Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2015-2016 冬の四国ぶらり紀行④【土佐くろしお鉄道 中村・宿毛線走破へ】

2016年01月10日 22時54分00秒 | 鉄道旅

2016年1月2日

 

 

 

 

 

朝起きると、宇和島の街は曇り空。

 

 

 

 

 

1月2日は毎年恒例箱根駅伝往路。
自分の母校は…最初いい位置にいたけどずいぶん下がってしまったみたいで…。来年出れるだろうか。
しかし今年も青学強い。

 

 

 

 

 

午前9時20分、「宇和島オリエンタルホテル」をチェックアウト。
宇和島ではやはり鯛めしを食べれなかったのが心残り。

 

 

 

 

 

宇和島駅に着くと、なにやらゆるキャラ登場!名前はわからないけど。

 

 

 

 

 

9時39分発の予土線窪川行きに乗車。

 

 

 

 

 

昨日に続き「海洋堂ホビートレイン」。
北宇和島からは険しい勾配区間。キハ32のエンジンが唸りを上げる。

 

 

 

 

 

10時47分、江川崎到着。行き合い列車待ち合わせの為、トイレタイムとなる。
そしてちょっと遅れてやって来た行き合い列車は、

 

 

 

 

 

テレビのニュースでも出ていた0系新幹線風の「鉄道ホビートレイン」。
こちらがすぐ発車となってしまったのでじっくり見れなかったけど、何ともかわいらしい姿。

 

 

 

 

 

10時59分、半家に到着。いったんここで下車。

 

 

 

 

 

珍駅名で有名な半家。「大歩危(おおぼけ」「後免(ごめん)」「半家(はげ)」等、四国は珍駅名が多い。

 

 

 

 

 

半家でのお目当てはもちろん四万十川。駅からすぐ河原に出れる。ちょっと散策。

 

 

 

 

 

「日本最後の清流」四万十川。水の透明度がすごい。超きれい。こんな川で釣りしてみたい。

 

 

 

 

 

何て思っていたら、岩かげに巨大な魚の姿を発見!

 

 

 

 

 

 

何だこれ?悠然と泳いでいる。コイ?アカメ?シーバス?
アカメはこんな中流まで来なさそうだし、シーバスにしては太い。まさかバス?
自分はバス釣り好きだけど、さすがに四万十川にいるのはとても喜べない。
コイであってほしいけど、それにしてもデカいな。

 

 

 

 

 

岸際には何かの稚魚が無数にいる。四万十川は冬でも生命感に溢れている(暖冬だからかもしれないけど)。

 

 

 

 

 

前方に四万十川名物の沈下橋発見。

 

 

 

 

 

さっそく渡ってみる。

 

 

 

 

 

柵が無いので、高所恐怖症の自分にはちょっと怖い。でも釣りには絶好かも。

 

 

 

 

 

川には独特の奇岩が並ぶ。

 

 

 

 

 

美しい四万十川、今度は釣りしに来たい。
アユは難しいし道具も無いから、子供の頃よくやったミャク釣りでオイカワかウグイを。下流でシーバスも楽しそう。

 

 

 

 

 

四万十川を後にして、12時54分発の窪川行きに乗車。

 

 

 

 

 

今日もロングシートの車内で体をひねらせながら四万十川を眺める。

他の多くの乗客も体をひねらせている。

 

 

 

 

 

土佐大正付近では大きく蛇行する四万十川を串刺しにするように予土線が突っ切っていく。
トンネルを出ると四万十川を渡りまたトンネル…が何度も繰り返される。
しかし本当に、この絶景の中を走る鉄道がロングシートというのはガマンできなくなってきた。
「しまんトロッコ」というトロッコ列車が走る時を狙って来た方が良さそう。

 

 

 

 

 

そして13時45分、終点窪川到着。ここで予土線を離れて土佐くろしお鉄道に乗り換え。

 

 

 

 

 

8000形と呼ばれる気動車の単行。初めて乗るけど、内外装ともとてもきれい。そして予土線と異なり、転換クロスシート装備。
14時ちょうど発の普通中村行き、窪川を発車。乗客は8人程。とてものどか。
若井-荷稲間にはループが存在する。ループ大好き人間の自分にはたまらない。
若井を出てしばらくすると信号所で予土線と分岐。その信号所で一瞬下界に線路が見える。
そして長いトンネルを抜けて何事もなかったかのように普通に走行。
知らないとループとは気付かなそう。まあループってそんなもんか。

 

 

 

 

 

土佐佐賀付近。四国の川はどこも水がきれい。

 

 

 

 

 

佐賀公園付近で海がお目見え。

 

 

 

 

 

 

南国という感じの、穏やかな海。

 

 

 

 

 

車内は中村に近付くにつれてどんどん乗客が増えていく。

 

 

 

 

 

そして定刻14時59分、終点中村到着。土佐くろしお鉄道中村線完乗。
上り特急の発車直前ということで、駅は賑わっている。ここでいったん下車して中村の街へ。

 

 

 

 

 

 

やって来たのは「四万十温泉 平和な湯」。
受付をしてさっそく浴室へ。洗い場は仕切り付き。
浴槽は内湯・露天岩風呂・露天樽風呂・泡風呂・歩行湯・打たせ湯と多彩。
泉質は「ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉」ながら、加水と循環によりその面影はまったく無し。消毒用の塩素臭が気になる。
打たせ湯が超強力で気持ちいい。入浴より打たせ湯に打たれまくる。

<四万十温泉 平和な湯>★★☆☆☆
泉質:C 眺め:C 癒し:B コスパ:C
やはり源泉の良さが感じられない泉質が残念。スーパー銭湯と割り切った方が良さそう。
休憩室や食事処があるのでのんびりできるけど、シャンプー・ボディソープ備え付け無しで600円はちょっと高いと思ってしまう。

温泉を出て、すっかり日が暮れた中を中村駅に向かう。

 

 

 

 

 

18時13分発の普通宿毛行きに乗車。

 

 

 

 

 

温泉を出て喉がカラカラ。宿までガマンできずにビールタイム。ああ美味い。
単行気動車は真っ暗な中を宿毛に向けてひた走る。

 

 

 

 

 

そして中村から約30分の18時46分、終点宿毛に到着。中村線に続き宿毛線も完乗。

 

 

 

 

 

行き止まりの宿毛駅。終着駅って感じがする。

 

 

 

 

 

宿毛駅から徒歩で約15分、本日のお宿「ホテルアバン宿毛」に到着。
こちらのホテル、「じゃらん」で何と一泊素泊まり2600円!どんなホテルかと思ってたけど、ごく普通のビジネスホテル。
しかも部屋にはミネラルウォーターやおつまみまであり。そして線路に面した土佐くろしおビュー。
これで2600円は奇跡。いいホテルに巡り合った。

 

 

 

 

 

宿毛の夜景を眺めながらビール飲んで就寝。窓の外はいつの間にか雨。

 

 

 

 


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