【ワシントン=坂本一之】トランプ米大統領は15日、ロシアの侵略を受けるウクライナへの軍事支援に関し、長距離ミサイルの供与は予定していないと述べた。「ウクライナのゼレンスキー大統領はモスクワを攻撃の標的とすべきではない」とも述べた。関税圧力などでプーチン露大統領に停戦を促す中、自身がゼレンスキー氏にモスクワ攻撃が可能か尋ねていたと報じられ、プーチン氏との対立先鋭化を回避したとみられる。