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草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

PTA強制加入は「不当」 父親が会費返還求め提訴:朝日140703

2015年05月07日 | PTA報道関連

PTA関係者の間で話題になっている、熊本PTA裁判(←勝手に命名)のことが新聞報道されていましたので、いまさらですが、リンクします。

紙媒体と比べて、デジタル朝日には、「PTAの「自由な入退会」をめぐっては~」という段落が追加されたとのうわさです。

PTA強制加入は「不当」 父親が会費返還求め提訴

朝日新聞 140703

*** 一部抜粋 ***

 子どもが通う小学校のPTAが任意団体であるにもかかわらず、強制加入させられたのは不当として、熊本市内の男性(57)がPTAを相手取り、会費など計約20万円の損害賠償を求める訴訟を熊本簡裁に起こした。男性が2日に会見して明らかにした。

(中略)

 PTAの「自由な入退会」をめぐっては、NPO法人が4年前、横浜市で開いたシンポジウムをきっかけに議論が広がった。札幌市や岡山市などの一部の小学校では、すでに周知が始まっている

***


猫紫紺、反省―新聞記事の扱いに関して―

2015年05月06日 | PTA報道関連

Twitterで、今朝、このブログにおける私の新聞記事の扱いに関して、ある方からご指摘を受けました。

記事全文の無許諾掲載は、法律違反だよ、と。

もっともです。

言い訳すると、新聞サイトに掲載された記事は、時間がたつと消滅してしまうからと、クリッピング感覚でコピペをしていたのですが、反省しました。自分の主張が、台無しになってしまう行為です。

なので、新聞記事は、いっぺん全部非公開にします

コメントくださったかた、どうぞお許しください。

ただ、いついつ、こんな記事が、こんな新聞から出された、ということを記録して残しておきたい気持ちは持っています。

勉強して、対処しようと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 


(フォーラム)「PTA」どう考えますか?:2 私の論点:朝日新聞150504

2015年05月05日 | PTA報道関連

5月3日に引き続き、朝日<フォーラム>面でPTAの特集がありました。

(フォーラム)「PTA」どう考えますか?:2 私の論点

朝日新聞:150504 朝刊9面です。

こちらも、アンケートに寄せられた読者の声の紹介があります。「子どものため」と言いながらの実態など。

それと、他組織との連携についての報告、『PTAをけっこうラクにたのしくする本』の著者、大塚玲子さんのコメント(初出です!)、流通経済大教授(教育学)の小松郁夫さんのコメントが読めます。小松さんのコメントも、前回よりパワーアップしています。

(150511修正:記事全文掲載をあらためました。以下、抜粋です。転載量は記事の半分以下。コメンテーターのプロフィールは割愛。赤字太字は引用者によります。)

*** 

「面倒・負担大きい」7割

 朝日新聞デジタルで展開中のアンケートでは、PTA活動に関する様々な課題が見えてきました。地域とのかかわり方や、家庭の参加の仕方などを専門家に聞きました。子どものためといいつつ、どこまで時間を割かなくてはいけないのか。読者のご意見を紹介します。

--- コメント(抜粋) ---

●不要と思える係がいっぱい
●想定以上の動員に閉口
●巨額繰り越し、必要あるのか
●会費引き下げに校長反対
●政治活動の道具にしないで
●懇親会ではチークタイムも

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 ■他組織と連携は

 PTAと言えば、学校の中で完結する組織というイメージが強いが、実際は地域活動の担い手としても期待されているのが現状だ。

 「○○小学校」「○○中学校」など学校単位のPTAを取り巻く組織には、自治会・町内会や子ども会、また教育委員会などがある。登下校の見守りや祭りなどのイベントを共催するところもあり、連携の度合いはPTAによって様々だ。

 こうしたなか、「教育委員会が主催する講演会にPTAから動員しなければならず、負担が大きい」などの声も少なくないが、「教育委員会の講演会のお知らせがあっても、PTAは会員を『動員』する義務はない」(文科省社会教育課)

 一方、各学校のPTAは、「日本PTA全国協議会」を頂点とする日本最大の社会教育関係団体を支える存在でもある。ただし、上部団体に所属するかどうかの選択は各PTAに任されており、任意加入が原則とされている。

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 ■「子どものため」に特化する 大塚玲子さん(抜粋)

 最近は、すべての活動を洗い出し、いつ何があるか、何回集まればいいのかを明確にして、個々にボランティアを募るところもあります。一人一役を全員のノルマとするところもありますが、できれば強制は避けたほうがいい。

 活動内容も、本当に子どものためになることだけにして、楽しいことをやればいいと思います。親子で遊ぶという目的を明確にして、鬼ごっこ大会を開いたところもあります。保護者がバラバラだとできないことを一緒にやるという視点で見直せばいい。もしかしたら、PTAでなくてもいいのかもしれません。

