後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

新宿、中村屋の創業者、相馬愛蔵と奥さんの黒光は日本の誇り

2009年08月21日 | 日記・エッセイ・コラム

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今日はリハビリの一つとして電車に乗る訓練をしました。中央線快速に乗って30分の新宿へ行き中村屋本店のインドカリーを食べてきました。インド独立の志士、ボースが昭和2年に持ちこんだチキンカリーです。食後、3階に飾ってある鶴田 吾郎のエロシェンコ像の絵や4階にある中村彝の自画像や少女の絵、そして高村光太郎の自画像や碌山の抗夫と題する彫刻を鑑賞してきました。上の左の絵が中村彝のエロシェンコ像で右が3階にある鶴田吾郎の絵です。下の写真の左は中村彝の「少女」、真ん中は碌山の「抗夫」と題する彫刻、そして右が高村光太郎の自画像です。新宿の中村屋に飾ってあります。

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新宿、中村屋の創業者、相馬愛蔵氏と奥さんの黒光さんは、明治、大正、昭和の始めにかけて深い人類愛と芸術へ対する尊敬を持ち、数多くの芸術家を情熱的に支援してきたのです。その正確な歴史的記述は「中村屋サロン」と題する、HP: http://www.nakamuraya.co.jp/salon/p01.html にあります。

日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、満州事変、支那事変、上海事変、太平洋戦争と続く軍国主義の社会にあって、志の高い亡命家や芸術家の支援を続けた相馬愛蔵氏と奥さんの黒光さんを私は誇りに思っています。尊敬しています。ですから新宿へゆくとつい中村屋のカリーを食べることになります。皆様も新宿に行ったら中村屋で是非お寄り下さい。3階や4階の絵画、彫刻はマスターに頼むと快く見せてくれます。(終わり)


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