つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

秘書とは

2022-03-16 06:32:57 | 日記
サラリーマンが出世して取締役あるいは役付取締役になると秘書がつくことが多い。
むろんおいらはそんな立場についたことはないのだが、秘書の役割についてこんなことを学んだ。
結構深いものがありそうです。

◆「名刺をもってこい」と言われたとき
 上司についてまわって、カバン持ちやお世話をするのが仕事だけではない。
 こんな例があった。
 あるとき、目の前で上司が初対面の相手と話をしていて、「私の名刺を出しなさい」と言った。
 普通はとにかく素早く言われたとおりに、カバンの中から上司の名刺入れを取り出して手渡すことが仕事だ。
 だがそれだけでは、注意深く仕事をしていることにはならないのだそうだ。

 そういう場面ではまず、上司が本当に相手に名刺を渡したいと思っているかどうかを考えるべきらしい。
 そのためには、上司と相手との会話を注意深く聞いて、本当に相手に名刺を渡したいと思っているのか判断が必要なのだ。
 本当はこの相手に名刺を渡したくはないが、会話を終わらせるきっかけとしてそう言っただけかもしれない。
 なので、「申し訳ありません、今、名刺を切らしております」が、正解の場合もあるわけだ。
 その場では、「ばか者、気の利かない奴だな」とお𠮟りを受けるだろう。
 だが上司はすべてわかっている、それが仕事のできる秘書なのだ。

 へぇー 秘書とは単なるサポート役かと思っていました、結構深いんですね。
 

直感と科学

2022-03-15 06:58:27 | 日記
日々の生活の中で選択を迷うことがある。
そんな時はたいてい直感に従うのだが、その直感は実は馬鹿にはできないものらしい。
イスラエルのある大学の研究によれば、人間の直感は90%近い確率で的中することが証明されているとか。
早速もう少し詳しく聞いてみよう。

◆なんとなくこう感じるという直感は、実は根拠ありだという
 直感とかひらめきには、なんの根拠もなさそうだがそうではない。
 実は、このなんとなくは、脳がこれまでの人生でインプットしてきた膨大な経験やデータから、
 無意識のうちに最適解を導き出しているらしい。
 だから直感を定義づけすれば、論理的な思考や意識的な観察を介さず無意識に意思決定や判断が行われることなのだ。

 イイ話なんだけど、なんとなくダマされているような気がする。
 よさげな会合なんだけれど、なんとなく気が進まない。
 このなんとなくが、実は脳が正しい答えを導き出しているのだ。

 だから、勘がいい人というのは、あてずっぽうが良く当たる人ではなくて、
 過去のデータから答えを導き出すのがうまい人というわけだ、
 さらにイスラエルの研究では、この直感は、とくに初対面の相手の第一印象での的中率が高いそうだ。
 親切そうな人だけど、なんとなく裏がありそうだと感じたらそれ以上は近づかないほうがいいらしい。
 だから総じていえば、判断に迷ったときは、最初の2秒で感じたなんとなくの直感に頼るのがいいそうだ。

 →なるほど結構科学的なんですね、この話はおいらの直感で信ずることにします。

温泉No.115

2022-03-14 06:38:39 | 旅行
おいらは、温泉が大好きだ。
そして、この日本には、温泉が3000ほどもあるらしい。
おいらはごく普通のサラリーマンなので、その全てを回ることは恐らく無理だろう。
なので、とりあえず100湯(ひゃくとう)巡りを目標にした。
それはすぐに達成できると思ったが、甘かった。
なぜならば、近場の温泉は日帰りや一泊で行けるのだが、それらをこなした後には、
クルマや新幹線や場合に依っては航空機の利用が必要になるからだ。
その活動は日々進めていますが、時折り報告をしたいと思います。

◆115湯まで来ました
 もう近場の温泉はあらかた達成したと思います。
 100湯は達成できましたので、今度は日本の3000温泉の1割である300湯を目指したいと思います。
 仲間内では、温泉ソムリエを自称していますが、300湯ならばさらに胸を張れるかもしれませんね。

