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社会人学生の遅れてきた学習意欲

実質的には、旅行フォトブログです

どう です か?

2008年01月13日 | スペイン語



David Bisbal - Oye El Boom(音量注意)

David Bisbalネタの続き。
2007年に日本デビューを果たしたことは先日書いた通りですが、そのデビュー曲として選ばれたのが上の"Oye El Boom"です。タイアップ企画として日本語でのカバー版を郷ひろみが"Boom Boom Boom"としてしてリリースしたので知ってる人も多いかと思われます。

"Boom Boom Boom"は"Oye El Boom"派からの批判が多いのですが、ボクは積極的にこれを評価したいと思います。訳詞というよりもはや完全に別物ですし、こんなの郷ひろみぐらいしか歌えないでしょう。

"¿Dónde estás?"(どこにいるの?)の部分が"どう です か?"に変わっていて、全体の流れから見ても郷ひろみの世界に合致しているので、非常に興味深いカバーバージョンです。少々キーが落とされているのが残念なところです。

Universal MusicのDavid Bisbal公式サイトでは、現在"Boom Boom Boom"をDavid Bisbal本人が逆にカバーした着うたの案内をしています。試聴してみたらちゃんと「どう です か?」と歌ってました。

それはともかく"Oye El Boom"はDavidらしいノリのよいアップテンポな曲なのでみんなで一緒に歌っちゃいましょう。¡Vamos!

Oye el boom boom boom de mi corazón
Ven y dime tú no me digas no
Porque ya no aguanto más por ti me estoy muriendo
Oye el boom boom boom de mi corazón
Bajaré la luna por tu balcón
Solo ven y dame más
De lo que llevas dentro

朝にこれを聞いてしまうと一日中頭の中をループしてしまうので注意です。

接続法過去

2008年01月12日 | スペイン語



David Bisbal - Ave María(音量注意)

年明け一発目のスペイン語の授業で接続法過去が出てきました。これでスペイン語の動詞の活用が全て出てきたことになります。完了形の複合時制はまだですが、今までにやったものの組み合わせで何とかなるので、実質これで新たに覚えねばならない活用は最後です。またこれが一筋縄ではいかない代物で、何度も口にして体で覚えてしまうしか方策はなさそうです。


例:poder(できる)の接続法過去の作り方

1.直説法点過去を思い出す
人称 単数 複数
1人称 pude pudimos
2人称 pudiste pudisteis
3人称 pudo pudieron


2.3人称複数のpudieronに注目してpudier-のみ語幹として取り出す

3.取り出した語幹に-a,-as,-a,-amos,-ais,-anを付ける

人称 単数 複数
1人称 pudiera pudiéramos
2人称 pudieras pudierais
3人称 pudiera pudieran

※-se形はraをseに変えるだけ。

用法としては主節の動詞が過去時制の動詞で、接続法が要求される文のときにこの接続法過去を用います。こんなの日常会話で出てくるんかよ!と思ったら、通勤時にiPodで聞いていたDavid Bisbalの歌に接続法過去発見。

Ave maría, ¿cuándo serás mía?
Si me quisieras, todo te daría.
(アベマリア、いつ僕のものになってくれるんだい?お望みとあらば全てを捧げるよ)

David Bisbalはスペインで大人気のPop Starで、去年日本でもデビューしました。本国ではイケメンスター扱いだけど日本ではウケないだろうと思っていたら、案の定あまりパッとしませんでしたね。David Bisbalネタは山ほどあるのでまた後日。

旅行計画

2007年12月24日 | スペイン語




この3連休は毎度のことながらどこにも行かずゴロゴロしてました。冬休み期間中は授業がなくて予習をしなくてよいので、何も考えずグダグダな日々を過ごすことのできる贅沢。仕事+学校の日はボーっとできる時間が1日に45分だけだったので、余計にそれを実感します。

来年の盆休みに中米をふらついてこようと以前から計画していまして、8ヶ月も先の航空券をチェックしていたら、既に満席の便がかなりあってビックリしました。旅行会社が青田買いをするからでしょうな。航空券の予約なんて3ヶ月前からと思っていたんですが、もうそういう時代でもないのでしょうね。

とある旅行社に朝問い合わせをし、その便を押さえようとしていたら「満席になっちゃいました」との返事。「伊丹―成田―シアトル―サンフランシスコ―メキシコシティの3回乗継ぎの便ならありますが…」と言われましたがお断りしました。

