アイリス あいりす 

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G20プーチンの戦い<NO632>

2014-11-18 19:11:24 | 日記
ロシアの声より転載しました。

G20で、自国の大統領のことを
このように記事に出来るのはうらやましいです。
プーチンの心意気、作戦も感じられて面白いですね。

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ロシアのプーチン大統領は、G20サミットの結果に満足している。プーチン大統領によると、G20サミットは充実したものとなり、好意的な雰囲気の中で行われた。プーチン大統領が、オーストラリアのブリスベンで開かれたG20サミットを総括する記者会見で述べた。

なおアナリストたちは、サミットの主催者が、ロシア大統領に前例のない圧力をかけようとしたが、プーチン大統領の外交的忍耐力によって、「引き分け」に終わったと指摘している。
プーチン大統領は、G20諸国の首脳たちの最後の昼食会に出席しなかった。大統領は、仕事に出る前の睡眠を優先し、昼食会には、ロシアのシルアノフ財務相を送りだした。この件に関する憶測が生まれないために、プーチン大統領は欠席の理由について、この後18時間のフライトが待っており、飛行機を降りたら仕事場へ直行しなければならないと説明した。

ブリスベンで、プーチン大統領にとって最長の一つとなった歴訪が終了した。
プーチン大統領は8日間の間に、北京を訪れてAPECサミットに出席したほか、ウラジオストクも訪問した。
なお、G20サミットの首脳コミュニケは、記憶に残りにくいものとなった。唯一目をひく項目は、G20の経済成長率を2018年までに2パーセント引き上げるとする目標だ。ロシアの投資グループ「ノルド・キャピタル」のウラジーミル・ロジャンコフスキー氏は、このようなあまり印象に残らない結果について、その理由は単純だと指摘し、次のように語っている。
「現時点で、概念的な経済発展プランはない。すでにG20の第8回サミットで、メカニズムが古くなり、何らかの新しいものが必要だという事実が確認されている。実のところ、ロシアが発言し続けているのは、様々な通貨を持つ多極化世界でなければならないということだ。」



G20に参加する欧米諸国は、もちろんロシアの提案を不満に思っている。欧米諸国は、ロシアと中国を最大限脇に追いやるために非常に努力した。これは、欧米諸国が、経済および政治の第一線に新たな「力の中心地」が誕生するのを望んでいないことを物語っている。彼らは、ロシアと中国が、人民元とルーブルによる決済について合意したのを、強く危惧しているようだ。
国際政治鑑定研究所のエヴゲーニー・ミンチェンコ所長はサミットについて、結果として、経済ではなく政治がテーマとなったため、主な行動は実務協議の枠外で行われたと指摘し、次のように語っている。

「サミットでは、ウクライナが重要な問題となった。加えて、非常に明確な分離が生じた。プーチン大統領は、BRISサミットとAPECサミットでアジア諸国の代表者たちと非常に活発に交流した。
だが同時に、欧米の代表者たちは、プーチン大統領と対話する用意がないことが分かった。

どうやらドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の引き渡しを強制するために、プーチン大統領に厳しい圧力がかけられたようだ。まさにそのために対話は行われず、プーチン大統領は、予定よりも早くサミットを後にしたのだ。欧州、米国、そしてオーストラリアとカナダを代表とするアングロサクソン界の衛星国と、中国、インド、ロシアなどの経済発展を遂げている新興国の2つに分かれた。」

米国は、自国の覇権を手放すことに全く乗り気ではない。これは、さらに強く世界を2つの陣営に分離させている。このような世界秩序に満足している国もあれば、「貧しい親戚」の役に我慢できない国もある。
プーチン大統領はG20サミットの場で、BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)諸国の首脳らと会談した。専門家たちはこの会談について、最近まで「新興国だった5か国」は、G20のようなレベルでも目立つようになり、BRICSの国際政治における大きな進歩が再度強調されたとの見方を表している。また観測筋は、G20サミットでプーチン大統領はオバマ米大統領とは対照的に、十分に自信を持って行動したと指摘している。

プーチン大統領は、欧米のリーダーたちに気に入られようとはしていない。プーチン大統領は、オーストラリアに向けて出発する前、制裁解除を求めることはせず、彼らの前で卑屈になるつもりはないとの意向を表明した。全体として、プーチン大統領の行動は、吸引力のある独立した中心地としてのロシアの役割が高まる方向へと向かわせている。
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/2014_11_17/280159780/
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