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 ■地域を巻き込んで動こう 小松郁夫さん(抜粋)

 PTAのあり方を、考え直す時代に来ていると感じています。公立学校の経営自体が大きな転換期を迎えているからです。

 地域を巻き込むことが大切です。かつて関わったコミュニティースクール型の学校は、地域と保護者で子どもの問題行動を減らす取り組みをした結果、コンビニの前に集まる子が減り、学区のマンションの値が3割近く上がりました。ある小学校では卒業生の地域住民が、余裕のない保護者に代わって学校行事に関わり、「孫の学校を変えよう」と意気込んで知恵を絞るお年寄りもいます。

 地域住民と保護者、学校が連携して新しい学校を創造する時代です。


(フォーラム)「PTA」どう考えますか?:1 私の論点:朝日新聞150503

2015年05月05日 | PTA報道関連

先日拙ブログでお知らせしていた、朝日<フォーラム>面のPTAアンケート
ついに、記事になりました!
「PTA組織の例」 という図も分かりやすくてよいです。新聞のは、縦型組織図なのに注目。

(フォーラム)「PTA」どう考えますか?:1 私の論点

朝日新聞:150503 朝刊7面です。

5回特集の1回目です。
紙媒体での新聞記事はほぼ一面なので、記録のためには、そちらが買いです。ついでに、15面にはボランティアへの関わり方が特集されていて、こちらはPTA活動の関わり方に、とっても参考になります。

フォーラムでのアンケートに寄せられた声のほか、記者によるPTA独自のルールについての解説があります。フォーラムに先立って<どうする?PTA>として報道された、タレントの千秋さんと作家の川端裕人さんのコメントが、パワーアップして掲載されています。

フォーラムに掲載された読者コメントの中に、役を免除してもらうには、事情をみんなの前で説明して許可をもらう、というケースが立場を変えて3つ連続してありました。ひどいのになると、総会で事情開示、です。私的にはあり得ない。でも現実。記事のごく最初のほうですが、そこを読んで、苦しくなってしまいました。

(150511追記修正:記事全文掲載をあらためました。以下、抜粋です。転載量は記事の半分以下。赤字は引用者によります。)

 ***

 フォーラム面は、読者のみなさんとともにつくる議論の広場です。今回のテーマは「PTA」。

  ■「面倒・負担大きい」7割

 PTAのイメージについては「楽しい、おもしろい」「親の責務」などの選択肢から、複数回答可で7割を超す人が「面倒くさい・負担が大きい」を選びました。また「改善して欲しいところ」は、「活動内容の簡素化」「役員・係の決め方」「全員加入が当たり前のこと」が上位です。

     ◇

  ●家族の病状、全員の前で

  ●1人親が「免除」もらうには

  ●ルールを守ってもらうのもつらい

  ●子どもを守るには人手が必要

  ●毎年、社員交代する「会社」

 昨年二つの委員を兼務しました。貧弱な引き継ぎ資料を頼りに前年度の活動を踏襲するしかなく、充実感どころか、非効率な仕事を次年度にそのまま渡してしまった自己嫌悪を感じます。PTAは毎年全社員が交代する会社のようなもの。(東京都・30代女性)

  ●ポイント制で「中間管理職」増加

------

 ■独自のルールも

 PTA組織の最高議決機関は「総会」で、定期総会や臨時総会がある。会員になると、委員会などを中心に学校の内外で行われる活動に参加する。

 実際の組織の形や委員会の名称やその数、活動内容は、各学校のPTAによってまちまち。保護者の中からその年の委員会メンバーを選ぶ「役員決め」も、全員に何らかの役割を課す「一人一役」や、仕事の負荷に応じて点数を付け、会員が在校中に満たすべき点数を明示した「ポイント制」のPTAもあるなど多様だ。

 会費の額にも幅があり、小学校の場合、年間千円程度から1万円近いPTAも。集め方も、世帯ごとか、それとも児童の人数分か。きょうだい割引を導入しているPTAもある。

 一方、少子化や共働き・シングル家庭の増加で役員のなり手が不足するなど、多くのPTAが共通して抱える悩みもある。

 いずれにせよPTAは本来、任意加入。知られてきたが、まだ十分ではない

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 ■やればなんとかなるんです 千秋さん

 公の場では言いにくいんですよ。和を重んじる世界だから。「任期は1年間だし」と、和を乱すことは言わないように気をつけました。

 でも、PTAって大事なんです。運動会とか大きな行事は先生だけじゃできない。

 本当は、やりたい人がやればいい。でもやりたい人が少ないから、それは無理。だから子どもを持つ親として、担当をみんなで分け合うしかない。嫌々でも、めんどくさくても、やればなんとかなるんです。子どもも嫌々勉強するじゃないですか。ママも1年くらいがんばらないと。

