2021年4月11日
移住後の楽しみでもあった渓流トラウト。
解禁から1ヶ月経ってしまったけど、すっかり暖かくなったところで遅ればせながら個人的シーズンイン。
ということで自宅から比較的近い奈良井川へ午後から初出動。
奈良井川は場所により鉄道でもアクセス可能。ということなら飲みながら行ける鉄道でと、中央西線で向かう。
塩尻駅付近の桜は既に散りモード。本来ならまだツボミシーズンのはずだけど。
例により塩尻駅構内の桔梗さんで安曇野葉わさびそばを頂く。
何度食べてもまた食べたくなる逸品。
中央西線の普通 中津川行きに乗車。JR東海313系の2両編成。転換クロスシートなのがありがたい。
缶チューハイで昼飲み。転換クロスならでは。211系のロングシートだとこうはいかない。
だいぶ雪が少なくなった北アルプス。白馬辺りはまだまだ真っ白なようだけど。
洗馬に到着。意外にも桜が満開。標高の差か。
塩尻から一駅なのにこの違いはちょっと驚き(@_@)
奈良井川を渡る。こういう秘境っぽい所の方が釣れそうだけど、さすがにアクセスが困難。
クマも怖い(゚A゚;)
20分ほどで木曽平沢に到着。ここで下車。
漆器屋さんがズラリと並ぶ駅前通り。
寒冷な気候と豊富な森林が漆器作りに適しているということで、ここ木曽平沢は漆器の名産地。
昔ながらの建物が多くタイムスリップしたような感覚になる。
しばらく歩くと奈良井川に出る。
おお〜桜満開(゚∀゚)
清流のほとりに咲く桜。こんな景色の中で釣りできるなんて最高。
ただし釣れれば(ー_ー;)
河原から見上げるアングルの桜もまたきれい。
さっそくバッグからロッドとリールを取り出して準備。
何度も来るつもりなので年券を購入。6300円で9月30日まで。この金額に見合う釣果を得られるか。
山奥のあまり人が来ないマイスポットでも見付けないと難しい気はする。まあ9月30日までに1匹でも釣れれば御の字。
13時45分、準備完了でスタートフィッシング。
全体的に浅く急流なので、比較的水深のある場所を探っていく。ルアーは管釣り用スプーン・スピナー・ミノーのローテーション。
しかし、予想通りノーバイト(-_-)
早くも花見がてら休憩。
あ〜ビール持ってくればよかった(^.^;
それにしても桜の花というのは本当にきれい。
なにか歳を重ねるごとに桜をきれいと感じる度合いが増してきたように思える。
木の上に鳥の姿。
全容が見えず何という鳥かわからないけど、歳とともに鳥がかわいく見える度合いも増してきたような…。
再び釣り再開。
ここはいるだろう〜というトロ場を発見しルアーを通すもノーバイト。やはり簡単にアクセスできる場所に魚はいなさそう。
途中で一人のフライマンとお会いししばし歓談。
フライマン「今来たところなんですが、釣れましたか?」
自分「何にも釣れません」
フライマン「この辺りはフライよりルアーの方が反応いいですよ」
自分「そうなんですか?なんだか魚の気配がないです」
フライマン「木曽の大橋付近はかなり人多かったから、結構釣られちゃったかな」
お聞きすると、この方も塩尻にお住まいとのこと。ここ木曽平沢も塩尻市なので塩尻市街の方という方が正しいか。
しかしこれは本当に秘境エリアでも行かないと6300円の出費が水の泡と化しそうな気がしてきた。次回からはウェーダー必須。
時刻は15時30分。ここで早くもストップフィッシング。渓流デビュー戦はノーフィッシュで終了。奈良井川をあとにする。
まっ今日は花見に来たということで(*´Д`)
駅に向かってると「しなの」が来たのでとっさに撮り鉄。
逆光のせい?いや下手なだけ?
残念ながら暗くてボツ作品(+_+)
木曽平沢駅に着くと普通 松本行き到着。転換クロス着席でまたビールが欲しくなる。
満開の桜を眺めて奈良井川トラウト初キャッチとなれば良かったけど、まあ現実はそんなに甘くない。
木曽の山間部を抜けて夕暮れの塩尻市街へ。
長野に引っ越してきた12月は16時を過ぎると薄暗くなってきたのが、あれから4ヶ月。当たり前だけど日が延びて季節はすっかり春。
渓流トラウト・キザキマス・野尻湖スモールマウス・日本海シーバス、これからの季節やりたい釣りが目白押し。
二兎も三兎も四兎も追う者は一兎くらい得られるかも、な訳は無く、一兎をも得ずに終わる可能性も大。
今日の感じから、早くも神頼みの心境(ーー;)
塩尻に到着。ここで下車。
次回から必要なのは、ウェーダー、お守り、それに缶ビール( ・ั﹏・ั)