有閑の無職時代なら「シアトルにもいけるぜ!ヒャッホゥ!」と思ったことでしょうが、正直3回乗継ぎなんてもう二度としたくありません。以前イスタンブールから帰ってくるときイスタンブール―ドバイ―シンガポール―バンコク―関西の乗継ぎで帰ってきたことがありますが、それはもうフラフラでした。

結局代金を少し積み増して成田―サンフランシスコの2回乗継ぎ便を確保できました。生まれてこのかた成田空港には一度も行ったことがないのでドキドキです。それよりもシーズン中の出発なのでチェックインカウンターに長蛇の列をなしているんだろうなぁと想像すると鬱です。

ガイドブックを見ながら旅行計画を練っている時が旅行自体よりも楽しいのはひとまず無視するとして、中南米エリアを扱う旅行ガイドって地球の歩き方しか出版されていないみたいです。昭文社の個人旅行とトラベルストーリーシリーズは地図が詳しく(本業が地図の会社ですから)今まで愛用していたんですが、ここになって老舗の地球の歩き方を買ってみました。

昔に比べて大きく改善したとはいえ相変わらず地図が適当な印象を受けました。ですが大都市周辺の小さな村までカバーしてくれているのは大いに参考になって助かります。

CNNのスペイン語動画ニュース

2007年12月16日 | スペイン語




Yahoo! Méxicoで中南米のニュースを漁っていたら、CNNのスペイン語動画ニュースが閲覧できることを発見。ニュース1本あたり2、3分の長さで、1本終わるたびにまた新しいニュースが自動的に再生されます。

フジモリ元大統領が初公判で「無実だ!」とオーバーアクションを交えて絶叫していたり、日本の地上波ではあまりお目にかかれないベネズエラのチャベス大統領がダラダラしゃべっていたりと見どころは盛りだくさんです。しかも無料。

10年前なら考えられないようなサービスですね。これ以外にも例えばPod Castやデジタルオーディオプレイヤーの普及などで、語学学習の環境はかつてないほどの水準にまで向上しています。これはわれわれ語学学習者にとって確実に追い風となっています。

君とならパンと玉ねぎ

2007年12月15日 | スペイン語




たまたま買ったウィスキーが思いの外おいしかったのでご紹介。TEACHER'Sという名のウィスキーでブレンデッドのスコッチです。口に含むとパンを噛んだ時のような甘みとバニラっぽい香りが鼻に抜けます。たった1,000円しかしないのもポイント高いですね。今もこれを飲みながら書いています。

さて、昨日で今年度の授業は全て終了しました。振り返ってみるとひたすらスペイン語に浸かっていたというか、もう必死でした。4月にテキストを手にしてそのうち8割が学習済みとなったわけですが、本人もまさかここまでついて来れるとは思っていませんでした。

当ブログの現在のサブタイトルは"Contigo, pan y cebolla"となっています。直訳すると「君とならパンと玉ねぎ」となりますが、これはスペイン語に対する現在のスタンスを表しています。

「あなたとならパンと玉ねぎみたいな粗食でも耐えていけるわ」という意味で本来ならプロポーズのときに使用されるようです。ボクも大学に行きだしてから実際に収入が減りましたが、目標が明瞭になったことで以前よりも毎日が楽しく思えます。

このことばはボクには相手の甲斐性に対して疑義を呈しているように聞こえるので、プロポーズで使うのってどうなんかなと思います。日本にも似たようなことばで「部屋とワイシャツと私」なんて歌がありましたが、あちらは人生における自主性を完全に放棄した女の歌なので、また意味合いが違うかなと思います。

クリスマスの表記法

2007年12月12日 | スペイン語




近所のイオンの1階通路に冬物衣料の展示がしてあるのですが、デカデカと"CRISTMAS COLLECTION"と書いてあります。誰か指摘するだろうと1週間ほど放置してみましたが一向に改善されないので記念に撮影しました。





メインの看板だけでなく各マネキンにもこのように表記してあります。これだけ堂々と表記されると「ひょっとしてこれは自分の知らない言語でのクリスマス表記ではないか?」とか「最近はこういう表記をするのでは?」などとだんだん不安になってきます。念のため調べてみましたがそういう可能性は低いようです。

