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後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「日本の数多くの山に登ったイギリス人のウエストン卿の偉業」

2024年07月04日 | 日記・エッセイ・コラム
ウエストン卿は日本の山々を愛し数多くの山に登ったのです。私は忘れるべきでないと思い彼の登山歴をお送り致します。


1861年12月25日 - イギリスのダービー市に生まれる。
1890年(明治23年) - イギリス時代から持っていた趣味として国内での登山活動を開始。富士山、阿蘇山、霧島山、桜島、日光白根山などに登頂。

1891年(明治24年) - 軽井沢を出発し浅間山を経て松本から日本アルプスの一角、槍ヶ岳に初登頂。その後翌年にかけて飛騨山脈、木曽山脈、赤石山脈などを巡った。また、富士山にも複数回登頂した[2]。

1893年(明治26年) - 前穂高岳に登頂。このときの案内役で地元猟師の上條嘉門次との友情関係は、多く語り継がれている。またこの年の5月11日に、前宮ルートより恵那山に登頂した。同年8月には、立山登山を長野県側から立山新道の跡をたどって行っている。

1896年(明治29年) - 山旅で見た情景と感慨を『MOUNTAINEERING AND EXPLORATION IN THE JAPANESE ALPS』(日本アルプスの登山と探検)としてイギリスで出版した。

1940年(昭和15年)3月27日 - 死去。
死後、日本の山を世界中に紹介したことなどを称えて、日本の各地でウェストンの記念碑、レリーフなどが設置され、山開きの時期にウェストン祭が開催されるようになった。一部の地域ではウェストン公園が整備されている。

以下省略。続気は、https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3 にあります。

ウエストン卿の写真をお送り致しです。
出典は、https://www.ndl.go.jp/kaleido/entry/18/2.html です。


「浦松佐美太郎著、「たった一人の山」を思い出す」

2024年07月04日 | 日記・エッセイ・コラム

上高地に関する記事を書いていたら、浦松佐美太郎著、「たった一人の山」を思い出しました。
第二次大戦直前にスイスにてアルプスをひたすら制覇していた 日本人の随筆集です。 瑞々しい文章です。
私も昔読んで感動しました。

アルプスの山々での話を始め、帰国後は、穂高や富士山に登頂した話まで 20編ほどの小編が収録されて7います。日本では1958年に出版されました。

Kotoko Satoさんの感想文です。
https://bookmeter.com/books/323065

第二次大戦直前にスイスにてアルプスをひたすら制覇していた 日本人がいたことに驚き、そしてその当時に書かれたとは思えない程 瑞々しい、鮮度が高い文章にさらに驚いた。 アルプスの山々での話を始め、帰国後は、穂高や富士山に登頂した話まで 20編ほどの小編から溢れるのは、山と真剣に向かい合い、 愛情を持って接する筆者の純粋さ。特に、ウェッターホルン西山稜 初登頂を成し遂げた時のことが 記されている「頂上へ」が手に汗握る。 そして、最後「山のあぶなさ」では筆者独自の視点から自然の怖さが 論じられ、非常に興味深い。

本の写真を添付しました。


「上高地の明神池、河童橋、田代池、大正池などの紅葉の美」

2024年07月04日 | 写真

上高地の明神池、河童橋、田代池、大正池、そして奥穂高岳の紅葉風景の写真をお送りいたします。写真の出典は、「上高地の紅葉、2020年」https://yamahack.com/2178 です。

1番目の写真は明神池の紅葉です。明神池は上高地の中心の河童橋から歩いて60分ほどの上流にあります。一の池と二の池の大小2つの池です。池の入り口には穂高見命が祭られた穂高神社があり明神池は神域です。澄んだ池面に映る青空と木々の紅葉が神秘的な美しさを見せています。
2番目の写真は田代池と周囲の紅葉です。田代池は上高地バスターミナルから河童橋の下流方向に歩いて40分ほどの所にあります。焼岳の噴火で出来た浅い池です。透明な田代池に岩魚が見えます。紅葉を池面に映し幻想的です。湿原なので穏やかな雰囲気を感じられる池です。

3番目の写真は大正池と焼岳の紅葉です。田代池からさらに徒歩20分下った所にあります。焼岳の噴火で出来た大きな池です。池の周りには全長約2.5kmの遊歩道があり、雄大な山々を眺めながら紅葉の中をのんびりと散歩できます。大正池のそばにバス停があるので私は何時もそこでバスを降り梓川そいに河童橋まで散歩を楽しみます。丁度その中間に上高地帝国ホテルがあるので昼食にします。何度か泊まった懐かしい高原のロマンチックなクラシックホテルです。

4番目の写真は梓川沿いのカラマツの紅葉です。


5番目の写真は奥穂高岳の紅葉です。奥穂高岳は河童橋から上流の徳本ヒュッテ迄遡り、そこからと涸沢カールのガレ場を根気良く登ると奥穂高岳迄行けます。奥穂高岳の標高は日本第3位です。涸沢カールの紅葉も素晴らしいのです。

上高地の明神池、河童橋、田代池、大正池の紅葉風景と奥穂高岳の紅葉風景を「上高地の紅葉、2020年」https://yamahack.com/2178 からお借りした写真でご紹介いたしました。


尚、私自身も何度も上高地の紅葉風景を撮ったものです。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)