昨年某所で発見したクマガイソウの葉が今年はどうなっているのか見に行くはずだったのだが、河口湖あたりまで車を走らせて気が着いた。そういえば今日はトレイルランの競技をやっている日だ。おそらく林道には入れないだろうが、行けるところまで行って・・・と思ったのだが、予定地の遥か手前で車両通行止めになっており、とてもではないが長い林道を歩いて入山する気にはなれない。
そこでもう一つ情報をもらっている道志の山に行くことにするが、又聞きの情報なので場所がほとんど確定できていない。自生のものか、それとも移植されたものかも定かではない。自生のものならば山中を探すと残った株に出会う可能性があるが、移植されたものだとするとその場所以外で見るのはほとんど困難ということになる。とりあえずは登ってみることにするが、この山を訪れるのは8年ぶりになるだろうか、入り口がどこだかわからなくなってしまい、通り過ぎてまた戻ってようやく入り口の林道がわかった。時刻は既に10時半を回っているが、登山道の大半が林道からなるこの山は急がずとも登ることはた易い。しかし、花を見つけることは場所がかなり不確定だけにかなり困難に思える。

県道脇に車を止める。壁にはハハコグサが咲く。

林道脇にはホウチャクソウがたくさん。しかし、一部鹿に食べられた跡があった。

林道脇にあった奇妙な葉。これはユキノシタの葉だろう。

途中から林の中を歩いたが、見つけたのはこれくらい。キランソウ。

林道脇の草地に咲いていた花。これは?? 園芸種か?
時に林道を歩き、時に沢筋を歩き、そして林の中を歩いて森の中を探るが、それれしきものは全く見つからない。ほとんどが植林された杉林からなるこの林道脇はクマガイソウが自生するような環境ではないように思う。森を抜けて鉄塔の見える草地に抜け出た。草と笹と低木、時に茨の混じる草地をかき分けながら登って行くと、出たところは・・・!

草地の広がる林の中を選んで登るが・・・それらしきものは無い。

ほとんどが杉の植林帯。これほど綺麗にされた林の中には無いのではないだろうか。

草地に出た。かき分けながら登ると・・・

出たところは結局林道。ここで今日の花探しはほとんど終わったと思った。
結局は林道に出てしまい、これより上の場所を探しても花を見つけるのは困難だろうと思った。山頂に行くかどうかも迷ったが、一度しか踏んだことの無い山頂なのでとりあえずは登って行くことにする。林道をテクテクと歩き、途中斜面を短絡してやろうかとも思ったのだが既にそんな元気も無し。林道突き当たりまで車で入ることができ、車が1台止まっていた。そこから先がようやくまともな登山道だ。上部は意外と急斜面で、ようやく登山に来たという気になる。午後1時50分、ようやく山頂到着。朝はすっきり見えていた富士山もさすがにこの時間になると霞んでいる。

林道脇にジシバリがたくさん。

収穫と言えばこれくらいか。ササバギンラン。

スポットライトを浴びるササバギンラン。

咲き残っていたアカネスミレ。このほかにエゾアオイスミレらしき葉が散在。

山頂直下は急登。

ようやく山頂到着。

さすがに富士山は霞と雲の中。
さほど歩いたわけではないのにかなり疲れた。目的の花が見つからなかったうえにセメントの林道歩きが堪えたようだ。昼食をとって大休憩して下山。またしても途中から林の中をさまよったが、とうとう発見できずに下山となる。
しかし、収穫が無かったわけでもない。林の中で奇妙なものを発見した。初めて見る植物で、最初はまたまた凄い寄生植物を発見!と思ったのだが、良く見ればこれはキノコではないか?帰って植物図鑑で調べたがそれらしきものは載っておらず、インターネットで検索してようやくヒットした。栃木県ではレッドデータブックに載っているキノコ、他の人のブログやホームページでも結構苦労して探しているようだ。少しは登った甲斐があった。

林の中に奇妙な物体がニョキッと出ていた。

何だこれは? 凄い腐生植物か?

しかし、太い茎が付いているところを見るとキノコの仲間のようだ。

正体は、ヒロメノトガリアミガサタケというキノコ。
このヒロメノトガリアミガサタケはアミガサタケの一種で珍しいもののようだ。食用になるらしいが、採ってしまうと他の花たちのように絶えてしまうように思うのでそっとしておいてやりたいと思う。探し物は見つからなくても何かの収穫があるのが山の面白いところかもしれない。
そこでもう一つ情報をもらっている道志の山に行くことにするが、又聞きの情報なので場所がほとんど確定できていない。自生のものか、それとも移植されたものかも定かではない。自生のものならば山中を探すと残った株に出会う可能性があるが、移植されたものだとするとその場所以外で見るのはほとんど困難ということになる。とりあえずは登ってみることにするが、この山を訪れるのは8年ぶりになるだろうか、入り口がどこだかわからなくなってしまい、通り過ぎてまた戻ってようやく入り口の林道がわかった。時刻は既に10時半を回っているが、登山道の大半が林道からなるこの山は急がずとも登ることはた易い。しかし、花を見つけることは場所がかなり不確定だけにかなり困難に思える。

県道脇に車を止める。壁にはハハコグサが咲く。

林道脇にはホウチャクソウがたくさん。しかし、一部鹿に食べられた跡があった。

林道脇にあった奇妙な葉。これはユキノシタの葉だろう。

途中から林の中を歩いたが、見つけたのはこれくらい。キランソウ。

林道脇の草地に咲いていた花。これは?? 園芸種か?
時に林道を歩き、時に沢筋を歩き、そして林の中を歩いて森の中を探るが、それれしきものは全く見つからない。ほとんどが植林された杉林からなるこの林道脇はクマガイソウが自生するような環境ではないように思う。森を抜けて鉄塔の見える草地に抜け出た。草と笹と低木、時に茨の混じる草地をかき分けながら登って行くと、出たところは・・・!

草地の広がる林の中を選んで登るが・・・それらしきものは無い。

ほとんどが杉の植林帯。これほど綺麗にされた林の中には無いのではないだろうか。

草地に出た。かき分けながら登ると・・・

出たところは結局林道。ここで今日の花探しはほとんど終わったと思った。
結局は林道に出てしまい、これより上の場所を探しても花を見つけるのは困難だろうと思った。山頂に行くかどうかも迷ったが、一度しか踏んだことの無い山頂なのでとりあえずは登って行くことにする。林道をテクテクと歩き、途中斜面を短絡してやろうかとも思ったのだが既にそんな元気も無し。林道突き当たりまで車で入ることができ、車が1台止まっていた。そこから先がようやくまともな登山道だ。上部は意外と急斜面で、ようやく登山に来たという気になる。午後1時50分、ようやく山頂到着。朝はすっきり見えていた富士山もさすがにこの時間になると霞んでいる。

林道脇にジシバリがたくさん。

収穫と言えばこれくらいか。ササバギンラン。

スポットライトを浴びるササバギンラン。

咲き残っていたアカネスミレ。このほかにエゾアオイスミレらしき葉が散在。

山頂直下は急登。

ようやく山頂到着。

さすがに富士山は霞と雲の中。
さほど歩いたわけではないのにかなり疲れた。目的の花が見つからなかったうえにセメントの林道歩きが堪えたようだ。昼食をとって大休憩して下山。またしても途中から林の中をさまよったが、とうとう発見できずに下山となる。
しかし、収穫が無かったわけでもない。林の中で奇妙なものを発見した。初めて見る植物で、最初はまたまた凄い寄生植物を発見!と思ったのだが、良く見ればこれはキノコではないか?帰って植物図鑑で調べたがそれらしきものは載っておらず、インターネットで検索してようやくヒットした。栃木県ではレッドデータブックに載っているキノコ、他の人のブログやホームページでも結構苦労して探しているようだ。少しは登った甲斐があった。

林の中に奇妙な物体がニョキッと出ていた。

何だこれは? 凄い腐生植物か?

しかし、太い茎が付いているところを見るとキノコの仲間のようだ。

正体は、ヒロメノトガリアミガサタケというキノコ。
このヒロメノトガリアミガサタケはアミガサタケの一種で珍しいもののようだ。食用になるらしいが、採ってしまうと他の花たちのように絶えてしまうように思うのでそっとしておいてやりたいと思う。探し物は見つからなくても何かの収穫があるのが山の面白いところかもしれない。