試しに"CRISTMAS"で検索してみるとウジャウジャ出てきました。Christmas表記に慣れているせいか、Cristmas表記をしばらく眺めているだけで胸が痒くなってきます。

ただ、音に主眼を置いて表記するならば"Cr-"表記の方が正しいと言わざるを得ません。そもそも英語の表記自体が変な方法ですもん。

ニュージーランドにホームステイしていた頃「アイアンしようか?」と言われて何を言われているのかサッパリ分からず、ひたすら「アイアン、アイアン」と言われた記憶があります。

ボクの服に「『アイロンがけ』しようか?」という意味で言われていたのですが、ボクは「『鉄』をするってなんだろう?ひょっとしてゴルフのアイアンか?」と思い意味をつかめなかったのです。

アイアンを"iron"などと変な表記をするから意味が分からんのだ!と当時英語の表記法についてかなりムカつきましたが、そのおかげでアイアンの意味は今に至るまではっきり覚えられています。

その点スペイン語は音と表記が一致しているのでこのような混乱はありません。クリスマスなら"crismas"と表記するでしょうし(クリスマスは"Navidad"なのでそんな表記はしませんが)、アイアンなら"aian"と表すでしょう。

しかし上記の"CRISTMAS"の場合、音に現れない"t"音を表記してあるのでいずれにしても誤りですね。さっさと直してほしいものです。

Chocolatissimo

2007年12月08日 | スペイン語




「インターネットに接続できなくなったから来て」と水曜日にオカンからメールがあったので、半年ぶりぐらいに家に帰ってきました。マンションの光ファイバー収用室で何かいじったんだろうと思って試しにパソコンを見てみるとちゃんと接続できています。

どうやらブラウザのプラグインの関係でうまく表示できないサイトを「接続できない」と表現した様子。実家のパソコンはボクが7年前に買ったiMacを未だに使っているのでアップデートもあまりせず、そのため表示できないサイトがちらほらあるようでした。

とりあえず用事が済んだので犬でも撮影してみました。





姉が新婚旅行でスペインに行っていたようで、そのおみやげを受け取りました。ウィスキーボンボンなんですがその名前が笑えます。「Chocolatíssimo」 スペイン語では形容詞・副詞の後に"ísimo"をつけて超ナニナニという意味を表します。(絶対最上級)

このケースでは形容詞でも副詞でもない"chocolate"という名詞に付けてるのと、"íssimo"というなぜかイタリア語の絶対最上級の接尾語がついているのが奇妙なところです。念のため言うと"Made in Spain"と書いてあります。

あえてこれを訳すならば「この上なくチョコレート」になるんでしょうか。

デアゴスティーニの世界遺産DVD

2007年11月23日 | スペイン語




デアゴスティーニの世界遺産DVDコレクションの発行がそろそろ終わりそうです。確か3年前に創刊したはずで当初の予定では50号完結だったのが、延びて延びてただいま84号目。90号で終わるらしいです。

以前はTBSの世界遺産を見ていたのですが、ずいぶん前にナレーターが緒形直人から寺尾聰に代わってから番組が陰気臭くなったように感じてだんだん見なくなったんです。そんなときにデアゴスティーニが世界遺産の分冊をやると知って当時かなりワクテカした記憶があります。

世界遺産DVDコレクションは隔週で発行されるシステムで、1冊につき同じ区域3~4カ所の世界遺産を取り上げています。単価1,490円と他の週刊分冊百科に比べれば高めの価格設定です。





DVDが毎号1枚付いてまして(というよりもこちらがメイン)ジャケット写真もいい感じに仕上がっています。ナレーションの有無をメニューで決められるので、就寝前に映像だけの再生にしてマッタリ鑑賞してから寝るのもオツなもんです。





再生時間は46分。簡潔にまとめてありながらも要所はきちんと押さえてあるので大丈夫です。ハイビジョンでもなんでもありませんが画質はそんなに悪くありません。うちのプラズマテレビでも十分観賞に堪え得るレベルです。これで1,490円なら安いです、買いです。欲しい号だけピンポイントで買えるので無駄な出費もありません。

一応ここはスペイン語学習ブログなので中南米の世界遺産を取り上げてる号数と中身を以下に紹介しておきますね。

02:
マチュピチュ(ペルー)
クスコ(ペルー)
ガラパゴス(エクアドル)

