2016年1月4日
四国に来て5日目。高知の朝は快晴。
天気予報では、今日は4月並みの気温。高知の最高気温は何と20℃の予報！
午前11時、「リッチモンドホテル高知」をチェックアウト。
「リッチモンドホテル」らしく、静かでゴージャスな部屋でした。
まずやって来たのは「三翠園」。日中はホテルの温泉を開放して日帰り入浴が可能です。
受付を済ませ浴室へ。仕事始めの人も多いと思われる今日はさすがに空いています。
体を洗いいざ入浴。内湯大浴槽・小浴槽・露天風呂とあり、大浴槽はやや消毒用塩素臭がきつい。
自分は露天風呂へ。やや塩味を感じるお湯は塩素臭はそれほど気にならず源泉の良さが感じられます。
泉質はナトリウム-塩化物泉。源泉温度が30数℃あり、高知では珍しい、鉱泉ではなく温泉のようです。
たっぷり注ぎ込む南国の日差しに、目の前は鏡川のきれいな眺め。ロケーション最高。
ここが高知中心部である事を忘れさせてくれます。時間が経つのを忘れて、1時間30分コースで堪能させてもらいました。
＜三翠園＞★★★★☆
泉質：B 眺め：A 癒し：A コスパ：B
入浴料は900円とやや高めですが、高知駅から徒歩圏内でこのロケーションと良質な泉質。
旅館の温泉の為、日帰り入浴は10時～16時。シャンプー・ボディソープ備え付けあり。
温泉を出ると、暑い！上着は来ていられない。半袖1枚で充分。
鏡川を散策します。
下流だというのにすごい透明度です。四国の川はどこも水がクリア。
水の中はボラがいっぱい。こんなにボラがいる川は初めて。あ～釣りしたい。
あちらこちらでライズするボラを眺めながら、シーバスは？アカメは？と妄想しながらビールを飲む。
まさかこんなに暖かいとは。釣り具を持って来なかったのが連日悔やまれる。
悔しい妄想の時間は過ぎ、時刻は14時30分。鏡川を後にして高知駅へ。
これから「南風20号」岡山行きに乗車して高知を離れます。
そして15時13分、「南風20号」高知を定刻発車。楽しかった高知を後に。名残惜しい。
帰りも高松までの「トク割2枚回数券」で指定席確保。車内は満席。自由席は立ち客が出ています。
珍駅名の後免。土佐くろしお鉄道のごめん・なはり線の起点駅。
土佐山田を過ぎると一気に山間部に入ります。そして絶景の大歩危峡へ。
この景色見たさに、明るいうちにこの区間を通過できる列車を選びました。暗くなってから通過するには惜しい景色。
5分程遅れた16時24分、阿波池田。キハ183系「剣山10号」徳島行きの姿が見えます。
5分遅れのまま17時8分、宇多津に到着。自分はここで下車。快速「サンポート南風リレー号」に乗り換え。
17時35分、終点高松到着。
ここから「サンライズ瀬戸」で東京への帰路に着きますが、まだ4時間程時間があります。
まずは駅前の「めりけんや」さんへ。
今日も漢は黙ってかけうどん。ねぎと揚げ玉乗せ放題で何と210円！安い！さすが高松のうどん屋さん。
あ～美味かった。二玉いけたかも。「サンライズ瀬戸」で来て、高松うどん屋さん巡りも楽しそう。
次に向かうのは、夜行列車乗車前の儀式。
高松駅から徒歩20分程の所にある「ニューグランデみまつ」。ホテルですが日帰り入浴できます。
フロントで受付を済ませ浴室へ。内湯が一つあるのみのシンプルな浴室ですが、泉質はなかなか。
ナトリウム-カルシウム・塩化物泉で鉱泉の沸かし湯ですが、温泉のいい匂いと塩味。源泉の良さが充分活かされています。
高松の市街地でこれ程のいい温泉に入れるとは。1時間30分コースで堪能させてもらいました。
＜ニューグランデみまつ＞★★★★☆
泉質：B 眺め：C 癒し：A コスパ：A
高松の市街地にありながら良質な泉質。内湯のみですが、外気を入れてくれているので長湯できます。
入浴料500円で貸しタオル1枚付き。シャンプー・ボディソープ備え付けあり。
日帰り入浴は16時～23時まで。「サンライズ瀬戸」乗車前の一風呂にぴったり。
温泉を出て高松駅に向かいます。夜風が最高に気持ちいい。
駅に到着し、お土産と夜食を購入して9番ホームへ。
21時前に「サンライズ瀬戸」が入線してきました。
続々と乗客が9番線にやって来て、乗車前の記念撮影をしています。自分は8号車に乗車。
部屋は行きと同じシングル2階。発車前に車掌さんが検札に来てくれました。
定刻21時26分、「サンライズ瀬戸」高松を定刻発車。楽しかった四国を後にして帰路へ。名残惜しい。
さっそく夜食タイム。駅前のスーパー「エースワン」で買ってきたとろカツオの刺身。
高知のエースワンで買ったとろカツオのたたきがメチャ美味かったので、高松でもとろカツオを買いました。
こちらもやはり美味い。温泉を出て喉カラカラだったのでビールもグビグビ。最高。
21時44分、坂出。ちょっと遅れている「いすづち102号」が見えます。
列車は予讃線を離れ瀬戸大橋に向かいます。
そして瀬戸大橋！夜の海の上を列車で走るのは初めて。黒い海に反射する街灯の灯りが何とも言えずきれい。
ひたすらボーッと海を眺める。
瀬戸大橋を渡りきり22時1分、児島。
そして22時22分、岡山到着。ここではあの儀式を見届けにホームに降ります。
「瀬戸」「出雲」の連結。「出雲」からでは見れない。ギャラリー多数。自分は初めて見ます。
すぐに「サンライズ出雲」到着。
「出雲」の貫通扉が開きました。そしてそのままゆっくり前進して
ガチャンと連結！しかし列車の連結・分割シーンはどうしてこうも胸高鳴ってしまうのか。いい歳なのに。
「瀬戸・出雲」となった列車は定刻に岡山を発車して山陽本線を爆走。
23時34分、姫路。
0時12分、三ノ宮。深夜だというのにホームには多くの人。
0時33分、大阪。ここでブラインドを下ろして就寝。明日の朝はもう東京か…。
