社会人学生の遅れてきた学習意欲

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ノートの取り方

2007年05月06日 | 大学




雨が降っています。
こんなに降ってくれるとどこにも出かける気がしないので、掃除に勉強にと面倒なことの進捗が非常に芳しくてよい感じです。

専攻語の勉強にあたっては辞書が必需品となってきます。外大生の基本最低装備として「専攻語-日本語・日本語-専攻語・副専攻語-日本語・日本語-副専攻語」の辞書計4冊は必携と言われております。その他の言語をとっている人はもっとあるみたいです。

ファイナルファンタジー3で学者にジョブチェンジしたキャラクターが本や辞書で敵をバンバン叩いてたのを、辞書をバッグに詰めるたびに思い出します。SAGAでもフレアの書なんてあったっけ。

会話の授業では辞書持ち込み禁止です。ボク自身も授業中に辞書を引くのは反対なのですが、持ってこいと言う講師の授業もあるので、それには仕方なく持って行っています。辞書なんか引いてる間に話はどんどん先に進んでると思うんですがどうなんでしょう。





今日のテーマはノートの取り方について。ノートの取り方というより作り方かな。外大は語学の講義が多いので中学高校時代に試行錯誤して確立した作り方をそのまま踏襲しています。

テキストがB5サイズの場合は見開きでA4サイズに収まるように81%の縮小コピーをしまして、本文を切り取りノートの左端に貼り付けます。本文のうち知らない単語には赤ペンで下線を引いておきます。

そうすると右側にページ横幅の3割くらいの余白ができるので、本文でチェックした意味のわからない単語を予め調べて書いておきます。下部にページ縦幅3割くらいの余白が残るので、そこは授業中にしゃべった内容で主に必要と思われるものを書き留めておきます。

<ポイント>
1.本文に出てくる構文で解説が必要な物は、コピーした本文に青ペンなどで直接書き込めばいいので、ノートに文章を書く手間が省ける。
2.板書用の余白が少ないので必要な情報とそうでない情報をより分けないとスペースが足らなくなる。こうすることによって本当に必要な情報を選別する力や要約する力がつく。
3.荷物を減らしたいときはテキストを持っていかなくて済む。

このやり方は自分が偏差値30から70まで上がったやり方なので、経験から言えばそれなりに効果はあると思います。特に黒ペンと赤ペン青ペンがあれば出来る方法なので導入時の敷居はとても低いです。

特に2番目のポイントですね。必要な情報を選別する力、これが自然とつくんです。今でも講義の最中に他人のノートの取り方をチラ見で観察するんですが、哲学系の授業で先生が黒板に「真理」とデカく書いた途端にほぼ全員がノートにデカく「真理」と書いたときには思わず笑っちゃいました。

結局そういう授業ってしゃべる内容に重きを置いているので、板書するのはその時々に出てくるキーワードを単語で羅列することが多く、そのまま引き写しただけでは後になって見返したときに何が言いたいのか分からなくなります。

次に会話・講義系のノートの取り方です。ボクの場合は罫線の引いていない無地のノートを愛用しています。罫線が引いてあると文は奇麗にかけますが、それとは逆に自由に図などが書きにくくなります。文章と図が入り乱れたカオス的な書き方には無地のノートが向いています。

今までは無印良品のダブルリングノートを使っていましたが、最近ではもっと削ぎ落としてA4のOA用紙を使っています。単価が安いし、ペンで書きやすいんです。書き終えたものは講義ごとにクリアファイルに入れておけば紛失することもありません。

似たようなアイテムにルーズリーフがあります。これは既製のプリントなどを保存するファイルには向いていますが、ノートとしてみた場合にはとても使いにくかったことを覚えています。

左ページに書き込むとき真ん中のリングが邪魔なので手を浮かして書くか、いったん紙をリングから外して書き込み、終わり次第またリングに綴じ込むという作業が面倒で、これを使っていた頃は成績も振るわず今では全然使っていません。

最後に色ペンの話。ボクは黒・赤・青のペンしかペンケースに入れていません。普段書きも黒ペンです。自分としてはこれで十分すぎるくらいなんですが、いつの時代でもいますね、大量の色ペン持ってる子。

この前ビックリしたのは黄・緑・オレンジ・青・ピンクなどのマーカーでテキストをカラーリングしてるのが目に飛び込んできて、まるでジミー大西の絵を見ているようでした。

机上の勉強って要領がものをいう作業だと思うので、ボクのやり方はなかなかいいのではないかと昔から自画自賛しています。

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