goo blog サービス終了のお知らせ 

山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

剣ヶ峰のダイヤモンド富士 再び朝霧高原へ  平成29年1月28日

2017年01月29日 | 番外編
 昨年から蓄積したデータがあるので、朝霧高原からだと天候条件さえ良ければおそらく確率的に90%以上で剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士の撮影は可能なレベルに到達した。しかしティアラと呼ばれる多重分割はなかなか難しい。前回のデータを解析して今回はその時よりもやや右寄りのポジションでダイヤを狙ってみた。行き先は富士宮道路沿いよりも若干距離を離して、東海自然歩道沿い、A沢貯水池の近傍である。


    本日の撮影地。雪原の向こうに富士山が見える。


    しかし、この日は霞が多く、チカッと光芒が出るダイヤの撮影は難しい。


    600㎜レンズセット完了。


    左右ほぼ同時に光が現われ出した。


    右が3分割、右が2分割くらいになっていると思うが、この日は空の霞のため光り方が弱い。


    さらに左にはもうひとつ小さな光。


    剣ヶ峰の真ん中に太陽の頂部が現われたが、この日は輝いてくれなかった。


    もう融合している。


    こちらが220㎜コ・ボーグレンズ。ピカリと六角形の光が2個出現。


    さらに右側に小さな光がもう1個。


    あっという間に終了。


    雪原を照らすダイヤモンド富士

 位置的にはあと3~5m左寄りで良かったのではないかと思う。しかし、ここまで来るともはや運試しというよりもどこまで割れて満足するかという問題になってくるような気もする。ティアラの達人の話では、富士山に出来るだけ近付いたほうが撮り易い(多重分割しやすい)と言っていたが、そう言われるとへそ曲がりな私はもっと距離を離して撮ってやろうと思ってしまう。まだしばらくはこの界隈のダイヤ撮影の機会があるので、さらに追跡してみたい。

 天気も良いことだし、今後の撮影地偵察を兼ねて、まだ歩いたことが無い根原界隈の東海自然歩道を散策してみることにした。


    A沢貯水池は飲料水を貯めているので、人の立ち入りは禁止されている。しかし、心無きカメラマンの仕業か、フェンスにはところどころ穴が開いている。


    その穴から撮影している私もゲスカメラマンの一人だろう。


    以前から訪れてみたいと思っていた根原吊り橋。


    お~っ、これは・・・意外とショボい。


    吊り橋を入れて富士山が撮れないかと場所を探したが、良い場所は無い。


    草原からの眺望


    護岸工事現場からの眺望


    良く出来ている東海自然歩道。しかし、折角作ったのに歩く人がどれだけ居るのか?


    分岐点に出て、こちらは朝霧高原道の駅に至る道。抜群の富士山の眺望だが、残念ながら一般車はこの場所には入れない。


    朝霧高原道の駅に至る途中で左に入る。この界隈はどこからでも富士山の眺めが抜群。


    高台に登る。カシワの木と富士山


    廃屋と富士山

 ふもとっぱらに至る中間点あたりで折り返して根原の駐車場に戻った。2時間半ほどの散策だった。朝霧高原道の駅の西側は広大な草原が広がり、抜群の富士山の眺望が得られることが分かったが、残念ながら一般車は入れないのでもし撮影に行くならば歩いて行かなければならない。とはいっても、30分も歩けば良い場所が確保できる。



   

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 絞り改造コ・ボーグの威力 ... | トップ | ダケカンバ越のダイヤモンド... »
最新の画像もっと見る

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
竜ヶ岳ーダイヤモンド富士 (南プスのジージ)
2017-02-03 11:05:25
素晴らしい写真を拝見させて頂きました。
2/3甲府某所でも拝見させて頂きました。
返信する
南プスのジージ様へ (ヨッシー)
2017-02-03 16:50:54
 私の勤務先のお得意様でしたか。こちらもあちらもご訪問いただき、ありがとうございます。

 割れるダイヤモンド富士の撮影は昨年の冬から本格的に撮影を始め、多大な時間と労力を費やしてようやく2つならば割ることが出来るようになりましたが、まだまだ思うような画像は撮れていません。たぶん、これからもずっと追いかけて行くのだと思います。またかと飽きてしまうか、呆れてしまうかもしれませんが、しつこい性格なものでお付き合いください。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

番外編」カテゴリの最新記事