 温泉巡りの参考には、読売旅行・ノジュール・じゃらん・●●ウオーカー等を用いています。
 そして今回は、読売旅行を参考に、入之波(しおのは)温泉です。
 鉄分+炭酸水素系の温泉がかけ流しでドバドバと流されていました。
 析積物というのでしょうか、茶色の温泉成分が湯槽にびっしりと付着しています。
 奈良県吉野の山中です、名古屋からはおよそ190kmです。
 あの桜で有名な吉野の山中で、幹線道路から5kmほど山道を登ります。
 かっては栄えたのでしょうが、今では哀愁さえ漂っています。
 さらに、山菜定食には驚きました、山菜しかおかずがありませんでした。

 〇温泉の写真はありませんが、素晴らしいことだけはお伝えしたいものです
  
 

気づかい

2022-03-13 07:00:27 | 日記
普段あまり意識はしていないのだが、我々日本人は気づかいの民でもあるそうだ。
たしかに、自分よりも他人を慮る人はよく目にし、感心させられることも多い。
そしてそんな気づかいは、日本人特有のものでもあるそうだ。
先人の言葉から、そんな日本人を味わってみた。

◆気づかいとはこういうことなのかな
 武者小路実篤、「他人に要求することを先ず(まず)自分に要求せよ。」
 上に立つ人間は、目下の人に対する気づかいが大事なのだろうなきっと。

 本田宗一郎、「自分の喜びを追求する行為が、他人の幸福への奉仕につながるものでありたい。」
 ホンダの創始者の宗一郎は、自分の夢を果たすために努力したが、それは同時に他人への奉仕でもあったようだ。
 ただ間違いないのは、苦しみながらも自分自身も楽しんでいたことだ。

 中村天風、「感謝に値するものがないのではない。感謝に値するものに気が付かないでいるのだ。」
 広く世の中を見渡しているのか、感じ取っているか、何か重要なことを見逃していないか。

 鈴木正三、「たとえ学問広くしていかほど物を知りたるとも、己を知らずば物知りたるにあらず。」
 自分を知っているか、率直になれているか。机上の空論では人は動かない。

 横山大観、「己が貧しければ、そこに描く富士も貧しい。」
 世の中を、世間を、自分自身を五感で味わっているか。
 自らを律しなければ、日本一の富士は描けるはずもない。
 
 →そんな人たちの後ろに並びたいものです。
 
 

「残心」

2022-03-12 06:53:02 | 日記
「残心」という言葉は武士道からだそうだ。
戦いを終え、勝ちを収めた時の心構えの大切さを意味しているそうだ。
分り易く言えば、戦う前の心構えと、闘う最中の心構えと、戦い終わった時の心構えに、
いささかの違いもあってはならないという戒めらしい。
サラリーマンも、日々戦っているとも言えるので、ちょっと聞きかじってみた。

◆注意すべきは「得意満面」の時
 サラリーマンは、勝っただの負けただのはあまりないが、それでも成功したり失敗したりはあるものだ。
 注意すべきは「得意満面」の時に、心の備えを緩めぬ心がけだ。日常的にも、「残心」の心得が肝要ということだ。
 日常の中で得意になっている時は、大抵の人は有頂天になっている。
 それが、心の備えが緩むことに繋がる。
 心の備えが緩めば、運命や健康の破綻の原因が誘発されるものだ。

 たしかに、海軍参謀としてバルチック艦隊を破った秋山真之もこう言っていたな。
 「勝って兜の緒を締めよ」と。
 それは言葉を変えれば、「終始一貫」の心得なのだろう。
 勝ちを収め、戦い終わった時も、戦いの最中と同様、かりそめにも安易に心を緩めるなかれということなのだろう。
 そしてそれこそが、次なる戦いにもそのままの平常心で臨むことができるのだ。

 →ああ、戦いの場から去らない限り、心を緩めるときはないようです。
  もうおいらの負けでいいです、と言って早く心を緩めたいものだ・・・