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 ■母親への非難、父親の100万倍 川端裕人さん

 PTAの業務は、女性が担うと想定されていて、参加しない母親は父親の100万倍も非難される。男性の自分から見ても理不尽。女性自らが「役員決めをどう切り抜けるか」などPTAありきの土俵に入っていき、相互監視と自己規制の中で「当たり前」と甘受するようになるのは痛ましい。

 PTAでは、男性はその相互監視から少しだけ自由。

 小手先でなくPTAを根本的に改善しようとする人たちには、心からエールを送る。がんばれ! ただ子どもとの時間を犠牲にするくらいなら逃げてもいい。PTA問題は社会を反映していて、内側からは解決が難しいこともある。男女とも子どものために仕事を休めて学校に足を運ぶのが当たり前、の社会の実現と、肥大化したPTAの整理は表裏一体かもしれない。 


〈どうする?PTA〉面白くなかった、でも必要:朝日新聞150427

2015年04月30日 | PTA報道関連

2015年度の朝日新聞<どうする?PTA>シリーズ第2弾です。

インタビューで登場されたのは、タレントの千秋さん。

千秋さんの公式サイトで最新スケジュールをのぞいたら、忙しい方なのね~!
メディアスケジュールだけじゃなくて、子供服のデザインをなさったり、本を書いたりと多才です。
よく、事務所で仕事調整してもらって、PTAやれたものだと思います。 きっとスケジューリングもお上手でしょうし、事務所の理解もあったのかな。

第1弾で登場する作家の川端裕人さんと共通するのは、比較的時間の融通がききそうなお仕事であることと、「この人じゃないと、仕事が回らない」というお立場であることです。(タレントの契約内容は知る由もありませんが、少なくとも時給制ではないでしょう。)

〈どうする?PTA〉面白くなかった、でも必要

朝日新聞デジタル:150427

以下、抜粋します。(150511修正)

***

■千秋さん

 娘が4年生の時に、クラス役員をやりました。事務所とは事前に話し合いをして、仕事を調整してもらいました。仕事をしていることは、PTAをやらない言い訳にはならないと思う。「お母さん」であることはみんな同じだから。

 やってみた感想は、面白くなかったし、「子どものためになっている」とも感じなかった。でも、PTAが必要だっていうことは分かりました。

 もし私が会長だったら、予算も活動内容も抜本的に見直す「ゼロからの大改革」をしてみたい。

     ◇

 〈ちあき〉 タレント、デザイナー。2003年に長女を出産。


「どうする?PTA」Webアンケート募集中:朝日新聞フォーラム150423-150507

2015年04月23日 | PTA報道関連

朝日新聞のツイッターで予告されていた通り、朝日新聞社サイト(デジタル朝日)で、PTAアンケートが始まりました。この4月に誕生したばかりの「フォーラム」面のネタで、これから紙上議論をしていく模様です。動向が楽しみです♪

どうする?PTA

  • 質問:PTAについてどう思いますか?
  • 募集期間:2015年4月23日-5月7日

です。

集計結果は、リアルタイムで見られます。
グラフ自動生成、アンケート自由回答欄はすべて掲載されています。

どうする?PTA集計結果

すごいなぁ~~!


「“春の憂うつ” PTAにどう臨む」:NHK NEWS WEB 150416

2015年04月16日 | PTA報道関連

一昨日の「“春の憂うつ”PTAどう関わる?」NHKおはよう日本について、出演なさった清有美子記者の写真入り記名記事がNHK関連サイトにアップされていました。

“春の憂うつ” PTAにどう臨む

内容は、報道内容の紹介、そして「保護者が運営しやすいPTAとは」と題した、清記者のPTAまとめです。PTAの歴史、取材なさった上での感想、現状報告と分析、基本(任意加入の団体で入退会は自由)、現状、放送時の締めくくりの意図、でした。

私は「みんなでPTAを良い方に変えていこうよ」というエールと受け取りました。
清記者、フォローいただいてありがとうございます。
この結論になるまでには、局内で熱い議論がかわされた、と想像してしまいます。

番組には出なかったご見解を、一部抜粋して、サイトから貼り付けます。

***

保護者が運営しやすいPTAとは

PTAが作られたのは戦後まもない昭和20年代。GHQが教育の民主化の一環として、学校に家庭を参加させようと始めたのがきっかけでした。
その後、核家族化や少子化が進んだり働く女性が増えたりと社会が大きく変わっていく一方、PTAの組織や活動は戦後70年余り、変わることなく続いてきました。
今回、取材をして驚いたのは働く女性が増え、子育てに積極的な「イクメン」も現れているのに、多くの学校でPTAの運営が女性だけで進められていること。また、企業や組織であれば当然のように行われている業務の引き継ぎや効率化がこれまでされてこなかったことです。

