一時、田中真紀子の人気はものすごかった。
じっとしていれば、
田中真紀子は、
間違いなく、首相になれただろう。
ところが、
この女性の毒説はものすごく、
また官僚も敵に回した。
その結果、外務大臣もクビになり、
首相候補から外れてしまった。
貴乃花も似ている。
じっとしていれば、
自然と理事長になれるものを、
なぜか、
「すぐに理事になりたい」
「すぐに理事長になりたい」
と言って、前回の理事長選では大差で敗れた。
当然、「次、がんばります」と言うのかと思ったら、
「今回が一生で一度の理事長選出馬です」
・・・
????・・・と誰もが思ったんじゃないだろうか?
田中真紀子も貴乃花も、
じっとしていれば、
自然とトップに立てるものを、
なぜか、その道を自分から塞いでいる。
そういう人は、たまにいるものだ。
自民党の加藤紘一も、
有力な首相候補と言われながら、
なぜか突然、「加藤の乱」を起こして、
消えてしまった。
「じっとしている」のも、
人間のひとつの才能なんでしょうね。
柿の実は、どんなに焦っても、
秋にならないと、赤くなりません。