山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

精進湖の月  平成30年8月26日

2018年08月28日 | 月富士
 この季節にしては珍しく夕方になっても雲が湧かずに富士山がスッキリと見えている。朝霧高原からパール富士が狙える日ではあるのだが山頂に月が現われるのは午後7時半ごろで日没から1時間ほど過ぎている。この日に狙うならば剣ヶ峰で割れる多光芒パール富士、と決めていてGPSに座標点も登録済みである。八ヶ岳から下山後、中央道から見える富士山には雲がかかっておらず狙えそうである。しかし下山時間が遅かったので時間的にギリギリで、急いで朝霧高原に向かう。なんとかパール富士の15分前に現地到着出来たのは良かったのだが・・・県境を越えたあたりから霧が出始め、朝霧高原道の駅に到着した時には完全に霧に巻かれて富士山は見えそうも無い。とりあえずレンズとカメラは取り出したが・・・無理そうなので座標点まで行かずにあきらめる。パール富士の時間を過ぎた頃に霧の中からうっすらと月明かりが透けて見えるようになりその10分後には富士山も姿を現した。わずかな時間差でパール富士ならず、1カットも撮らずに撤退し精進湖に移動する。


    精進湖に昇る月。一旦霧は晴れたが再び湧き出した。おそらく朝霧高原は霧の中だろう。右上の星は火星。


    湖面に映る月


    WBオート(雰囲気優先)


    WB白色蛍光灯

 夏のパール富士は雪が無いのであまり面白く無いと個人的には思っているが山中湖側から見る赤富士と重ねると素晴らしい風景になる。冬と違って雪煙に悩まされることが無いので多光芒パール富士を撮影するには好都合ではあるのだが、空気が澄まないことが最大の難点である。本日は夏にしては珍しく空気が澄んだ日だったのだが、予期せずに現れた霧に阻まれてしまい残念な結果となってしまった。

 明朝は山中湖から朝のパール富士が狙えるのだが、八ヶ岳で汗だくの体で山中湖に向かう気にはなれずこのまま撤退となる。

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