札幌時代に習っていた声楽のM先生門下の発表会が先日あり、
10数年ぶりに参加してきました。
場所は札幌コンサートホール〈Kitara〉の小ホール。
声楽とピアノのバリバリのクラシックの中で、一人だけジャズ。
アウェー感半端ない~(笑)
初めての弾き語り。
手が震えて練習でしなかった変なミスも多かったけれど、歌いながら
弾くのは思いのほか楽しくて、ほんの一瞬緊張を忘れました。
とにかくもう、スタインウェイのピアノの弾きやすさといったら!
ピアノソロでは左手がポカッと抜けて「次の音がわからん!」と焦り、
イチかバチかそーっと音を出してみたら、あちゃーハズレ!(笑)
あんなに練習してこれか~っ ガクッときちゃうけど、いや練習の
おかげでなんとか止まらずに弾けたともいえるかな。
今回の大きな収穫は、即興の楽しさを知ったこと。
逆に決まった内容を暗譜で弾くのは、記憶力の衰えとともに難しくて
怖く感じるようになって。暗譜より即興の方がうんと気が楽!
これも老化。。。いや、ジャズ的には進化かも!?
出番が早めに終わったので、その後は客席で他の生徒さんの演奏を楽し
ませてもらいました。クラシック曲の難しさ凄さを実感して尊敬!
同じ頃に声楽を始めたSさん、高校時代からの音楽仲間Aちゃんの歌も
10数年ぶりに聴いて感激でした。たゆまぬ努力と情熱、それぞれ思いの
こもった演奏に胸が熱くなりました。
声をかけてくださったM先生に感謝です。
クラシックの環境の中でジャズを演奏してみて、いろいろ発見があり、
何よりとても楽しかった~! 歌う歓び、奏でる幸せ、感じました。