アイリス あいりす 

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高齢者の最後の医療を本気で考えよう。<NO,115>

2014-03-28 22:41:15 | 日記
病院の高齢者の医療現場を
見たことがありますか?

多くの方が寝たきりでしかも、
意識がない方も病院で暮らしています。

私は、身近にそういう人を見てきた者として、
本当に、老人の最後の医療が正しいことなのか
疑問を持っています。

意識のある人は、むろん医療を行うべきだと
思いますが、
意識もなく、ただ心臓を動かしていることに
非常に疑問をもっているのです。

そのまま点滴を続けて3年もの長い年月を
生き続けても、それが、生きたことと言えるの
でしょうか。

聞くところによると、日本だけがこのような
形をとっていると、ある病院の関係者はいいます。

なぜ、そうなってしまうのかは、
医療現場が昔とは違うのです。

昔は、老人の
手術は年だから、
あきらめるように、言われたものです。

今は、倒れた患者の家族に
「手術をしますか、しませんか?」と
選択をさせます。

慌てている家族は、助からないパーセントに
ついては、考えることはできません。
ですから、最悪は植物人間になることを
予想できないですから、脳の手術を
お願いするわけです。

だれでも、突然倒れた家族の命を決めるなんて、
出来ないですよね。

そうして、手術をして、結果は植物人間に
なり、肉体が動かなくなるまで、生きるわけです。

その後は病院を転々とさせられて、
老人病院に空きがあるまで、ベッドを早くあけて
くださいと、家族は言われつづけるのです。
3か月で、移らないといけないのです。

身近でこのような経験をして、
友人の多くも似た経験もしています。

それで、思ったのです、
家族には、「植物状態になるかも]と、医者から
告げられたら、手術は断ってほしいと
話しておきました。

植物状態になったら、誰にも止められなくなります。
ですから、ポイントは、脳の手術をするかどうかの
時です。

ある人は、自分の親のことですが、医者に
はっきりと、延命はしないでほしいことを
告げたといいました。

ひどい子供でしょうか?
いいえ、違います。
私は、自分の最後を自分で選択する
時代が来ていると思っています。

若い方には、まだピンと来ないかもしれませんが、
すこし、考えて見ませんか?

これからは、病院のベッドまで高齢者で、
埋め尽くされ、若い人が入院できないことも
予想されると思うと、やはり私個人だけの
問題ではないと、思うのです。

肉体は死んでも、精神はまたよみがえると
思えば、サイクルを少し変えただけと
言えなくないですか?

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