老頭児おじさん奮闘記

老頭児(ロートル)になっても、何事にも興味を持って行動をしているおじさんの奮闘記。

清里便り222:善光寺と小布施と安曇野と

2022年07月05日 | 清里便り
令和4年6月27日(月)、長野の善光寺が7年に一度のご開帳とのことで清里からお参りに行ってきました。
朝4時頃の温度ですが、下が外上が室内の温度です。
涼しいですね。



善光寺が混むと思って早速出発でした。

善光寺の御本尊「一光三尊(いっこうさんぞん)阿弥陀如来」は、ひとつの光背の中央に阿弥陀如来、向かって右に観音菩薩、左に勢至菩薩が並ぶ、善光寺独特のお姿をされています。白雉5(654)年以来の絶対秘仏であり、鎌倉時代に御本尊の御身代わりとして「前立本尊」が造られました。普段は御宝庫に安置されていますが、七年に一度の御開帳の時だけ、特別にお姿を拝むことが叶います。
前立本尊中央の阿弥陀如来の右手に結ばれた金糸は五色の糸に変わり、白い「善の綱」として、本堂前の回向柱に結ばれます。その回向柱に触れることは、前立本尊に触れるのと同じこと。ここにありがたいご縁が生まれ、その功徳ははかりしれません。

善光寺に着くともうすでに多くの人が本堂横で並んでいました。
早速、ご開帳参拝券を購入し列に並び本堂の中へ・・・中は撮影禁止でした。





その善光寺本堂の床下には、一筋の光も入ることのない暗闇の中を巡る回廊があります。
回廊の中ほどにあるご本尊の下にかかる極楽の錠前に触れば、極楽浄土が約束されるとか。ならばと、来世の御利益を願うべくお戒壇巡りにチャレンジしてきました。

回向柱の前で。
途中、急に雨が降ってきましたよ。



山門から長野市街方面です。



山門から本堂です。



鐘楼です。





その後、小布施の高井鴻山記念館で妖怪たちに会いました。

小布施町の豪農商、高井鴻山(こうざん)(1806~83年)の書画などを所蔵する小布施町の高井鴻山記念館は、妖怪をモチーフにした鴻山の作品展「大妖怪画展」を開いていて。同館や個人が所蔵する鴻山が晩年に描き続けた妖怪画20点を見学してきました。







次に向かったのは安曇野の大王わさび農場です。

大王わさび農場がある長野県安曇野市は「湧水の郷」として知られています。北アルプスの雪解け水が伏流水となって、1日約70万トンの湧水が至るところで湧き出しており、水温は真夏でも15度を超えることはないそうです。

大正時代以降、冷たくて清らかな豊富な湧水を利用して安曇野ではわさび栽培が盛んに行われるようになり、長野県のわさび栽培はわさび生産量日本一を誇るまで成長。現在日本で栽培されるわさびの90%が安曇野産です。

安曇野市内の穂高地区には100箇所以上のわさび田があるといわれていますが、なかでも群を抜いて広大なのが、南北におよそ1キロにわたる広大な農場で敷地面積45000坪(15ヘクタール)を誇る大王わさび農場です。日本のわさびの全国生産量の約10%が大王わさび農場で生産されています。







昼食は人気の「わさび飯」を頂きました。
わさびの香りが鼻にツーンと突いてさわやかな食事でした。



その次は近くの「安曇野ちひろ美術館」で「いわさきちひろ」の絵本の原画などを鑑賞して清里への帰路につきました。


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