山と岩魚と音楽と

セカンドライフ&キャンピングカーライフ

CASBAH / CECIL PAYNE

2014-01-30 | Jazz

Cecil Payneの隠れた名盤(というよりCecil自体が隠れた人に近いが・・・)。
 バリサクは音域をフルに使いながらメロディアスに吹くマリガンタイプと、楽器の特性を生かして猛牛のようにゴリゴリ吹きまくるアダムスタイプに大別されるが,セシルは後者である。ただ切れ味が今一つで何かあか抜けない感じなのだが、当アルバムはそれが素朴なイメージとなってプラスに作用している。
casbahというタイトルはアルジェリアの城塞を指し(私のはstashからの再発盤で画像の様にセシルの肖像画だが)オリジナルジャケットは城塞の人々が描かれているらしい。と云うと何やら民族性とか宗教性を想像するが、もともとDameron作のあまり有名でない曲名で『OUT OF NOWHERE』のコード進行を基にしており(Bebop時代流行った手法)S.StittやB.Harrisも録音している。
内容は上質なバラード集、若い頃体力にまかせてトンガっていたのが、幾多の挫折を経験し悟りの境地に達したかの様な演奏が記録されている。曲によってフルートと吹き分けているのもピッタリだ。特に2曲目のCARNEYは偉大なる先達に捧げたものでアルバムの白眉。ドラムレスという編成も成功要因だろう。<o:p></o:p>

Cecil

◆MUSIC DATA

1.CASBAH (Tadd Dameron)  6:47

2.CARNEY (Rick Henderson)  6:47

3.WAVE (Antonio Carlos Jobin)  8:09 

4. A WALKIN’ THING (Benny Carter)  5:45

5. TIME AFTER TIME (Sammy Cahn / Jule Styne)  3:30

6.HOW DEEP IS THE OCEAN (Irving berlin) 4:42

7.BOSCO (Cecil Payne) 5:51

◆PERSONNEL

CECIL PAYNE (Bs,Fl)

RICHARD WYANDS (P)

JOE CARTER (Gt)

STAFFORD JAMES (B)

◆RECORDED

 1985.2.27

◆RECORDING ENGINNER

 RICHARD KAYE

◆LABEL

 STASH (Original EMPATHY RECORDS)


日光散策と光徳XCスキー

2014-01-27 | その他

日 程 2014年1月25日(土)~26日(日) 

行 程  東北道~日光・光徳~東北道

昨シーズンに続いてクロカンを兼ね日光方面に行く。季節外れだが鬼怒川の鮎を食し、東照宮を散策し、これまた季節外れの日光天然氷を使用したかき氷を食し、湯元温泉にのんびり浸かって翌日整備された光徳のXCコース(5㎞の戦場ヶ原ルート)をのんびりと歩く。このコースはフラットな林間を行き、男体山や太郎山の展望が素晴らしい。積雪は少な目で気温も春を想わせる暖かさ、このままだと地面が露出してしまいそうだ。早々に切り上げ雪の無いいろは坂を一気に下って手打ち蕎麦を堪能し帰途につく。渋滞にも遭わず順調だった。<o:p></o:p>

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