2012年1月5日
ハイケンスのセレナーデで目が覚める。おはよう放送によると10分程送れて運転しているとのこと。
次の停車駅は郡山。仙台も福島もまったく気付かず、珍しく熟睡していたようです。
朝が苦手な自分は引き続き就寝。この二度寝がたまらなく気持ちいい。
7時30分頃本格的に目が覚め、ブラインドを開けると窓に雪がびっしり残っている。
東北本線内も雪が降っていたようです。窓の外には那須の山々が見えます。
8時から昨晩予約しておいたシャワーの時間となる為シャワールームへ。同じ6号車なのでラクラク。
しかしこのシャワーカード、「北斗星」ではなく「カシオペア」のロゴになっている。
コストダウンの為に「カシオペア」に統一されたのか?「北斗星」は廃止するつもりなのか?
いずれにしても、JR東日本は旅行者軽視と思わざるを得ません。
朝シャワーを浴びて部屋へ戻ると間もなく宇都宮に到着。遅れは拡大し20分程になっている。
遅れの為に普通列車の後ろをノロノロ走っているらしく、遅れは拡大していきます。
途中駅で抑止…とならないだけありがたいけど。
利根川を渡り見慣れた風景の中をゆっくり走っていると、やがて大宮に到着。約40分遅れ。
向かいのホームの多くの人が「北斗星」を見ています。
ブルートレインで遠くへ…と思う人はやはり多いようです。
大宮を出るといくらかスピードアップしたものの減速する回数が多い。まあ急いでないのでいいんですが。
浦和を過ぎたあたりで降車の仕度を始めます。しかしこの北海道車のソロは実に快適。
部屋が広い上に荷物置き場まであるし、席が窓際に配置されていて景色がよく見える。
以前乗った東日本車のソロ上段は部屋が狭く、席が窓から離れた所にあって景色が見にくかった。
列車は尾久の車両基地を過ぎ、ハイケンスのセレナーデが流れて「間もなく上野到着」のアナウンス。
札幌を出て約17時間、いつもの事ですがあっと言う間でした。
やがて地平ホームに入り、12月29日に「あけぼの」で出発した13番線に到着。結局遅れは45分。
「うえの~うえの~」のおなじみのアナウンス。忘れ物確認をした(つもり)後に降車。
多くの乗客が降りてきて、あちこちで記念撮影しています。
自分は初めて見るEF510北斗星の姿を見に先頭車へ。
しばし余韻を味わってから13番線を後にして山手線ホームへ。また早くこの13番線に来たいな~。
これで束の間の現実逃避は終了。このまま会社にチョイ出勤。ブルーです…。
※忘れ物確認したはずだったのに、見事にCDプレーヤーを個室内に置き忘れて、後日また上野まで取りに来るはめに。あって良かったけど。