今年2017年、日本人は、
小池百合子という女性の大きな失敗を目にした。
彼女は2016年、都知事選で291万票を取って圧勝し、
今年2017年7月の都議選でも、大躍進した。
二つも成功すると、
「もう一丁」と思うもんだ。
しかし、2017年10月の衆院選は、地獄を見た。
こういう例はあまりに多い。
大地一人、衆院選前のブログにも書いたが、
彼女の目指した「希望の党」は、
過去に消えた「保守傍流」に似ていた。
新自由クラブ、新生党、日本新党、保守党、進歩党、さきがけ、自由党・・・などなど。
とすれば、今回も、最初から、消える運命にあった・・・と言えるだろう。
しかし自分の過去があまりに輝いていたので、
それが見えなかった。
成功のカギは、自分の過去の成功を、上手に忘れるこった。
そして、今の自分の立つ位置を
歴史全体から、ぐるりと見渡すことだ。
ま、輝かしい成功が二度も続くと、
言うは容易いが、行動は難し
・・・ってところやろ。
小池さん、いい人生勉強でしたね!
それから若狭さんは、よくやったので、
謝罪の必要はないと思いまっせ。