしまうことがあるそうです。
こうなってしまうと、耳の通気が悪くなり、
耳の中に水が溜まりやすくなります。

レントゲンの結果、ムスメのアデノイドは肥大していることがわかりました。

全身麻酔をしたついでに(?)
耳管の通気を良くする目的で、肥大したアデノイドを切除しました。


※鼓膜チューブ留置術とアデノイド切除は、セット、という感じでした。



えっと…上記は、入院した耳鼻科での説明と体験、および下記サイトで勉強したこと、
それとかかりつけの小児科で伺ったことがベースになっています。

やさしくわかる 滲出性中耳炎
 ※ めちゃめちゃ詳しいです。


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