PTAはあくまで「任意加入の団体」で本来は入退会が自由だとされています。しかし、多くの学校でPTAはあり続け、「子ども1人につき1回は何らかの委員・役員を担う」など“暗黙の了解“ができているのが現実です。「PTAが必要か、不要か」という議論もありますが、今回は今あるPTAをどうしたら意義のある活動にできるかという点に注目して取材をしました。
子どものために何かしてあげたい、と思う保護者は多いと思います。PTAの活動が本格的に始まるこの時期、「波風立てずに乗り切る」こともいいですが・・・。社会の変化に合わせて保護者が運営しやすい形に変えれば、より親しみを感じられる活動になるのではないかと感じました。


「“春の憂うつ”PTAどう関わる?」NHKおはよう日本:150414(感想あり)

2015年04月15日 | PTA報道関連

“春の憂うつ”PTAどう関わる?
NHKおはよう日本:150414
(7:30頃に7分間放映)

を文字起こししてみました。
でも、本家サイト(上のリンク)でコーナーの詳しい情報がすでに紹介されているんですね。見やすいです。

なので、文字起こししたあとに出来上がった、PTA3番組の比較考察を先に載せ、私の突っ込み入り文字起こしを後に載せることにします。

PTA3番組とは下記です。リンク先は拙ブログ過去記事です。

  1. どう付き合う? イマドキPTA」NHKあさイチ!:130520
  2. ママたちの“PTAストレス”」TV朝日モーニングバード!:150402
  3. 「“春の憂うつ”PTAどう関わる?」NHKおはよう日本:150414

*** ここから感想です ***

ふうぅっ、映像メディアの7分間の情報は濃いですね。
朝のニュース番組の時間帯での放映は、専業母よりもむしろ出勤前の母・父へ訴求したいのかなと分析します。

番組全体の構成から、ロールモデル(お手本)を示して、「仕事で忙しくても工夫次第でPTA活動できるよ、参加してみると楽しいよ、あなたもぜひ参加してみて」という呼びかけに思えました。それを、取材という事実の断片の積み重ねにより、作り上げているところがNHKらしく、ニュース番組らしいかな。

先日のモーニングバード!は再現ドラマで半ば面白おかしくする点が民放ぽい手法だなと思いました。番組の最初で、PTAの基本(任意加入の団体ということ)や問題点を、しっかり文字化して画面に入れていただいていたのがgood job!
約10分の放映でしたが、PTAの基本や問題点に迫っていただいていました。「本来の趣旨は無くなって義務みたいになっちゃってる」「社会構造の変化とPTAのありようの変化」等のキーワードをちりばめ、考えるヒントを提供し、ご意見募集の案内をし、締めていました。共に考えていきましょう、的なスタンスを感じました。

一昨年(130520)に放映された、NHKあさイチ!『どう付き合う? イマドキPTA』では、PTAは「社会教育関係団体」「任意加入」という2点の超基本事項を、赤いマグネットにしてくれて、コメンテーターが解説しながら、ホワイトボードに、バンッ!!、バンッ!!、と大きな音をたてて2度に分けて貼ってくれました。なのでこの2点は超印象に残りました。hyper good job!!
放映時間はよく覚えていませんが、確か1時間半以上だったかと。「PTAが人権侵害になっている」という切り口での内容だったと思います。反響FAXの紹介で締めてました。

それに対して昨日のNHKは「PTAというのは、そもそも任意の団体」と記者の口頭で、テロップなしで一言でさらっと済ませた上に、無理矢理保護者の気持ちをある程度規定して、みんなが納得し活動しよう、というPTAのススメで締めてしまいました。

あさイチ!放映後に何があった?NHK。
と勘ぐってしまいます。

昨日のNHK番組の意図を、私なりに考えてみました。

  1. PTAは、改革の前に説明責任をはたせ、ということかもしれません。
  2. PTA、変えたければ中に入って変えるのが本来の筋。だから、力のある人になるべく活動参加してほしい、ということかもしれません。

PTAをけっこうラクにたのしくする本』の大塚玲子さんのほうが、よっぽど現状をよくわかってらっしゃると思いました。
東洋経済オンラインの記事は必読です。 

*** ここから文字起こし(緑色は突っ込み) ***

■導入:
男性アナ「子どもたちは入学や進級で心弾ませる時期」
女性アナ「一方で保護者の中にはこの時期が憂うつと考える人も。理由はPTA」
 (…いや、ほとんどの保護者が憂うつでないかい?)

