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山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

実はあまり知らない普通に生えている草花 甲斐市矢木羽湖界隈を散策  平成30年9月13日

2018年09月18日 | 花・花・花
 高山植物や絶滅危惧種の花は図鑑やネットで調べるのである程度の知識が付いたが、実はほとんど知らない盲点になっているのが最も身近な道端や草地に生えている草花である。敷島町運動公園に隣接する矢木羽湖という貯水池があり富士山の眺望もあり桜の季節には良い撮影地となることを知り周辺の散策に出かけてみた。


    矢木羽湖。池越しに富士山が見えるのだがこの日は曇り空で見えず。池の周辺には桜の木が植えられている。


    池のほとりに生えていたガマ


    こんなところにこんなものが生えている。


    イヌハギ。これは絶滅危惧種。


    道端や荒れ地で普通に見かけるこんな草も実は名前を良く知らない。


    まさしく雑草。オオブタクサ(キク科ブタクサ属)。北アメリカ原産の帰化植物。ブタクサよりも大型で葉の切れ込みが少ない。


    これも普通に見かけるが名前は知らない。


    アレチウリ(ウリ科アレチウリ属)。北アメリカ原産の帰化植物。


    これも大群落を形成している。クズ(マメ科クズ属)。


    これも荒れ地で普通に見かけるが名前は知らず。コセンダングサ(キク科センダングサ属)。帰化植物。


    ノビル(ユリ科ネギ属)の花


    ウド(ウコギ科タラノキ属)。畑で栽培されているものらしいがほとんど放置状態だった。


    普通に生えているが何だか全くわからない。


    ほとんど知らないマメ科植物。たぶんトキリマメだと思う。


    これも良く見かけるが名前は知らず。


    コマツナギ。


    普通に見かけて何度も花の名前を耳にしているはずだが?


    ヤマホロシ(ナス科ナス属)だと思う。


    こっちはちょっと大型で花の色も濃い。葉がギザギザしているように見え、おそらくワルナスビだと思う。


    何じゃこりゃ?種になったナツトウダイ?


    マクロで花を見ると種の他に小さな白い花が付いている。調べてみるとオオニシキソウ(トウダイグサ科トウダイグサ属)という北アメリカ原産の帰化植物。


    エノコログサだと思うが色が黄色っぽい。


    キンエノコロ


    こっちは茶色っぽい。ムラサキエノコロ。


    草むらで良く目にするが?マルバルコウ(ヒルガオ科ルコウソウ属)。熱帯アメリカ原産の帰化植物。

 近場の野原や畑に行って草花を見ると、実は知らない植物ばかりでその多くは帰化植物であることがわかる。絶滅危惧種を追いかけるのも良いのだが、その前に身近にある植物の知識も付けておかなければいけないと感じさせられる。このような場所を歩くと自分のレベルの低さをしみじみと感じさせられる。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown ()
2018-09-18 21:00:00
上から13枚目の写真は、アオゲイトウかホソアオゲイトウかイガホビユのどちらかだと思います。(どちらも帰化種)この仲間は詳細に観察しないと種類の同定が難しいのでご容赦ください・・・。
17枚目はヨウシュヤマゴボウ(帰化種)という種類です。
18枚目は花喉部が淡緑色に見えるのでマルバノホロシのほうだと思います。(よく似たヤマホロシは花喉部が濃紫色)
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Yさんへ (ヨッシー)
2018-09-18 22:41:41
毎度ご教示いただきありがとうございます。

側枝が伸びて花を咲かせているのでどうやらホソアオゲイトウのようですね。下のほうの花は確かに花の内部が淡緑色でマルバノホロシのようですね。私の持っている図鑑には名前だけしか掲載されておらず、だいたいこのあたりの花というのがわかれば良いかと思っています。

実はもう1種類、同じような花で蔓性で赤い実のついた植物があり、当初は同じものだろうと思っていましたがどうやら別物でヒヨドリジョウゴだったようですね。小川の対岸に咲いており撮影がうまく出来ていません。
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