北海道と本州中部地方以北の高山帯の砂礫地に生育する小型の多年草である。花期は7~8月。葉は根生し、3出様に細かく裂け粉白を帯びる。花茎は高さ5~15㎝になり淡紅色の花を2~7個付ける。時として白花や濃い紅色の花を咲かせるものがある。花弁は4個で外側と内側に2個ずつ付き、外側の花弁は下部が大きく膨らみ先が反り返る。内側の花弁はやや小さく、中央がくびれる。蕾を横から見ると馬の横顔のように見えることから駒草の名がある。山梨県では八ケ岳キレットのツルネ付近に生育しているが、昭和45年の環境省調査ではその場所に確認されておらず、自然植生では無く誰かが種子を播種した可能性が否定できないため、情報不足として取り扱われている。
コマクサ 令和2年8月 八ケ岳ツルネで撮影
同上 それなりの個体数があるが、元々はこの場所には生育していなかったらしく、人による播種の可能性が否定できない。
⇒その他の山梨県の絶滅危惧の植物
➡山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~
コマクサ 令和2年8月 八ケ岳ツルネで撮影
同上 それなりの個体数があるが、元々はこの場所には生育していなかったらしく、人による播種の可能性が否定できない。
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