Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2012 道南温泉紀行④【真っ茶色の湯 谷地頭温泉】

2012年03月05日 22時23分00秒 | 鉄道旅

2012年2月26日

北海道も今日が最終日。朝8時に起きると雪はやみ外は清々しい晴れ。

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とりあえず13階の朝風呂へ。きれいな函館の景色を眺めながらの温泉。最高!ビールがほしい。
今日も40分程であがり、身支度して10時にチェックアウト。
知床斜里に続いて、函館のグランティアもいいホテルでした。

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今日は今回の旅の目的⑤である谷地頭温泉へ。
まずは鰊みがき弁当を確保する為に函館駅に向かうと、何と津軽海峡線が雪で運転見合わせ中!
改札前は人でごった返している。果たして今日中に帰れるか?
早期の運転再開を願いつつ、函館市電で谷地頭へ向かいます。

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15分程で谷地頭到着。ここから徒歩5分位の所に谷地頭温泉があります。

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以前来た事があり、茶褐色のしょっぱい湯が印象的でした。
着替えてまずは洗い場へ。シャワー・カランがずらーっと並んでいて壮観です。
洗いを終えて露天風呂へ直行。この露天風呂は五稜郭の形をしていて面白い。
さっそく真っ茶っ茶のお湯に浸かる。うーん、冷たい空気で冷えた体に湯がしみる。
湯温はやや熱めの42℃。塩分と鉄分の濃さを感じるけど、これでも加水しているようです。
加水の理由は「源泉温度が高い為」。高いなら冷ませられないのか…と素人的には考えてしまいます。
これだけのいい温泉を加水してしまうのは何とももったいない。まあしかしそれでもいいお湯です。
露天風呂で90分程すごして、名残惜しみつつあがります。

<谷地頭温泉>★★★★☆
泉質:A 眺め:B 癒し:B コスパ:A
泉質の良さは特筆もの。ぜひ源泉浴槽の誕生を望みます。料金420円。シャンプー・石鹸備え付けなし。

市電で折り返し、13時頃函館駅到着。海峡線は運転再開したようだけど大幅に遅れています。
いつ来るかわからないので、ホームの立ち食いそばやさんで「いか天そば」を食べます。
函館らしいいか天、値段は何と350円。安い!しかも美味い。新たな函館の楽しみになりそうです。

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そばを食べていると、隣のホームに「白鳥93号」らしい列車が到着しました。約2時間30分遅れ。
それと共に自由席に列ができはじめています。急いでそばを食べ終えて自分も列に加わります。
激寒の中15分程並んで乗車開始。何とか着席できた。この列車は折り返し「白鳥28号」となるようです。
本来は11時19分発だけど、13時55分頃発車するとのこと。「スーパー白鳥34号」のスジに乗せるようです。

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自分は「スーパー白鳥34号」に乗る予定だったのでちょうど良かった。
しかし新青森での新幹線乗り換え時間はわずか。果たして間に合うか?
結局13時56分、「スーパー白鳥34号」と同時刻に「白鳥28号」は発車。

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海峡線を「白鳥」で通るのは久々。485系は大好きなので北海道をあとにする寂しさがやわらぎます。
14時40分頃、青函トンネル突入。789系とは異なる低いモータ音が何とも心地いい。
青函トンネルを出ると曇り空に時折晴れ間がのぞきます。

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この時点で車内放送があり、「はやて34号」には接続するとの事で一安心。
しかし本当は「あけぼの」で帰りたいのだけど。16時05分頃、終点新青森に到着。
自分の乗る「はやて34号」は16時08分発車予定。本当に間に合うのだろうか?
ダッシュで新幹線ホームへ。発車時刻になってしまったけど待ってくれている。
16時09分頃乗車すると同時に「はやて34号」発車。

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初めて通る新青森-七戸十和田-八戸の区間、予想通りではあるけどトンネルばかりです。
建設中の北海道新幹線もトンネルだらけなのでしょう。何とも味気ない。
やはり新幹線に乗るのは仕事の時だけかな。「あけぼの」が恋しくなる。
盛岡に停車すると「こまち」連結の為に数分停車。この間にホームに出てビールとつまみを購入。

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列車は順調に定刻で進んできたけど、小山駅付近で突然緊急停止。急病人発生らしい。
10分程で動き出し、大宮に着くと担架で運ばれる方がいた。大丈夫だったろうか?
終点東京には約10分遅れの19時58分頃到着。新青森から約3時間50分。速いけど味気ないな~。

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束の間の逃避行もこれで終わり。次に上野駅13番線に行けるのはいつになるだろう?

コメント
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