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山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

甘利山椹池を再訪する  令和2年10月1日

2020年10月06日 | 山に咲く花
 本日は中秋の名月である。身延山に登ればパール富士が見られるがロープウェイが午後3時までしか動いておらず仕事を終えて午後から出発したのでは間に合わなそうである。場所を変えて展望が良くて簡単に行ける甘利山に行ってみることにするが、その前に少しの時間だが椹池の周辺を散策してみた。


    椹池。紅葉はまだ始まっていないが秋の気配が漂い始めている。


    サワギキョウはもう終わってナガエミクリは結実している。


    ナガエミクリ


    結実している。超望遠レンズを積み忘れて今回は200㎜望遠が最大。


    見ておきたかったのがこのアギナシ。


    トリーミング画像。葉はもう倒れているが花が咲いた様子は無い。

 アギナシの花が咲いたかどうか確認したかったのだが、どうやら咲いた様子は無い。個体数が少なく来年以降咲いてくれるのかどうか心配な状況である。

 周辺を散策してみる。


    アザミの花。何アザミ?


    やや長い総苞片が反転して反り返っている。トネアザミ(タイアザミ)と思われる。


    既に花が終わってしまっているアケボノソウ


    トリカブトは真っ盛り。


    さて、これは何トリカブト?葉は深く3裂してさらに切れ込んでいるがあまり細くは無い。


    花柄のトリーミング画像。屈毛が生えている。南アルプス山系だし、たぶんキタザワブシだろう。

 昨年花を見かけなかったアギナシは今年も花は咲かなかったようで、あまり良い状態では無いようである。最近気をつけて見ているトリカブトの仲間は、ここに咲いているのはキタザワブシではないかと思われる。トリカブトの仲間は判別が難しく、もう少し他の場所を見歩いてからでないと結論を出すには早そうである。

 1時間ほど散策して撤退し、本日の目的の中秋の名月を眺めに甘利山に向かう。

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