学歴を結婚に持ち込まない 新しい考え＜1105＞

私の息子の一人が
会社の同期の女性が結婚するということでした。

そして、その結婚式に何人か呼ばれて出席してきました。

息子の話では、女性の相手はどうやら、中卒で技術職人をしている人だと
言うことです。

私はまずそのことに驚きました。
彼女はアメリカの大学に留学して、帰国してから現在の会社に
就職していると、息子から聞いていたからです。

この女性の決断も、相手の男性の決断もとても大きく思えました。
聞けば、過去に同級生だったということでしたから、家同士も
まったく知らないといっても、地元ですから、情報はどちらにも
あったはずですからね。
反対もあったでしょう、説得もあったでしょう。
どちらの家族にもそれはあったと、憶測できます。

私が唖然としていると、すかさず息子の一言「そういう時代は終わったんだよ」

なるほど、中身が大切だということですね。
学歴で結婚をしない、そういう人が出てきてもおかしくないですね。
だって、彼女は彼の魅力的なことを、知っていたからですよね。
そして、彼も彼女の学歴に臆せず彼女の魅力的なことを、知っていたから
結婚したのでしょう。

学歴と相手の職業の高額所得を、皮算用していた世の女性たちは、すでに目が覚めて
いる人が少しばかり出てきたということでしょう。

そういう相手と結婚しても幸せにはなっていない、現実をみればよくわかるのです。
結婚は自慢するためにするのではないからです。

また、学歴がない男性も学歴のある女性に、臆する必要もない、男らしさと寛容な心の
持ち主で、自分の仕事を一生懸命していることで自信を持っているのかもしれないです。

あたらしい、学歴を結婚の条件にせず、ただ相手をよく見て観察して、自分たちで有意義な
結婚生活を送ろうとしている、若者がこれからも出てくると思います。
本当に大切なのは、愛なのですから。

「おめでとうございます」