ビジネス用のバッグの選び方＜1276＞

ビジネス用のバッグを選ぶとき
どのような基準で選びますか？

夫が若いとき、あこがれのアタッシュケースを手に入れて
ご満悦だったのに、簡単にその夢が壊れて、疲れるなどいいだして、
その後は何度も買い替えましたが、残念なことに、満足できるものが
なかったようでした。

それではと、私が買い物のついでに見てくることになり、探しました。
参考になればと思います。

ビジネスバックを買うときは、
絶対に最初からデザインでは選ばないことです。
デザインを選ぶのは、最後に残ったものがあれば、どちらかに決めるときです。

持ち手を手で握ってみて、違和感がないのが一番です。
柔らかい持ち手か、固い持ち手か、柔らかい持ち手がいいです。

また、持ち手がバック本体に直につけられているか、あるいは金具によってつながっているのか
があります。金具によってつけられているものは、ちょっとお店の人に頼んで本か雑誌をいれさせて、もらいましょう。
そして、バックを前後、右左へと、揺らしてみてください。
金具のついているものは、揺れ幅に遊びがあり、その遊びに対して、自分のエネルギーを
費やすことになり、疲れるのです。認知できないその遊びは、通常では考えられませんが、
日常毎日使うことになると、それは使うのはあきらめたほうがいいです。

チャックを見て空き具合の大きいもの、チャックは最近はたくさんついていて、色々なものが入りやすくなっていると思います。
3方向がチャックで開くものも、書類を入れたり、ノートパソコンをいれるのにも
都合がいいと思います。
マチはどのぐらいか、通常は10センチぐらいでも、余裕があるもので、さらに4センチぐらいは
自然に伸びてくれるバック。

軽い素材を選びます。革製品は見た目は憧れても重いですから、軽いものにしたほうがいいです。
同じような素材でも底に重い素材を使っていて、重くなっているものもあります。
倒れない為にと言う説明もあるでしょう。それが重要でなければ、軽さを重視しましょう。

バックの中は使いやすいように細分化されていること。
型崩れしにくく、バックの中身が動きにくい設計が疲れません。
最後に色を決めてください。
夫のバックは濃いオリーブ色でした。
ビジネス以外にも、実家に帰るときも使っていました。


このような基準で、わたしが20年ほど前に買った夫のビジネスバックはエースのバックで27000円でした。デパートで3年前にみたときは、値上がりして、多少デザインの変化がありましたが、今も健在です。
このビジネスバックで、夫は海外出張にも出かけ、「それだけですか？」と驚かれたそうです。疲れずに、いいバックをプレゼントできました。今もきれいに洗って使っています。
出張が多い仕事でしたから、たくさん利用して、十分元を取ったと思っています。

私も自分のバックを買うときも、
デザインに魅かれて買っても、失敗しているので、考えるようになったのです。
今では、自分のバックも絶対にデザイン重視はしていません。
使い勝ってのよいものは、長く使うので、値段が少し高くても、それを選びます。