ある小学校入学式での保護者インタビュー

  • 保護者1「忙しそうなイメージと大変そうだなというイメージ」
  • 保護者2「仕事があるから平日休まなければいけないか心配」

PTAの活動内容紹介

  • 登校時の旗振り
  • ベルマーク

(ベルマーク箱の横にご意見箱映る)
など、多岐にわたる
 (…おいおい…理念や目的はどこに?)

不安や疑問の声として、キヅキさんの『ナニコレPTA』紹介(ブログ画面が映る)

  • PTAはマニュアルもない、引継ぎ書もあるような無いような
  • 実態が分からないなど、仕事が見えない不安
  • 役員のなり手が見つからず、くじ引きやじゃんけんという決め方

■事例:
フルタイムで働く女性、顔伏せインタビュー。3年連続くじでPTAの委員に。日中の会合に参加するためには、何度も有給休暇をとる必要があった(手帳が写る)。

  • 「集まることに意義がある」
  • 決定したという決定事項にするために集まりがあって、行くか、という感じ」
  • 「私はことし1年間何事もなく終わればいい。それしか考えていない」

■スタジオ:負担や疑問に感じても…PTAどう関わる?
取材した記者(清 有美子氏:生活情報チーム)とアナウンサー2人の対話
男性アナ「確かに敬遠したいという雰囲気ありますよね」
清記者

  • 仕事の中身が良くわからない、というのが(敬遠される)大きな理由の一つ
  • 働く女性が増える中、負担感が多く、なり手が決まらない
  • 企業と違って多くが一年で役員や委員が変わるため、長期的な視点がもちにくい
     ⇒「波風立てずに乗り切りたい」という気持ちになりがち

東京大学 瀬地山 角 教授(PTA活動に参加した社会学の専門家)のコメント

  • 中長期的にデザインをする人が誰もいないことがいちばんの問題
  • 3年後のPTAをどうするべきか誰も考えていない
  • 前例を踏襲することがいちばんコストがかからない構造が大きな問題

清記者
こうしたなか、PTAを「参加しやすい」という形に変えようという動きもでている
 (…おいぃっ!問題点の掘り下げはどこ行ったぁ?)

■取材:PTA改革 動き出した親たち
東京都大田区某小学校の事例:

  • PTA委員決めの映像(昨日)
  • 役割の説明:下記の他いずれも年1回、役員が詳しく説明したとの由
    • 保護者のまとめ役
    • 当番表作成
    • 校庭開放
    • 防犯パトロール
  • 図書委員に少なくとも3人の立候補
  • 立候補した会員のコメント
    • 「立候補する気持ちにもなります、(仕事の)内容が実際分かると」
    • 「最初に(仕事が)分かっていたほうが自分の予定が立てやすい」
      (えっ…?これくらいで改革!?自校PTAとっくにやってるんですけど…立候補も結構いますけど…) 
  • 立候補者が出る理由は、2年前の改革(当時の映像)
  • 当時の役員9人中6人がフルタイムで働く母親
  • 頻繁に開かれる日中の会議等いままでのやり方では活動が続かないと改革に乗り出した
  • PTA会長(平川理恵氏)のコメント
    • PTA活動そのものが組織疲労している
    • 何だか分からない中でずっと行われてきた
    • 改めて精査してくべき
  • 改革1:業務の見える化
     
    (…表があり簡潔で分かりやすいマニュアル、これはいいお手本。業務負担がよくわかり、真似したい)
  • 改革2:負担だった業務をスリム化
    • 地域のお祭り、コーラス、ママさんバレー等を廃止(※いずれも子どもと直接関わりがない)
  • 会議の回数、半分以下に削減
  • 改革に関わった役員の一人の事例(お子さん3人、仕事有)
    • 感想:活動に関わりやすくなった
    • 以前の役員時:多い時は週4回学校に
    • いま、会合は月に1回あるかないか
    • 以前集まって行っていた活動報告は、ネットで共有
       (…サイボウズっぽい?よくわからない)
    • PTAのために会社を休むことも減り、活動に前向きになった
    • 感想:PTAやると楽しさや学校が身近に感じられる
    • みんなが一緒になってみんなで子育てをしていく、そういう関係がPTA活動として醍醐味(笑顔)
       (…家族支援士の視点としては、共感。社会的に意義あることだと思う。けれど、PTAが良い雰囲気で回っていることが前提)

 ■スタジオ:活動しやすいPTA改革

女性アナ「仕事の見える化とスリム化が大事なんですねぇ」
清記者「そうですねぇ。PTAというのは、そもそも任意の団体…
 (おっとぉ!テロップなしでさらっときたよ!)
清記者「…なんですけれども、子どものためや地域のために貢献したいと思っている気持ちの親は多いと思います。先ほどの小学校のように工夫を重ねることで、みんなが納得し、活動しやすくなると思いました。」
 (はいぃ!?どうしてその結論???……もやもや……)
男性アナ「PTAについてお伝えしました」


