アラゲヒョウタンボクはやや標高の高い山中では比較的良く見かけるが、花が咲いているものは少ない。金ヶ岳中腹に咲くこの花は5月連休の頃に訪問すると終わってしまっていることが多い。観音峠への林道が開放された4月26日にさっそく登ってみることにする。

ミツバツツジが満開になっている。

向こうに見えるのは曲岳

船首岩

その脇に生えているシライヤナギ

シライヤナギは雌雄異株でこれは雄花。葉を展開する前の花は初めて見る。

別株。向こうに見えるのは金峰山。

現地に到着。まだ早かったようで樹林下の木々に葉が出ていない。

これがアラゲヒョウタンボクだったと思うがまだ葉が展開していない。

これはダメかと思ったが、奥を探すと白い花が咲いていた。

まだ葉を展開したばかりのアラゲヒョウタンボクの花

透けて見えそうな白い花は少し痛んでいた。

こちらはまだ痛んでいなかったが蜘蛛の糸が付いてしまっていた。

別株を発見

こちらはまだ新鮮である。

やっと出会えた新鮮なアラゲヒョウタンボクの花。先端部の内側が少しピンク色をしている。

蕾が付いていた。雌しべが蕾の外に飛び出していて可愛らしい。
ようやく出会えた新鮮なアラゲヒョウタンボクの花は薄暗い森の林床にひっそりと咲く白い妖精のように見えた。
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