後藤和弘のブログ

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中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「インドネシアの歴史と文化(4)バリ島の世界遺産の写真」

2021年05月05日 | 写真
バリ島は美しい海岸やレゾート用のホテルがある有名な観光地です。その上、ヒンズー教関連の世界遺産がある文化的にも興味深い島です。その世界遺産の写真をお送りいたします。写真と文章の出典は、
「バリ島の世界遺産5選」、https://www.travelwith.jp/area/asia/indonesia/bali/topics/post-11110/ です。

1番目の写真は世界遺産となっているバトゥカル山の水田とスバック灌漑施設です。灌漑施設のスバックとはバリ島に1000年以上前から伝わる灌漑法と言われる伝統的な水利システムなのです。その巧妙な作り方が珍しいので世界遺産と認定されました。

2番目の写真はバリ島のキンタマーニ高原にあるウルン・ダヌ・バトゥール寺院です。バトゥール湖の湖畔に建ち、湖の守護神である水の女神デウィ・ウルン・ダヌが祀られています。バリ州の文化的景観として世界遺産に登録されています。

3番目の写真はウルン・ダヌ・バトゥール寺院のい入口です。大きなチャンディ(霊廟の意味)を挟むように両サイドに建つ割れ門や9層のメル(多重層)の建物などバリ風情のある厳かな雰囲気が漂います。

4番目の写真はバリ島北東部のキンタマーニ高原にあるバトゥール湖です。バトゥール山の巨大カルデラの中にある火山湖です。上記のスバック灌漑施設の女神、デウィ・ダヌが住んでいます。ヒンズー教の信仰です。各地の水田の水源で、「バリ島の文化的景観」として世界遺産に認定されました。バリ島で一番大きな湖です。レストランやカフェも多く用意されています。

5番目の写真はタマンアユン寺院です。バリ島6大寺院のひとつと言われており、バリ島の中西部タバナン県メングイにある寺院です。「美しい庭」という意味の名前を持ち、メングイ王国の王国のお寺として17世紀頃に建立されたと言われています。広大な敷地の中にはメルと呼ばれる茅葺きの屋根が何重にも積み重なった塔が10基あり、その周りを水の水路が囲んでいます。境内ではバリの割れ門やヴィシュヌ神やガルーダなどの石像を至る所で見ることができ、手入れのされた庭園の風情のある景色が広がります。

インドネシアは現在イスラム教の国ですがバリ島はヒンズー教の地なのです。インドネシアの文化に魅了されます。

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