ママたちの“PTAストレス”:TV朝日モーニングバード!150402

2015年04月13日 | PTA報道関連

この番組、リアルタイムで見てまして、録画もしました。
でも、ブログ書こうと思ったら、人気ブログ『PTAはガラパゴス!』のガーラさんが気の利いたレポートをすでに書いておられて、これは敵わないっ、とやる気はしおしおに(笑)

今頃ですが、ガーラさんの該当記事をリンクします。

モーニングバードでPTA問題が取り上げられました\(^o^)/

拙ブログにもアーカイブしておきまする。

***

モーニングバード!の放送で嬉しいのは、

  • PTAは任意加入団体で入退会は自由

と、しっかり押さえていてくれたことです。

***

番組サイトでは、冒頭で放映された、社会背景のグラフが見られます。
共働きと、専業主婦の、世帯数推移です。
1995年ごろに、共働きが専業を上回って以後上昇し続けています。 

社会的なリソース(余裕)が減っていることが
PTAがきつくなる大きな原因だと、私も思います。

本家サイトで現在見られるテキストは以下のとおり。

ママたちの“PTAストレス”

●強制!PTAは親の“義務”!?
4月はPTA役員決めの時期。PTAというと子供が入学すると必ず入らなければいけないと思う方も多いと思いますが、実は任意加入の団体で、入退会は自由だそうです。しかし、子供が学校に入ると自動的に加入となっている所が多いといいます。そのため、保護者の間では“義務”という認識が広がり、一部で“強制ボランティア”と化するところもあるそうです。

 

番組では、今も、「PTAにまつわるエピソードをまだまだ募集しています。」
とのことで、画像等のリンク先に、投稿ボタンがあります。 

***

あとは、再現ドラマのこぼれ話でも。

TVのテロップに
<Think!PTA!>の 「PTAの入退会自由に関する請願書」より
というような記述がありましたので、請願書資料集のコメントを当たってみました。

放送されていたエピソード、しっかり当てはまってました。

資料集コメントNo.105
病気を理由に役員を免除してもらおうと思ったら、「それを皆さんの前で説明して多数決で承諾が得られたら免除します」と言われました。
その後PTAは任意団体であることを 5 年前に知り退会。
しかし「図書室の本はPTAが寄付してるものもあるので図書室が使えなくなりますよ」「災害時に使う連絡網からはずれるので電話がいきませんよ」「卒業時の記念品が渡せませんよ」「お子さんがいじめられるかもしれませんよ」など、恫喝かと思うようなことを言われました。
そんなPTAの現状、おかしいと思います。

番組では、言い切りが、「かも」という表現に変わってました。

あとは、「PTAが嫌なら、子ども生まなきゃいいのに」発言。

資料集コメントNo.343
PTAとは何ぞや?と疑問に思っていましたが、まさか任意加入のボランティア団体とは知りませんでした。
なのに強制的に役員?
病気であろうと介護であろうと仕事であろうと、皆さん事情はあるのだから、役員免除の理由になりませんと。
学校にお世話になっているのだから、活動するのは義務だと。
それが嫌なら子どもを産まなければいいと。
もし引き受けて入院でもしたら生活の保障してくれるのか?
子どもに不自由をさせてまでしなければならないPTAって、何の役に立つんだろう?
心身共に衰弱して困っている一保護者です。
署名活動に賛同します。

***

一日でも早く、PTAにはまともになっていただきたいですね~
そうそう、サイトで教えてもらったのですが、PTA再現ドラマ、恫喝する役員・おびえる一般会員の役者さんが、エピソードによって入れ替わっていたそうです。これは、含蓄深いです。

PTA、変えるのは、あなた。
PTAに巻き込まれ、誰かをいじめるのも、あなた。
かもね?


朝日新聞でも、PTAの体験談・ご意見募集中

2015年04月09日 | PTA報道関連

現在、朝日新聞でも、PTAの体験談・ご意見を募集中です。

情報発信なさったのは、朝日新聞記者個人のツイッターアカウント。
2015年4月8日 15時ごろのツイートです。 

以下転載します。

***

朝日新聞デジタルで、格差についてのご意見募集第2弾を明日にも始めます。一方、格差に続くフォーラム面のテーマはPTAです。みなさんが抱いているPTAへの疑問を一緒に考えていけたら。asahi_forum@asahi.comで「格差」「PTA」ともに、体験談、ご意見を募集しています。

***

PTAに関すること、メールで応募なさってみてください。
やっぱ、4月はPTAが話題になりやすい季節ですね。 


NHKあさイチ!『どう付き合う? イマドキPTA』130520 レポート

2013年05月20日 | PTA報道関連

拙ブログで1週間前に ご紹介したとおり

NHKあさイチで「どう付き合う? イマドキPTA」2013.05.20(月)放映

NHKのあさイチ!で、本日、PTAのことが放映されました。 

 

