水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

肚をくくる

2008年06月27日 | 日々のあれこれ
 けっきょくこの子たちは肚をくくれてなかったんだなと、部を去っていく子を見てて思う。
 いや、決して非難しているのではない。
 私自身、高校のときは部活を最後まで続けることができなかった。
 いま思えば、もう少ししっかり生きててもよかったかなとは思うが、はっきりしなかった自分も愛しい。
 部員達をみていると、勉強との両立は大変だと思うが、しっかりやれている子もいるようで純粋に偉いと思う。
 もちろん、はたから見て両立してるように見える子ほど、自身の心のなかでは全然だめだと思っていることが多いようだ。
 逆に、もう少し勉強もちゃんとやれよと言わねばならない子は、問題を自覚してないという傾向にあるような気もする。
 両方やろうと思ったら大変なのはあたりまえで、やる方を選んだなら、肚をくくってやるしかないのだ。
 人はつい言い訳したくなるけど、それはきっと、いいかっこしたいからだな。
 こんな結果になったらやだなあとか、こんな風に思われたらやだなあとか、考えてしまうから、いろいろ言い訳を予定してしまう。
 おれも肚をくくろう、と突然今日思いました。
コメント
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