7月下旬に訪問した際にはまだ咲いていなかったアサマフウロがそろそろ咲いている頃ではないかと思う。他にもいくつか見たい花があり八ケ岳山麓の森を訪れてみる。この日は暑さが少し和らいで八ケ岳山麓は快適に散策が出来た。

青空が見えているがさほど暑く無く、さわやかな風が吹き抜ける。

マツムシソウが咲いていた。

ヨツバヒヨドリとノコギリソウ

ヨツバヒヨドリで蝶が吸蜜している。これはジャノメチョウだろう。

久しぶりに見るクジャクチョウ。かつては甲府市の我が家の近くでも飛んでいたが今は見当たらない。

これはハナウドであろう。葉が細長い。

こちらはシシウドであろう。葉の幅が広い。

これはコバノギボウシであろう。オオバギボウシの花はもう終わっている。

咲き始めのタムラソウ

こちらは見たかった花のひとつヒメヒゴタイ。まだほとんどが蕾である。

こちらは満開のヒメヒゴタイ

それなりに数はあるが生育場所は限局的である。

ピンク色のフウロソウの仲間、これはタチフウロであろう。

こちらは色の濃いフウロソウの仲間、アサマフウロ

アサマフウロの花

こちらもそこそこに個体数はあるが生育場所は限られている。

これも見たかった花のひとつ、ナガミノツルキケマン。この場所は花がもう終わっているようである。

結実しているナガミノツツキケマン。実は捻れない。

もう1ヶ所のナガミノツルキケマンはほぼ見頃になっていた。個体数が減っており花付きは悪い。

ナガミノツルキケマンの鮮やかな黄色い花

なかなか正体が分からなかったのだがようやく分かってきたこのシダ

下側に付く羽片が次第に小さくなっている。これはニッコウシダであろう。ハリガネワラビはこのように小さくならない。
ほとんど写真撮影ばかりであまり歩いてはいないが、いろいろな花が見られてとても楽しい散策になった。
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