ここ2、3日、日本の自衛隊の戦力をどうのように考え、運用するか?アメリカとの安保体制から少しずつ独立するのが良いか?など複雑な問題についてご意見を頂き、このブログの本文でご紹介してきました。今日は趣味人倶楽部というSNSの水木りょう様から頂いたご意見を以下にご紹介いたします。水木りょう様、有難う御座いました。
=======水木りょう様からのご投稿=============
この日本の防衛問題は戦後から論争が絶えない問題でありました。
私の今の見解は、観念的な理想論では解決できない複雑な問題と思います。
理想では独立国家だから他国に守ってもらうのではなく、自国の軍隊を持って・・・・云々とあります。
第一次世界大戦、そして日中戦争や太平洋戦争(大東亜戦争)そしてその敗戦やポツダム宣言などの経過があり、そして安保条約などの脈々と続く歴史の流れがあっての今があるわけですね。
その中で同盟国であるアメリカの要請を受けなければならない義務感、そして国際的にも貢献しなければならない義務や使命感があるので、大変複雑な問題と思います。
一方ではアメリカと手を結び、一方では全く譲歩もしない、無慈悲な外交政策をとっているロシアも中国も日本は交流しているのです。
忍耐と誠実だけで務まる外交だったら、もうロシアと平和条約は締結されているでしょう。今まで日本は常に相手のペースに巻き込まれた受動的な外交でアタフタして来た感があります。
今後は我が国が一歩先になって対ロ、対中、対北朝に対して先導的な外交政策を打ち出してほしいと思うものです。そのためには国際的感覚をもったバイタリティ溢れた外交官や政治家を育てる必要があります。単に自衛隊の戦力やシビリアンコントールの問題ではなく総合的に日本の将来を考えなおす時期にきているとおもいます。
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