社会人学生の遅れてきた学習意欲

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台湾周遊旅行3日目―布袋さんが武蔵坊弁慶

2010年11月11日 | 2010台湾旅行




06/13 日曜日 台湾3日目
滞在地:台中→台北





この日は朝早くから台中市内の寶覺禅寺にお参りに来ました。デカいコンクリート作りの建物の中にあるのが本堂だそうです。





本堂。台湾にある一般的な中華風寺院とは建築様式が違って地味めなのは、この寺の創建が日本統治時代であることによるもので、豪華絢爛な寺院が多い台湾にあって一際異彩を放っています。





日本の軍人として散っていった台湾出身者の慰霊碑が境内にあります。碑文は李登輝元総統によるものです。





布袋さんの巨大彌勒像は現在補修中で、小人軍団の竹槍攻撃を受けたような有様でした。これを見てなぜか諸葛孔明の草船借箭の話と武蔵坊弁慶とガリバー旅行記を思い出しました。





高速道路をバスはしばらく走って途中の湖口服務區(湖口サービスエリア)に着きました。






中の売店で鳳梨干(ドライパイナップル)や香鐵蛋(調味ゆで卵)などを買いました。香鐵蛋に関しては台湾に来るたびに買って食べています。何がウマいということもないのですが、味が街中で嗅ぐ台湾のにおいそのもので、これを食べねば台湾に来た実感がわかんのです。





10時半過ぎに台北市内に入り忠烈祠にやってきました。われわれ観光客がギャーギャー騒いで写真を撮りまくるのを尻目に、二十歳くらいの衛兵が台北の殺人的な暑さと湿気とに耐えてひたすらジッとしていました。





一番奥が大殿です。ここは中華民国の忠烈祠ですので、辛亥革命や抗日戦で亡くなった戦没者を祀ってあります。厳粛な空気が流れていますが、あちこち自由に見て回ることが可能で、写真撮影も常識の範囲内でしたら基本的に自由に撮らせてもらえます。





大殿正面。デカすぎて全てが収まりません。朱色や金色でピカピカしてるこのケバい感じが好きです。





毎時00分になると衛兵交代のセレモニーがあります。衛兵がザッ…ザッ…と歩くのにつれて観光客もそれにワーッとついて行くので、遠くから見ているとゴルフコースを回るプロとギャラリーを見ているようです。





こういうキッチリした所作を見ていると、抗日戦で中華民国が見せた「指揮官が真っ先に敵前逃亡」「軍服を脱いで民間人のふりしてゲリラ」「守備兵の足に逃亡防止用の鎖」などのようなクソみたいな戦いっぷりが信じられません。

(つづく)

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