山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

早春の里山散策  令和6年3月9日

2024年03月11日 | 山に咲く花
 山梨県でも早いところではもうハヤザキヒョウタンボクの花が咲き始めたらしい。甲府市周辺の里山に咲くハヤザキヒョウタンボクはまだ少し早いのではないかと思うのだが、雪が降った影響で花の咲く時期がだいぶ読み難くなった。他の花の様子も含めて、見に行ってみたいと思う。

    今年はだいぶ綺麗に整備されているように見える遊歩道。

    岩の上にはまだ葉を巻いているイワヒバがたくさん付いている。

    イワヒバ

    遊歩道周辺にはオオイタチシダがたくさん生育している。

    似ているがこちらはベニシダ

    途中の石垣にはトキワトラノオが生えていた。

    気の早いタチツボスミレが・・・と思ったが近付いてみると雰囲気が違う。

    側弁に毛が生えていた。これはイブキスミレであろう。

    エビネの葉と昨年のガラ。なかなか大きくなって来ない。

    カタクリの葉

    まだ花芽が出たばかりで咲くのは1ヶ月くらい先になるのではないだろうか。

    アズマイチゲの葉が出始めていた。

    花はまだ全く見えていない。2週間くらい先になるだろうか。

    咲き始めたばかりのウグイスカグラ

    まだほとんどが蕾である。

    ダンコウバイもまだ咲き始めたばかりである。

    目的のハヤザキヒョウタンボク。テープの目印があるのでそれと分かるが無ければ見落としてしまうだろう。

    花はまだ蕾である。開花は1週間以上先になりそうである。

    別の木。昨年見つけてあるからそれと分かるが、花が咲いていないと探すのは難しい。

    こちらもまだ蕾である。

    だが、別の木では少しほころびかけていた。

    あと3日もすれば咲きそうである。

 予想通りハヤザキヒョウタンボクはまだ蕾で、咲くのは1週間くらい先になりそうである。昨年花仲間が別の山の尾根道にたくさん咲いているのを見てきており、今年はそちらの山に行ってみたいと思っている。来週末は仕事が入っており、訪れるのは再来週になりそうだが、時期的にはちょうど良いかも知れない。


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春を告げるシュンランを巡る  令和6年3月9日

2024年03月11日 | 里に咲く花
 愛宕山こどもの国のシュンランはまだ早かった。では他の場所はどうだろうか?車で移動して簡単に行ける場所を散策してみる。

    金子峠(きんすとうげ)の富士山。前方の木が伸びてだいぶ視野が悪くなった。
    
    淡雪山。この周辺でたくさんのシュンランの葉を見かけていたが・・・。山頂は強風が吹き荒れて寒く、すぐに撤退。

    今年はほんの少ししか無く花芽が見当たらない。葉が千切れているのは鹿の食害と思われる。

    もう1ヶ所、武田健康の森を散策してみる。

    残念ながらこちらもまだ早く、蕾だった。

    咲くのは2週間くらい先になるのではないだろうか?

    1株だけ咲いている花に出会えた。

    春を告げる花、シュンラン。もうすぐ他の株も咲き出すであろう。

 愛宕山界隈、および湯村山から武田の杜界隈のシュンランは1週間先あたりからが見ごろになりそうである。その頃には気の早いスミレの仲間も咲き出している頃ではないかと思う。
コメント (2)
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