お昼ごろには木に付いた雪は大部分落下してしまった。昇仙峡を散策した後、もう1ヶ所、まだ立ち寄ったことが無い金桜神社を散策してみる。

金桜神社の鳥居。上にも駐車場があるが下から歩いてみる。

階段を昇る。

桜の木にはヒメノキシノブがたくさん着生している。

石垣の隙間に生えていたトラノオシダ

イワトラノオも生えていた。

枯れてしまっているがこれはイワデンダであろう。

ミツデウラボシも生えていた。

階段中腹にあるスギの巨木群。山梨の巨木・銘木100選に選ばれている。

巨木群の中にある金桜稲荷神社

さらにその上には昇龍・降龍を象った柱が立っている。

雪の残る金桜神社本殿

金桜神社の名前の由来となっている御神木の桜の木。向こうにある社に昇龍・降龍の居る柱がある。

御神木はウコンザクラという黄緑色の桜だった。


昇龍・降龍

本殿の奥の山の上に遥拝所があるらしい。行ってみよう。

まだ雪の残る道を登る。

金桜神社を見下ろす。

途中にある西室権現社

大きな岩棚になっている。修行が行われた場所なのだろうか?

岩壁にはツルデンダが生えていた。

樹林の中には桜を中心とした植林がたくさん行われていた。

鳥居があった。これをくぐるともうすぐ遥拝所。

さらに雪の道を進む。

やっと到着、遥拝所。

雲が多くて富士山は見えず。

反対側は金峰山が見えるはずだがこの日は雲隠れ。

途中には国際宇宙ステーション『きぼう』に持ち込まれた種から発芽させた桜の木が植えられていた。

解説の看板
お正月や桜の花が咲く頃には大混雑して道路を通過するのにも渋滞が発生する金桜神社であるが、これだけいろいろなものがあれば混雑するのも分かる気がする。遥拝所があるのは全く知らなかったが、新年のご来光を拝みに来る人たちがたくさん居るのであろう。
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