後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

補聴器でよみがえる老境の幸せ、そして辻井伸行のラ・カンパネラ

2017年10月09日 | 日記・エッセイ・コラム
9月14日に、「高齢者は補聴器を耳につけることを考えよう!」という記事を掲載しました。
それ以来、片耳に補聴器をつけています。そうしたら途端に日々の暮らしが一段と楽しくなったのです。補聴器のお陰で老境の幸せが再び蘇って来たのです。これには驚いています。
何故そんなに驚くのかと言うとそれには隠れた原因があったのです。
高齢になると知らず知らずのうちに耳の聴く機能が低下しているのです。普通はそれに気が付きません。老齢のせいで少し耳が遠くなったのだと心配もしないで放置しています。そして知らないうちにどんどん高周波の音が聞こえなくなって行くのです。
高周波の音が聞こえないとシンフォニーオーケストラの音が歪んで聞こえるのです。その理由で、ここ数年は知らないうちにクラシック音楽から遠ざかっていました。
ところが補聴器を耳につけると、クラシック音楽の響きが感動的に美しく聞こえるのです。
そこでここ数日はコンピューターの前に座っていろいろクラシック音楽を聴いて楽しんでいます。
そこで今日は再び高齢の皆様へ補聴器を付けることをお薦めします。
そして特に盲目のピアニスト、辻井伸行さんのラ・カンパネラごご紹介します。
理由が2つあります。この曲は短いのです。誰でも気軽に聞けます。
もう一つの理由は辻井伸行さんはウイーンで弾いているのですが、感動した観客の表情が曲とともに変わって行く様子が克明に写し出されているからです。始めは頭を振り回しながら弾く姿に違和感を感じたようですが、すぐに辻井さんの音楽の世界に引き込まれてしまいます。
正装したウイーンのお客達が最後には辻井さんを尊敬した眼差しで見上げる姿は美しい光景です。
是非、下のURLをクリックして辻井伸行さんのラ・カンパネラをお聞き下さい。そして正装したウイーンのお客達の美しい光景をご覧下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=f2IRyrkmP7Q
もう少しお聞きしたい方へ、辻井伸行のラフマニンフのピアノ協奏曲のURLをお送りします。
https://www.youtube.com/watch?v=ySR4WBGHkvQ
そしてリストのハンガリア狂詩曲は、https://www.youtube.com/watch?v=02YpEen_m1k です。

今日の記事はこれで終わりです。くどいですが、是非、辻井伸行さんのラ・カンパネラをお聞き下さい。
今日の挿し絵代わりの写真は先日、都立薬草植物園で撮った花々の写真です。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)










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