どう付き合う? イマドキPTA

こちらに、サマリーが載っています。

反響がものすごく多かったようで、8:15~10:00間際の
放映時間内に、なんと約4500通ものメールやFAXが届いたそうです。
かくいうわたしも、FAXを用意して送信しようとしていたのですが
番組時間中は回線がふさがっていて、送信できませんでした。 


まずは、PTAの語源的解説。
NHKがまとめたアンケートより
PTAのイメージや不満の調査結果の提示、
覆面座談会でのぶっちゃけトークから始まりました。 

わたし的に、一番気になるPTAの原点についての情報は、
中盤で、以下のように紹介されていました。
PTAは…

社会教育関係団体

(したがって)任意加入 

と、
赤いマグネットに大きい白抜き文字で
ばんっ、ばんっ!と、提示されました!!
ブラボ~!!

番組中に、加藤薫さん(まるおさん)が登場され
PTAの原理について、わかりやすく解説なさっていました。
第二次参考規約と、文科省平成22年通知が 
大写しになったこと、印象的でした。

 

意欲的な 特集を組んでくださったNHKあさイチ!さんに感謝です。

たとえば、番組中のインタビューで
PTAの人権問題を紹介してくださいました。

<ケース1> 

  • ご主人が職を失われ、アルバイトなさり年収が激減
  • 奥様も働きに出られた
  • 身体が疲れるので、PTA活動は困難
  • クラス役員(委員)選出に際し、事情を書いたお手紙をPTAに提出なさった
  • クラス役員選出の場は、欠席なさった
  • その場で、手紙を読み上げられた
  • あげくのはて、欠席裁判で広報委員にさせられた
  • 仕方がないので、広報委員を頑張られた
  • お子様を放置せざるを得ず、宿題も見てやれない
  • お子様の成績はがた落ちした 
  • 徹夜もなさった
  • ひどい。いったい何のためのPTA? 

<ケース2>

  • 高校PTAで、本部の役を受ける羽目になった
  • 拘束時間がやたらと長く、一日8~9時間は当たり前
  • 夜10時まで奉仕させられる日もあった
  • 年間で、稼働日は100日以上
    • 本音を言えば、お給料をいただきたいくらい 
  • 活動内容に疑問
  • 創立記念80周年パーティーの例
    • ホテルを借り切る
    • 8000円も払って、飲食できず
    • 会場設営・接待役に回り、休む時間もなかった
    • 子どもに学校の歴史などわかって欲しいという趣旨なのに、肝心の子どもは飽きて寝る
  • なによりきついのは、この方の大変な様子を見、周りのお母さまが避けること。
  • 1年間でママ友がひとりもできなかった

<ケース1><ケース2>とも、
…あまりのひどさに、あいた口がふさがりません。
わたしなら、どちらの状況でも、ぶっ倒れているに違いありません。


番組は、視聴者の反響をときおり紹介しながら進んでいきます。

 

あの、「PTA入退会自由」に舵を切ったことで有名な

  • 北海道札幌市札苗小PTA
  • 岡山県岡山市西小PTA

も、VTR紹介されていました。 

 

コメンテーターそれぞれのお立場でのご意見がある中で

  • 今回の番組でイラストをご提供くださった漫画家の 又野尚さん
  • 元文科省PTA担当官 今野雅裕さん

それぞれ、 本音を抑えた中で端的に冷静にコメントなさって
いらっしゃいました。

番組最後に、今野さんのお顔が引きつっていらっしゃるのが印象的でした。 

文科省には上がってこない、PTA関係者の生の声に
初めて触れられたのかな~・・なんて想像しちゃいます。

 

4500通もの反響があったこの番組、
有働アナウンサーが、

「今後の番組作りに反映」 します

とおっしゃっていました。
次回にも、期待しております!

 

そうそう、Think!PTA!のオープンBBSにも
この番組の感想をいいあうスレッドが立ち上がっていますので
リンクしておきます。

実はわたし、番組にいいたいことを代弁していただいて、
非常にうれしかったんです。
でもなぜか、その直後に、怒りがこみ上げてきまして…
たぶん、その背後には、いっぱい傷ついた悲しみ、
いまも人を傷つけているシステムの上になりたっている学校
(教育行政・教育財政) というものへの
怒りがあるのだと思います。 


NHKあさイチで「どう付き合う? イマドキPTA」2013.05.20(月)放映

2013年05月13日 | PTA報道関連

来る2013年5月20日(月)朝8:15~
NHKあさイチで、PTA特集が行われるとのことです!

