数日前に曇り空の日に訪れたオオヤマカタバミは花を開いていなかった。では晴れた日ならばどうなのだろうか。朝から青空が広がり日差しは十分である。お昼のいちばん陽が高くなる頃を狙って懲りずにまたオオヤマカタバミを見に行ってみる。

植林帯の中を突っ切って直線的に最短距離で現地を訪れる。

さらに葉を増やしていたオオヤマカタバミ

陽は当たっているが・・・やはり花は開いていない。

もう少しで開きそうだが・・・半開き

晴天の日でも花は開いてくれなかった。

上部の斜面を探していたらそちらにも生育していたが、花はもう終わっていた。

カタクリが1輪咲いていた。

そして新しい発見、エビネの群生に出会った。今まで出会う中で最大の群生である。

昨年のガラがたくさん残っている。

新しい芽が出ているのを確認。5月連休頃に咲くであろうから再訪してみよう。

遊歩道を散策してみると、ミツバツツジが満開になっていた。

花付きが良くて見ごろを迎えていたミツバツツジ

カイイワカガミが咲き始めていた。

葉はたくさんあるが花付きはあまり良いとは言えない。

カイイワカガミと落下したミツバツツジの花

この場所では初めての出合い、シハイスミレが咲いていた。

三つ子のシハイスミレ

下山はゆるい傾斜の谷を下りる。途中からはなんとなく道がある。

林道沿いではミヤマキケマンが咲いていた。

タンポポが満開

おそらくシナノタンポポであろう。
実に今期5度目の訪問となるオオヤマカタバミであるが、とうとう全開した花を見ることは出来なかった。さすがに今年はもうギブアップである。来年以降、また見に来てみたいと思う。素晴らしいエビネの群落に出会えたので、花が咲く頃にまた訪れてみたいと思っている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます