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山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

剣ヶ峰で割れるダイヤは失敗 富士川町林道  令和4年12月19日

2022年12月28日 | ダイヤモンド富士
 高下周辺でのダイヤモンド富士撮影には良い季節になってきた。まずはその上にある林道から剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士の撮影に出かけてみる。位置がうまく合うのかどうかが心配で、右にずれるのではないかと思うのだが撮影してみないと分からない。天候は良好で絶好のダイヤモンド富士撮影日和、と思ったのだが、富士山を撮影してみると思ったよりも雪煙が多い。


    200㎜望遠ズームレンズに前面装着型絞りを装着して試し撮り。天候は良かったが上空の風が強かったようで雪煙が多い。


    山頂が輝き出した。


    ダイヤが現れたが・・・予想していたよりもさらに右から光が現れた。







    残念。剣ヶ峰で割れるダイヤは失敗。

 もう1台のカメラは560㎜望遠に前面装着型絞りを付けてフルサイズのカメラで撮影。








    後半に現れたゴーストに剣ヶ峰と太陽の形が投影されている。太陽はわずかに右にずれていた。

 もう1日か2日前のほうが撮影には適していたようである。冬至で太陽が折り返してもう1度撮影チャンスがありそうなので、天候が良ければ再訪してみたいと思う。


    狙ったダイヤの撮影は、たいてい最初は失敗するものである。

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剣ヶ峰多光芒ダイヤモンド富士『ティアラ』撮影に行く 朝霧高原  令和4年2月26日

2022年02月28日 | ダイヤモンド富士
 今年になって初めてのティアラ撮影である。久しぶりの撮影は大抵失敗するので、少し距離を離して2つ割れのダイヤを狙おうと思ったのだが、GPSに登録した座標点は前方に木があって富士山が見えず、良いポジションが確保できない。もう1ヶ所登録しておいたもっと近いポジションに移動するが、予想していた通りに既に6人くらいカメラマンが集まっていた。顔振りを見ると、何度もお会いしている方たちばかりで、私の顔も覚えていただいたのか、コーヒーをご馳走になってしまった。先輩方の中に入れていただいて2台のカメラをセットし、撮影に挑む。


    風が無く雪煙が少ない。空気も澄んで絶好のティアラ撮影日和である。


    剣ヶ峰左に光が現れた。ポジションは良さそうである。








 もう1台のカメラは若干ピントが甘かった。








 久しぶりのテャイアラ撮影にしては上出来である。ただ、真ん中の部分の光芒があまり出ておらず、もう少し遅い時期で撮影場所が南のポジションに移動して富士山剣ヶ峰の幅が広く見える頃でないともっと多光芒のティアラ撮影は難しいのではないかと思う。ただ、3月以降になると霞が増えてなかなか良い条件で撮れないのが難しいところである。しかし、今年最初のティアラ撮影にしては上出来である。

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山中湖長池から見るダイヤモンド富士  令和4年2月3日

2022年02月06日 | ダイヤモンド富士
 いよいよ山中湖ダイヤモンド富士のシーズンになってきた。朝は雲が多かった空だが、午後になると次第に雲が晴れて富士山もスッキリと姿を見せるようになってきた。本日の山中湖ダイヤモンド富士は長池の駐車場の近傍からである。おそらく駐車場が混雑するであろうから、ダイヤの2時間くらい前に駐車場に到着して準備する。


    ほぼ真ん中あたりに沈む場所を確保する。まだダイヤまで1時間以上時間があり、余裕で場所が確保出来た。


    時間があったので湖畔を散策してみると、枯れてしまっているがこんな植物が群生していた。


    オナモミ。それなりに数があり、今年の秋には青々と茂っているところを見に来てみたい。


    撮影場所に戻る。それなりに人が増えてきたが、ギューギューというほどでは無かった。


    富士山頂に太陽が迫る。














 ポジションは良かったが若干霞が出ていたために上方向への光芒がいまいちだった。湖面が風て揺れてしまったのは止む無しといったところだろう。まずまずのダイヤモンド富士が見られたと思う。

 夕方6時過ぎに今度は月齢2の細月が富士山頂に沈む。撤収して山中湖きららに移動する。
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またまた失敗 鳥ノ胸山キャッツアイ  令和4年1月14日

2022年01月19日 | ダイヤモンド富士
 昨年11月28日にも撮影に出かけている鳥ノ胸山キャッツアイだが、カシミール3Dの設定を間違えて撮影に失敗している。今回はおそらく撮れるだろうと思っていたのだが、富士山は綺麗に現れたものの強風が吹き荒れ、富士山山腹から頂上にかけて凄い雪煙が舞っている。条件が悪いのは分かっていたが、ひょっとしたら撮れるかもしれないという思いで鳥ノ胸山に登ってみる。


    今回もまた鳥ノ胸山。ダイヤモンド富士を含めて今回が4度目になるのではないだろうか。キャッツアイの撮影にはまだ成功していない。


    何度登っても急登で辛い鳥ノ胸山の急斜面。


    グリーンロッジから約1時間半で鳥ノ胸山山頂に到着。


    太陽が富士山に近付いて来た。強風が吹き荒れており、富士山には雪煙が多量に舞っている。


    鳥ノ胸山のダイヤモンド富士。さて、キャッツアイになってくれるかどうか?







    どうもダメっぽい。

 さて、もう1台のカメラはどうだろうか?










    雪煙が多く、キャッツアイは写っていないようだ。

 途中まで見えている太陽の輪郭から見るとキャッツアイになっていておかしく無いのだが、やはり雪煙に邪魔されて写っていなかった。写っていたとしても、たぶん左側が大きなキャッツアイになったのではないかと思う。


    これだけ雪煙が舞っているとやはりキャッツアイの撮影は厳しい。


    なんとなく影富士

 山頂で食べるための軽食を持って行ったのだが、風が強くて寒く、食べずにさっさと撤退し、小走りに下りて風の少ない植林の中に逃げ込んだ。ヘッドライト点灯せずに駐車場に到着した。鳥ノ胸山キャッツアイはまたしても失敗である。懲りずにまた挑戦してみたいと思う。

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白山岳で割れるダイヤモンド富士 竜ヶ岳  令和4年1月9日

2022年01月11日 | ダイヤモンド富士
 やっと恒例の冬の竜ヶ岳ダイヤモンド富士であるが、すでにいつも狙っている剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士は山頂向こう側の笹薮の中でも撮影出来る位置から外れてしまっている。そこで今回は反対側の白山岳で割れるダイヤモンド富士を狙ってみる。既に2016年12月に竜ヶ岳で白山岳で割れるダイヤモンド富士の撮影に成功しており、再写ということになる。その時の画像を見ると、少し右に寄り過ぎた感があるので、今回はもう少し左に寄った軌道で撮影を試みる。


    休憩ベンチから見る富士山。だいぶ木が伸びてきて富士山が見えにくくなってきた。右裾にISSが舞い降りてくるはずだったが写っていなかった。


    東屋のところから見る富士山。古くなった東屋は撤去されていた。


    夜明けが近付いて来た。


    雲が流れて行く。


    登山道沿いでは良いポジションが確保できず、笹薮をかき分けて藪の浅いところにカメラをセットする。少し残っていた霧氷。


    2台のカメラをセットする。思ったよりも雪煙が多い。さて、うまく撮れるかどうか?








 もう1台のカメラ






    きっちり白山岳で割れてくれた。おそらく3分割+α


    普通のレンズに変えて竜ヶ岳のダイヤモンド富士。レンズ交換時に大きなゴミが入ってしまったようだ。


    なかなか良いダイヤモンド富士を見ることが出来た。


    南アルプスの眺望

 白山岳はしっかりとした大きな突起が出ているために竜ヶ岳からの割れるダイヤの撮影はさほど難しく無いように思う。しかし高下まで離れると、ポジションも然ることながら気象条件が大きく左右し、空気の透明度が高く無いとなかなか綺麗な光芒を放ってくれない。今回のように雪煙が多く舞っている日もうまく撮れないことが多い。竜ヶ岳のダイヤモンド富士は既に山頂からでも中央からは現れず左に寄ってしまっている。今期の竜ヶ岳ダイヤモンド富士はこれで終了である。
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新年のダイヤモンド富士 富士本栖リゾート  令和4年1月3日

2022年01月07日 | ダイヤモンド富士
 新年恒例の竜ヶ岳に行きたかったのだが、彗星のコンポジットの方法が良く分からずステライメージの簡易モードではどうやってもコンポジット出来ない。いろいろ試しているとあっという間に時刻は深夜1時を過ぎて・・・とても3時半には起きられない。なんとか6時半に起きて富士本栖リゾートに向かう。新年三が日は混雑するのは分かっているのだが、一番手っ取り早くそれなりのダイヤを見ることが出来る。到着したのはダイヤの15分前で、当然の如く竜神池湖畔は満席で場所が確保できない。


    なんとか2列目を確保。土手の上から撮ろうと思っていたのだが、ロープが張られていて入れず。


    ダイヤが現れたが頭が邪魔でダブルダイヤにはならず。


    ギリギリでカットして撮影。


    もう1台のカメラ


    ダイヤは撮れるが・・・


    これだとどこで撮っても同じダイヤ。


    今年の新年のダイヤはこんなドタバタなダイヤだったが、見られただけでも良しとしよう。


    湖畔の草が放水のしぶきで凍り付いていた。本日のベストショット。

 しばらくはステライメージを使っての星のコンポジットで苦戦しそうで、深夜まで作業することになりそうである。ダイヤはしばらくおあずけになるかも??

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新年のダイヤモンド富士は現れず 富士川町林道  令和4年1月2日

2022年01月05日 | ダイヤモンド富士
 予定では竜ヶ岳のつもりで、未明3時半に起きて出発したのだが、空を見上げると雲が広がっている。途中でコンビニに立ち寄りライブカメラ画像をチェックするがやはりあまり良く無さそうである。距離をとってうまくすれば雲海の上に富士山が出るのではないかと、富士川町の林道に行き先を変える。まだ真っ暗な時間に到着したが既に先客が3人、その手前にも数人のカメラマンが三脚を構えていた。到着した時には雲の上に富士山が見えていたのだが、その後は雲が広がって・・・。


    まだ星が輝いている頃に目的地に到着。声をかけられて誰かと思えばこの界隈で良くお会いするNさんだった。


    しかし、だんだん雲が広がって、富士山はどこへやら。


    これは期待薄だろう。さらにカメラマンが数人やって来た。知り合いの著名人も数人。


    時折雲の隙間に富士山が見える時もあった。こんなタイミングで太陽が現れてくれればと期待しながら待つ。


    後ろ側に広がった朝焼けの雲


    さて、ダイヤは?


    わずかに山頂が見え、太陽のシルエットが見える。


    一応は見れたが・・・ダイヤモンド富士というには程遠かった。


    こんなことは良くあることなのであまりガッカリもしない。


    また次回頑張りましょう。

 残念ながら新年のダイヤモンド富士はならず。しかし集まったカメラマンはそれなりの方たちばかりで、Si君と久しぶりに会えて話が出来たのは良かった。なかなかうまく撮れないレナード彗星の画像を見せていただいたが、さすがの凄い画像が撮れていた。Iso感度やシャッタースピード、F値の設定などいろいろと教えていただき大変勉強になった。またの機会に頑張りましょう。

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白山岳で割れるダイヤモンド富士 増穂町高下  令和3年12月22日

2021年12月25日 | ダイヤモンド富士
 冬至の頃の太陽は軌道のずれが少なく、割れるダイヤモンド富士が撮影しやすい。竜ヶ岳山頂の剣ヶ峰で割れるダイヤ撮影に絶好の日であるが、前日の夕方に杓子山に登り、下山してから画像処理等を行うと時刻は深夜1時になってしまった。さすがに4時前に起きて竜ヶ岳に登るのは辛い。朝6時に起きて毎年恒例の高下のダイヤを撮影に行ってみる。ちなみに杓子山から撮影した富士山を舞うレナード彗星の画像を山梨日々新聞に投稿してみたが、残念ながら不採用だった。


    若干霞が出ているが天候は良好。白山岳の雪煙が多いのがちょっと心配である。








    100㎜程度の望遠では割れるダイヤは写らないだろうと思っていたのだが、この日は写ってくれた。









    使い慣れた200㎜望遠レンズの画像。








    手製の前面装着型絞りを装着した570㎜望遠レンズの画像。センサーにゴミが入ってしまっていたのは失敗。

 初回の撮影はたいてい失敗するものだが、冬至の日という撮影日が良く、空気も比較的澄んでくれてまずまずの割れるダイヤモンド富士の撮影が出来た。新聞やテレビで紹介されていることがあって、この日の高下北側駐車場はほぼ満車となる混雑だった。これから正月3が日まで混雑する日が続くのであろう。

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リベンジ 忍野農道キャッツアイ  令和3年12月20日

2021年12月23日 | ダイヤモンド富士
 今年は鳥ノ胸山、二十曲峠、忍野農道とキャッツアイを狙って撮影に出かけているがいずれも失敗に終わっている。特に撮り慣れている忍野農道は想定外の失敗である。太陽軌道を少し修正して立ち位置を計算し、リベンジに出かける。風が穏やかで空気も澄み、絶好の撮影日和と思ったのだが、白山岳は思っていたよりも雪煙が多く舞っている。


    今季2度目の忍野農道キャッツアイ狙い。






 この程度の中望遠ではキャッツアイは捉えられない。


    ボーグ200㎜望遠レンズ。










 おそらく今回はど真中のキャッツアイになったと思われるが、雪煙に阻まれて左側の目があまり輝かなかった。まあ、とりあえずはリベンジ成功ということにしておこう。

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剣ヶ峰ダイヤモンド富士 竜ヶ岳  令和3年12月19日

2021年12月22日 | ダイヤモンド富士
 この季節の恒例の竜ヶ岳ダイヤモンド富士である。12月22日の冬至を含めて3日間は竜ヶ岳山頂広場の右端に寄ってダイヤを狙えば剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士が撮れることが分かっているのだが、夕方のレナード彗星を追いかけていると早起きできずに撮りに行けない可能性が高い。そこで少し早目の19日に狙ってみることにした。笹薮の中でポジションがとれれば良いが、おそらく藪が深く無理であろう。山頂の右端から狙うとたぶん少し左寄りの割れるダイヤとなる可能性が高い。

 こたつでうたた寝してしまい目が覚めたのは深夜1時だった。寝ようとするがなかなか寝付けず、3時に起き出す。座標とダイヤになる時間を再確認して4時前に自宅を出発する。ところが、登り口の本栖湖キャンプ場に到着すると、驚いたことにキャンプ場が閉鎖となっており広い駐車場に入れなくなっていた。年末年始の混雑する頃はどうなるのだろうか?停めるに良いところを探すが登山口まで少し遠くなってしまうため、あきらめて朝霧高原側の根原から登ることとする。レンズの準備やら防寒具の準備やらとやっていると、あっという間に時刻は5時半になってしまう。ダイヤの時刻は7時38分ごろ、ここから竜ヶ岳山頂までは約2時間である。急がねば!


    途中の端峠から見る富士山。だいぶ明るくなってもうヘッドライトはいらない。


    竜ヶ岳が迫るが、ここから急登。


    笹原の緩斜面に登り付く。


    影富士が迫るが、なんとか間に合いそうだ。

 我ながら必死に歩き、ダイヤの15分前になんとか山頂に到着した。2台のカメラをセットするとダイヤの5分前となった。なんとか間に合った。


    結構な混雑だが、皆さんどこに車を止めてきたのだろうか?





    やはり広角気味のレンズでは割れるダイヤモンド富士は捉えることが出来ない。


    使い慣れたボーグ200㎜に前面装着型絞りを装着したレンズ。風は穏やかだったが雪煙が多い。








    割れるには割れたが、やはり左に寄り過ぎていて左側が大きい割れるダイヤとなってしまった。

 そう言えば、昨年は冬至の日に登って絶好の撮影日和だったが、1台のカメラを忘れてきてもう1台は撮影直前にシャッターユニットが故障して撮影出来なくなり、スマホで撮った画像しか残っていない。今回は約2年ぶりの竜ヶ岳山頂からの割れるダイヤということになるのであろう。少し位置はずれたが、まずまずといったところであろう。本栖キャンプ場の駐車場がどうなるのか分からないが、たぶん晴れた年末年始のどこかで再訪する機会があるだろう。


    結構楽しめた竜ヶ岳ダイヤモンド富士。


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忍野農道からキャッツアイを狙うが・・・ 令和3年12月11日

2021年12月15日 | ダイヤモンド富士
 竜ヶ岳林道のダイヤモンド富士を撮影後に精進湖の湖畔に立ち寄る。寝不足なので仮眠をとるのがひとつの目的だが、もうひとつは12月13日から14日にかけてのふたご座流星群の下見もある。14日は出張で相模原まで行かねばならず、睡眠不足では行けないため車中泊し易い場所が良い。河口湖大石公園も下見してあるが、こちらの精進湖のほうが車を湖畔まで乗り入れられる分だけ撮影はし易い。


    精進湖の富士山。オリオン座と冬の大三角形は左に見える山裾の上に昇って来る。


    ここがいちばんふたご座流星群が撮影し易そうである。

 3時間ほど車の中で寝て午後の撮影地、忍野の農道に移動する。この場所は何度も撮影に訪れており、キャッツアイも撮影にも成功している。先客はおらず、GPSに登録した撮影点ピッタリの場所に三脚を構える。















 わずかに位置が左にずれてしまったようだが、それよりも強風で舞った雪煙に阻まれて太陽の輪郭が見えなかったことが大きく影響した。二十曲峠に続いてまたしてもキャッツアイ撮影失敗である。ここのところなかなか狙った通りの画像が撮れないでいるが、そのうちきっと良い写真が撮れる日が来ると信じて、撮影を続けたいと思う。

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竜ヶ岳林道ダイヤモンド富士 その前に・・・ 令和3年12月11日

2021年12月15日 | ダイヤモンド富士
 以前から狙っていた竜ヶ岳林道途中の展望地からのダイヤモンド富士狙いであるが、その前に朝霧高原に光度を上げているレナード彗星を撮影に行く・・・はずだった。未明3時半に起きるはずだったが前日寝付いたのは12時を過ぎており、起きられるはずが無い。それでも4時に目を覚まして出発するが・・・完全に遅刻し、空が明るくなってきてしまう。目的地の手前でカメラを構えるが、時既に遅くほとんど彗星は写ってくれない。


    目的地よりも手前の国道沿いでカメラを構える。左上隅っこに辛うじてレナード彗星が写っている。


    たぶん左下のボヤッとした輝きがレナード彗星であろう。夜明けの空に飲まれてほとんど見えない。


    トリーミング画像。出遅れたために撮影失敗である。


    残念、撤退。

 この日富士宮から撮影された富士山頂に現れたレナード彗星の画像がウエザーニュースのサイトに投稿されていた。早起きしていれば、きっと良い画像が撮れたのであろう。残念。

 気を取り直して次の目的地、竜ヶ岳林道の展望地に向かう。楽をして富士本栖リゾートの竜神池も考えたのだが、既に休園となっており、次は12月27日からの開園予定のようだ。


    かつては倒木が多く草も多かったが、綺麗に取り除かれていた。


    途中から見る日の出前の富士山


    下に見える池が富士本栖リゾートの竜神池


    この堰堤の上が本日の目的地


    富士山の眺望

 ダイヤモンド富士の予定時刻よりも30分ほど早く目的地に到着し、軽食をとりながらダイヤを待つ。


    山頂が輝き出した。















 もう少しチカリと輝くダイヤを期待していたのだが、風が強く山頂に舞った雪煙とやや霞んだ空に阻まれて思っていたようなダイヤにはならなかった。少しばかりがっかりして撤退となった。もう竜ヶ岳でもダイヤモンド富士が撮影出来る季節となった。そして高下のダイヤも始まる。早起きは苦手だが、あまりゆっくり寝てもいられない季節になってきた。


    竜神池に反射する朝日

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キャッツアイを狙うがまたしても・・・ 二十曲峠  令和3年12月2日

2021年12月05日 | ダイヤモンド富士
 先日の鳥ノ胸山キャッツアイはカシミール3Dで計算する時の地表からの高度を間違えて撮影に失敗した。今回は通い慣れていて何度も撮影に成功している二十曲峠からのキャッツアイ狙いである。空気が澄んで眩しいほどに太陽が輝いている。今日はいつものようなシルエットのキャッツアイでは無くピカリと光芒を放つキャッツアイが撮れるのではないかと期待して現地に到着する。さて、準備・・・と思ったらまたまたやらかしてしまった。撮影地のデータを入れたGPSを持って来るのを忘れた。わずかに位置が狂うと撮れないのは分かっているが、おおよその位置は見てきたのでだいたいこの辺だろう三脚を構える。さて、うまく撮れますかどうか??


    富士山頂に太陽が迫る。空気が澄んでいて太陽の光が眩し過ぎる。


    さて、キャッツアイ成るか?















 鳥ノ胸山に続いてまたまた大外れのキャッツアイ。10~15mくらい位置がずれているのではないだろうか。帰ってからGPSデータを見直してみると、約12m位置がずれていた。やはり適当に位置を決めても簡単にはキャッツアイは撮れなそうである。特に富士山に近付くほど立ち位置のずれはシビアになる。次こそは・・・と思うのだが、次回の二十曲峠キャッツアイは太陽が冬至で折り返した後の1月になるであろう。今日のような澄んだ空気になってくれることを期待したい。


    またまた失敗のキャッツアイ。撮り慣れている二十曲峠だけに今日の失敗はだいぶショック。

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キャッツアイを狙うが・・・ 鳥ノ胸山ダイヤモンド富士  令和3年11月28日

2021年12月02日 | ダイヤモンド富士
 何度かダイヤモンド富士の撮影に出かけている道志山系の鳥ノ胸山だが、満足な画像は撮れていない。撮影場所が山頂の狭い範囲に限られるため、特にキャッツアイと呼ばれる白山岳で光が2つに割れるダイヤモンド富士はなかなか良い機会が訪れない。今回はカシミール3Dで計算する限りでは良い位置に太陽が沈んでくれそうである。天候も申し分無く、これ以上ないスッキリした富士山が姿を現している。さて、では撮影に出かけてみよう。


    堰堤工事と林道工事が終わってグリーンロッジ周辺はずいぶん様変わりしていた。


    登山道入り口を示す看板


    枯れた沢を渡る。


    このあたりは笹薮だったはずだが、ずいぶん綺麗になっていた。


    壊れた林道を通過してここから尾根に取り付く。


    植林帯の中の登り


    広葉樹林帯の急登。右手に目指す鳥ノ胸山山頂が見え出す。


    山頂までもう少し。ブナの木が多くなってきた。


    鳥ノ胸山山頂。


    山頂から見る富士山。ダイヤの時間まではまだ1時間ほどある。


    行ったことが無い隣のピークに行ってみる。


    鳥ノ胸山山頂は双耳峰になっており、こちらが隣のピーク。この先は尾根が2つに分かれているように見え、ルートを間違えると厄介そうである。


    眺望はあまり良く無い。


    山頂に戻る。太陽が富士山に迫ってきた。

 さて、あと30分ほどでダイヤモンド富士の時間である。視界は良好、太陽は眩し過ぎるほどに輝いている。2台のカメラをセットしてシャッタースピードと絞りを調整しながら何度も試し撮りする。今日はキャッツアイいただき、とこの時は思ったが・・・。


    富士山山頂に太陽が迫る。















 残念ながらキャッツアイには程遠い位置に太陽が沈んで行った。10mから20mほどずれているのではないだろうか。カシミールで計算する時の位置情報が間違っているとは思えない。だとすれば考えられるのはひとつしか無い。自宅に帰ってからカシミール3Dのソフトを起動してみると、いつもは地表からの高度を2mで計算しているはずなのに、これが15mになっていた。これによる計算ミスでキャッツアイにならなかったのである。ちなみにこの日の前後の太陽軌道を見てみたが、キャッツアイにはならないことが分かった。次回は1月中旬にチャンスが訪れそうであるが、平日である。休みをとるかどうか、それとも次のシーズンに持ち越しか、12月に入ったら検討したいと思う。


    夕暮れの富士山。懲りずにまた挑戦!

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久しぶりの剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士 朝霧高原  令和3年2月7日

2021年02月09日 | ダイヤモンド富士
 先週は別のダイヤモンド富士を狙って朝霧高原まで行くはずだったが出発が遅れて途中で行き先を変更し、不発に終わってしまった。今回はだいぶ早起きをしたのだが、いろいろやっているうちにあっという間に時間が過ぎ、もはやギリギリの時間となってしまう。なんとか15分前に撮影予定地に到着、先客が2人居たが場所は確保出来た。たまに撮影すると大抵は失敗に終わる剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士、今日はどうだろうか?空気が澄んで風が無く、富士山山頂は雪煙が舞っていない。絶好のダイヤモンド日和である。


    またまた時間ギリギリになってしまう。急いで1台目をセットして試し撮り。


    2台目はセットして1分もたたないうちにダイヤが始まった。


















 わずかに位置が左に寄ってしまった。今回は富士ヶ嶺の富士宮道路よりも富士山に近付いた位置から狙ったが、やや太陽の大きさが剣ヶ峰よりも大きくてマッチングが悪いようにも見受けられる。撮影場所がもう少し静岡側に寄って剣ヶ峰の幅が広くなってからのほうがティアラを狙うには良さそうに見える。しかしそう簡単には行かないのがこの割れるダイヤモンド富士の撮影の面白いところだろう。今回の場所からだとダイヤになる時間は朝7時55分頃になる。勤務時間に間に合わなくなるので、平日早朝の撮影はもう少し日の出が早くならないと難しい。もうしばらくおあずけである。


    本日の剣ヶ峰から昇るダイヤモンド富士




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