 

どう付き合う? イマドキPTA


以下、予告文転写貼り付けします。

***

新年度がスタートし、子どもを学校に通わせる多くの親が関わるのが「PTA」。役員や委員を前向きに引き受け、積極的に参加する人がいる一方、「子どもが小さいので、できれば役員はやりたくない」「仕事や親の介護があるからできない」と悩む人や、「そもそも決め方がおかしい」「意味の分からない活動がある」など疑問や不満を抱く人も多くいます。そんな中、入退会自由・委員廃止・ボランティア制など、これまでの常識を覆すやり方を取り入れたPTAも登場。
共働きや介護などで忙しい親世代が増え、学校における親たちの役割も変わる中、PTAはどうあるべきなのか。全国から集めた体験談や意見、アイデアを交えながら、PTAとの付き合い方を考えます。

***


…期待、してます!

放映が楽しみです。


日本の1/4の時間で、普通の父母たちが学校を動かす:川端裕人:著、日経ビジネスオンライン

2010年02月26日 | PTA報道関連
日経ビジネスオンラインに、
川端裕人さんのニュージーランドの
学校経営の話の続きが載りました。


川端裕人のゆるゆるで回す「明日の学校」体験記
日本の1/4の時間で、普通の父母たちが学校を動かす


画面にして、7ページにも及ぶ大作です。

本日中でしたら、登録なしでも全文読めますので
ご興味ある方、お急ぎ下さい。


      



ニュージーランドの学校では、
普通の父母たちが、自ら手を挙げ、学校を経営する
様子や仕組みが、詳しく紹介されています。

校長先生も、教諭も、保護者が雇うのだとか!!

それと、学校運営のための会議にかける時間が
日本のPTAのそれに比べて、うんと短いそうです。


効率的な会議のさまが活写されていて
読んでいるこちらとしても、
とてもすがすがしい気分になれました。

学校運営の重要事項が次々に、意志決定されていくんですもの。

その秘訣は、リンク先をご参照頂くとして。


もうひとつ、いいな、と思ったのは、
一部引用させて頂きますと

      


以来、理事会のミーティングには毎回顔を出した。
 ほぼ同じ流れで、校長や各担当者からの報告の報告を受け、問題がある場合はそれを共有し、解決が図られるのを見てきた。

 特に、ICTを重視した上でのインターネット回線の増強や、学校事務の効率化のための管理ソフト導入などは、日本なら個々の公立校ごとに行うことはできないはずだ。自治体に何年がかりかで予算を求め、同じ自治体の中で足並みを揃えてやっと実現すれば良い方だろう。それが、ぼくが見ている目の前で、さっさと実現してしまった機動力は、「個々の判断をできるだけ現場に近い場所で」という学校理事会の仕組みの醍醐味と感じた。

      


理念を実現すること、金銭的な事柄に関しても、
現場の裁量が大きいのだろうな、
だから問題への対処がスムーズなのだろうな、
と感じました。

日本ではこうはいかないのではないか
と感じます。


話は逸れますが、仕事をしていて遭遇した
経験談。

ある住宅メーカーの建築現場に足繁く
通ったことがあります。
住宅を建てるのは、下請けの大工さんがほとんど。
高齢者も多く、その道ン十年なんてかたもおられます。

そこに、会社から、
現場を知らない、新卒の若者が、現場監督として
送り込まれます。

きちんと大工さんたちの仕事を見て、理解するかたが
大半だとは思います。
見事な采配をふるうかたもいらっしゃいます。

が、たまに、現場を知ろうともしないで
とんちんかんな指示を出し
現場に混乱を引き起こす監督さんが出ることがあります。


アメリカでは、現場監督は、
フレーマー(大工)の経験を規定の年数積んだ上、
国家試験を通って、やっとなれるもの、と
聞いたことがあります。


つまり、現場を詳しく知らない者が
ものごとを判断しては危険、と
いいたいのです。


階層構造をもつ日本のシステムには
じつは疑問を感じています。


      


自分自身としては
地に足のついた視点と同時に、
俯瞰した視点をももちたい。

疑問をもって勉強すると、自分がいかに
ものを知らないか見えてきます。
じたばたしながら、ブログ、かいてます。

ぷ~た資料500:「PTA入退会自由」と報じた朝日新聞記事:FJNさんのブログより

2010年02月22日 | PTA報道関連
昨日ブログでお知らせした朝日新聞の記事ですが、

PTA問題を整理している仲間のおひとり
FJNさんが、ブログで記事を全文掲載
されていましたので、リンクします。

ぷ~た資料500:「PTA入退会自由」と報じた朝日新聞記事


FJNさんは、独自の発展をとげた和風PTAのことを
「ぷ~た」と呼んで、本来のPTAがあるべき姿と
区別していらっしゃいます。