身延町に出張があり、仕事が終わったのは午後4時だった。近隣の六郷町の里山に咲くミスミソウが咲いている頃であろう。なんとか間に合いそうな時間だったので急いで移動して訪れてみる。
ミスミソウが咲いている。
山の下のほうではもう痛み始めていた。
山の中腹の斜面はところどころ踏み跡が目立つ。看板の右脇に咲いている花を撮影するためであろう。
100㎜マクロレンズで斜面に踏み込まずに撮影。スマホだとどうしても斜面を登って近付かないと撮れないのであろう。
崩れ落ちている斜面
かろうじて残っているミスミソウ
いつ脱落してしまってもおかしくない環境にある。
登山道脇に咲いていたミスミソウ。広角レンズで接写。
少し離れて100㎜マクロレンズで撮影。どちらが良いかは好みだろう。
双子のミスミソウ
時々見かけるピンク色の花
登山道脇の斜面に咲いていたミスミソウ。可愛らしい。
もうすぐ日没。梅の木越しの少し赤く染まった富士山を眺めて下山する。
初めてこの場所のミスミソウを見に行った10数年前から比べると数は半分以下になってしまっているのではないかと思う。下草が無くなり山肌が乾燥して生育環境が変わってしまったのが一番の原因であろうが、訪問者が斜面を踏み荒らしてしまっていることも原因になっていると思う。