山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

ミスミソウ咲く 畑熊へ  平成31年2月24日

2019年02月28日 | 花・花・花
 毛無山のダイヤモンド富士を見るために前日車中泊したのが悪かったようで、毛無山から下山する途中で頚椎症から来る左腕の痛みが強くなってきた。かつ筋肉疲労と脱水が重なって下山中に左手の指が攣るようになってしまう。下山して上九の湯につかってマッサージし、足の疲れは和らいだが手の指が攣るのは改善して来ない。水分をとって休めば・・・と思って車の中で仮眠しようとしたのだが、腕が痛すぎて寝られそうもない。痛み止めを飲んで頚椎症用のカラーを首に巻いて休憩するが、どうせ寝られそうも無いのでちょっと花を見に畑熊まで行ってみることにした。

 道路脇駐車場に車を止めて首の体操をしていると痛み止めの効果が現われてきたのもあって腕の痛みはだいぶ引いてきたが相変わらず左手は簡単に攣ってしまう。ちょっと花を見に行くだけだからこの程度ならば・・・と思ったのだがそんなに甘く無かった。先客4人が撮影中だったのでそれを避けて途中を細い右側の道に入ったところ、すぐに道は無くなり急斜面の獣道を登ることになってしまう。もはや腕が痛いなどと言っていられる状況では無くなり足を滑らせないように注意しながらなんとか普通の道まで登り上げた。この斜面は獣道と鹿の糞がたくさんあったが、人が入っていない割にはミスミソウの数は少なかった。


    畑熊ミスミソウの看板。この先で右の道(らしきもの)に入ったのがそもそもの間違いだった。


    急斜面に咲いていたミスミソウ。


    同上。三脚を立てるのも一苦労。


    こちらの急斜面は思ったほどミスミソウは多く無かった。


    通常ルートに抜け出る。むしろこちらのほうが数は多い。


    マクロ


    同じくマクロレンズで撮影


    少しピンク色がかった花もあった。


    踏まれないように石で囲ってくれている花があったかと思えば・・・


    斜面の上のほうにある花を撮影するために大きな踏み跡が出来てしまっているところもある。


    100㎜望遠で十分に撮れるのだから、踏み荒らすのはやめて欲しい。

 毎年来ているわけでは無いが以前に比べるとだいぶ少なくなっているような印象を受ける。保護地区ではあるが踏み荒らしが目立ちほぼ無法地帯であるここのミスミソウは保護ロープや踏み荒らし禁止の看板などの対策が必要なのではないだろうか?

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