08:
イグアス国立公園(アルゼンチン)

20:
チチェン・イッツァ(メキシコ)
メキシコシティ(メキシコ)
パレンケ(メキシコ)

28:
ハバナ旧市街(キューバ)
サント・ドミンゴ(ドミニカ)
ティカル国立公園(グァテマラ)

34:
ロス・グラシアレス国立公園(アルゼンチン)
キト市街(エクアドル)

39:
ポトシ市街(ボリビア)
ラパ・ヌイ国立公園(チリ)

57:
プエブラ(メキシコ)
ビニャレス渓谷(キューバ)

68:
オアハカとモンテ・アルバン(メキシコ)
コパン(ホンジュラス)

76:
古都スクレ(ボリビア)
カルタヘナ(コロンビア)
カラカスの大学都市(ベネズエラ)
ナスカの地上絵(ペルー)

79:
テオティワカン(メキシコ)

85:(11/27発売)
パナマ歴史地区(パナマ)
アンティグア・グァテマラ(グァテマラ)
ルイス・バラガン邸と仕事場(メキシコ)


ボクはスペインの号は一つも買ってませんが、興味のある人向けにピックアップしておきました。参考程度にどうぞ。

07:
アルハンブラ宮殿(スペイン)
バルセロナ(スペイン)
セゴビア(スペイン)

29:
サンティアゴ・デ・コンポステラ旧市街(スペイン)

41:
アビラ旧市街(スペイン)
コルドバ(スペイン)
イビサ島(スペイン)

62:
アラゴンのムデハル建築(スペイン)

73:
エル・エスコリアル修道院(スペイン)

82:
サンティアゴ・デ・コンポステラ巡礼路(スペイン)
サラマンカ(スペイン)


バックナンバーの購入は主に書店での取り寄せになります。アマゾンでは取り扱っていません。ネット通販ではジェイブックというサイトで購入が可能です。

接続法

2007年11月19日 | スペイン語




直説法が終わり今日から接続法です。英語で言う「仮定法」ってやつですね。「もし私がアルカイダの友達の友達なら、そんなことは言わなかっただろうに」みたいな仮想的ニュアンスを含ませるアレです。今まで習ってきた直説法が事実を述べるのに対し、接続法では話し手の主観が主に語られる事柄のようです。

また活用も新たに覚えねばなりません。しかも中途半端に直説法の活用と似ているので、しばらく格闘の日々が続きそうです。その点英語はcould, would, should, mightなんかの助動詞を使ってちょろまかすだけでしたので非常に楽でした。

・直説法現在
・直説法現在完了
・直説法点過去
・直説法線過去
・直説法過去完了
・直説法未来
・直説法未来完了
・直説法過去未来
・直説法過去未来完了

今までにこれら9個の時制をやりました。それぞれの時制で人称3種類・単数複数の6種類の活用があるので、一つの動詞につき54パターンの活用を知っていることになります。これに接続法の時制が加われば100パターンは確実に超えます。

現在の正直な感想は達成感というか徒労感というか、自分でも何か分からない変な感じです。どうやらボクはとんでもない言語に手を出してしまったようですね。

アステカでスペイン蹂躙

2007年11月10日 | スペイン語




Age of Empires IIを久しぶりにやってみました。このゲームはプレイヤーが十数種類ある文明の中から一つを選んでプレイし、最終的に他の文明を征服すれば勝ちという単純明快なルールのゲームです。

それぞれの文明は固有のユニットが作れたりある分野に秀でていたりと特色を持ちますが、文明間に力の差がありすぎるとゲームにならないのでどれもが同じような設定となっています。

なので斜陽の帝国ビザンティンがトルコをボコボコに叩きのめしたり、半万年属国の朝鮮が宗主国であらせられる支那様に牙をむいたりと、鬱屈したコンプレックスを抱える民族の方にとっては史実に反する遊び方で溜飲を下げることのできるゲームです。

ということでスペイン語専攻のボクはアステカ文明でプレイ。写真の神殿はゲーム中ではなぜか城扱いで、敵が近づくと矢が雨霰と降ってくる軍事施設です。スペインの国土を蹂躙しぺんぺん草も生えない廃墟にしてみました。

こういう破壊行為はゲームの中ですらあまりいい気はしないのにスペインはこれを地で行ったんですな。実に恐ろしや。