これはオーディオでは無いがカテゴリの都合上こうなった。今秋、まったく偶然手に入れたものだが此れまでその存在も知らなかった楽器。オーストラリアの先住民アボリジニに伝わる伝統的な楽器でユーカリの木で出来ている。ただのユーカリではなく生きた木の芯部を自然状態でシロアリが蝕み空洞となった物で作られているのが本物。シロアリはオーストラリア北部にしか棲息せず丁度良く空洞になっているものは少ないらしい。私はオーストラリア人と結婚した娘さんを持つ知人から譲り受けのだが、画像でも解るように微細な模様が書き込まれた逸品。現在は木の伐採は禁止されているらしく貴重品である。
演奏方法はトランペットや法螺貝同様自分の唇を震わせて鳴らすが、特徴的なのは循環呼吸を用いる事で(サーキュラー奏法)とても難しい。
◆長さは125cm、重さは2.7kg
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます